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アプリでETA申請できればオーストラリア旅行は手頃で簡単!

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2023年6月26日
公開日
2022年9月12日
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オーストラリアでは、出入国関連の新型コロナ関連の規制はすべて撤廃されています。コロナ禍前と違うのは、訪問ビザにあたるETAの申請方法だけ。またケアンズ、ゴールドコーストへは、燃油サーチャージがいらないジェットスター航空も再就航済み。比較的手頃な値段で、旅が楽しめるオーストラリアは、今が行きどきです!

オーストラリアのコロナ感染状況や町の雰囲気

朝のケアンズのエスプラネード沿いの遊歩道

2021年12月、新型コロナワクチン2回摂取率が90%を超えた州からコロナ規制を段階的に撤廃してきたオーストラリア。その後、いくつかの感染増の波を経験し、2022年8月25日現在、オミクロン株BA5などの影響で1日約1万2千人ほどの感染者数が報告されています。

ただ国自体、完全にウィズコロナの生活となっており、シドニーやメルボルンなどの大都市でもマスク姿の人はほとんど見かけません(アジア系の人でマスクをしている人を見かける程度)。ケアンズ、ゴールドコーストのようなリゾート地では、マスクしている人はほぼ日本からの観光客といった感じです。それでも大都市圏では公共交通期間内ではマスク着用が推奨されており、バスや電車内では半数程度はマスクを付けているので、旅行中はマスクを持ち歩き、自身の判断でつけるといいでしょう。

ETA申請は専用アプリから

左:ETAアプリの画面/右:登録するとPDFで送られてくるビザ

コロナ禍前はオーストラリア移民局のETAウェブサイトや、日本の旅行会社、ビザ申請代行会社を通じても取得することができたETAですが、現在はスマートホンの専用アプリ「Australian ETA」からのみ申請が可能。アプリはまだ日本語化されておらず、英語のみとなっています。

途中パスポートの顔写真が写っているページの写真撮影、パスポートのIC情報の読み取り、顔写真撮影などがあります(NFC Type B[近距離無線通信規格B]対応のスマートホンが必要)。またオーストラリアでのコンタクトアドレスを入力する画面がありますが、ここは宿泊予定のホテルの住所、電話番号でOK。申請後24時間以内に登録メールあてに入国ビザがPDFで送られてきます(実際には10~30分くらいで送られてくることが多いようです)。なおETAは取得から1年間有効で、1回の滞在につき3ヵ月まで認められています。

■Austraian ETA
・URL:(iOS) https://apps.apple.com/jp/app/australianeta/id1527982364
・URL:(Andrroid)https://play.google.com/store/apps/details?id=au.gov.homeaffairs.eta&hl=ja&gl=US
・料金: システム料としてA$20。クレジットカード支払いでAMEX、VISA、Masterが利用可能。

オーストラリアへのフライトは次々再開

成田空港のジェットスターのカウンター

コロナ禍以後、日本からオーストラリアへのフライトは、東京(羽田)から日本航空、ANAのシドニー便、日本航空のメルボルン便だけという状況が続いていました。しかし2022年7月から東京(成田)~ケアンズ、東京(成田)~ゴールドコースト、8月から関空~ケアンズのジェットスター便も再開されました。しかもうれしいことにジェットスターは燃油サーチャージ不要で、お得にオーストラリア旅行が可能です。加えて燃油サーチャージ不要で、お得にオーストラリア旅行が可能です。加えてオーストラリアのフラッグキャリアのカンタス航空が、東京(羽田)~シドニー、~ブリスベン、~メルボルン便を再開。フライト本数、ルートとも徐々にコロナ禍前に戻りつつあります。

ワクチン3回接種証明書があれば帰国前PCR検査は不要

シドニーの国際線ターミナルのショップはほとんどオープンしている

日本のみ地際対策が見直され、新型コロナワクチン3回接種証明書があれば、オーストラリア出国前72時間以内のPCR検査が不要になります。ワクチン3回接種証明書がない場合のみ、帰国前PCR検査を受ける必要があります。オーストラリアの場合、シドニー、メルボルン、ゴールドコースト各空港に検査後90分~120分で日本政府指定書式で結果が通知されるPCR検査センターがあり、ケアンズ市内にも24時間以内に日本政府指定書式対応PCR検査対応医療機関が数多くあります。

〈ファストトラック利用で入国手続きをスムーズに〉
入国前に専用アプリ「MySOS」をスマートホンにインストールし、搭乗便到着予定日時の6時間前までに事前登録(検疫手続き)を行うと、入国手続きが簡略化されます。対象となる空港は成田、羽田、関空、中部、福岡の5つの国際空港となります。
※MySOSのウェブ版も利用可能ですが、到着空港で登録済みQRコードを見せるため、スマートホンアプリ利用がおすすめです。

ファストトラックについて:厚生労働省HP
・URL: https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

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TEXT: 『地球の歩き方 ガイドブック Ⅽ11 オーストラリア 2023年~2024年版』編集担当 伊藤 伸平
PHOTO: 伊藤 伸平

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記を参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

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