円安でもリーズナブルにロスアンゼルスを楽しむコツ！

2023年3月7日に発売された『地球の歩き方 ロスアンゼルス』。約3年ぶりの改訂本では、ロスアンゼルスの最新情報はもちろんのこと、物価高＆円安でも楽しめるコツを紹介しています。ここでは、お得なtipsや最新情報を取材時の情報とともにお届け！

LA周辺には多くの慈善家が住んでいることから、入館料を取らない美術館や博物館が点在しています。なかでもダウンタウンにある美術館のブロードは、アメリカを中心とした現代美術の作品を数多く展示。特に、村上隆や草間彌生の作品は必見です。さらに、ロスアンゼルスダウンタウンからバスを乗り継いで行けるハマー美術館やゲッティセンターには、ゴッホやモネ、レンブラント、ドガなど、なじみのある作家の作品を多数収蔵。また、日本人宇宙飛行士も搭乗したスペースシャトル・エンデバーがカリフォルニア・サイエンス・センターで一般公開されています。

ショッピングモールにあるフードコートを利用したり、スーパーマーケットのデリカテッセンのコーナーで総菜をテイクアウトしたりすれば、チップ代をセーブできてお得。ショッピングモールのフィグ・アット・セブンスやウエストフィールド・センチュリーシティには、ファストフード店が集まるフードコートもあります。また、ダウンタウにあるグランド・セントラル・マーケットは、中国料理店やアメリカ料理店などが30ほど集まり一日中にぎわっています。

おしゃれでかわいいがあふれているLAでは、思わず写真を撮りたくなるスポットが点在しています。2012年からLAで始まったAngel Wing（天使の羽）のウオールアートをはじめ、本を使った展示が映える書店やブランドショップのピンク色の壁、有名グラフィティアーティストの壁画などを巡るだけでもテンションがあがり楽しくなります。

高級デパートのサックス・フィフス・アベニューやノードストロームのアウトレット（サックス・オフ・フィフスやノードストローム・ラック）もあるLA。Michael KorsやCalvin Klein、Prada、Jimmy Chooなどの有名ハイエンドブランドのアイテムを25〜75%引きでお安く購入できます。ブランド品の掘り出し物を探しましょう。

メルローズアベニュー周辺には、古着屋やビンテージショップが集まっています。なかでもジェットラグは、日本の古着バイヤーも注目する店。ところ狭しとジャケットやTシャツ、スカートなどが並んでいます。ここで注目なのが毎週日曜に開催されている1ドルセール。朝の開店にあわせて駐車場には古着が山積みされ、多くの人がお値打ち品を探しています。

コロナ禍の2021年9月にオープンしたアカデミー映画博物館。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが中心となって、映画製作に特化した博物館を設立しました。ハリウッド映画で実際に使用された衣装や小道具、撮影機材が展示され、アカデミー賞の歴史や映画撮影の技術などを知ることができます。

2023年2月、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのロウアーロットに新エリアの「スーパー・ニンテンドー・ ワールド™SUPER NINTENDO WORLD™」がオープン。任天堂ゲーム「マリオカートシリーズ」の世界をテーマにしたライド「マリオカート~クッパの挑戦状~™Mario Kart™: Bowser’s Challenge」 が登場しました。

最旬スポットから王道観光地まで、お楽しみ満載のロスアンゼルスを、誰よりもお得に、安心して楽しめるよう徹底取材。ロスアンゼルスの雑学、物価高を乗り切る安上りグルメ、いざというときのトラブル対策までたっぷり盛り込み、パワーアップした内容でお届けします！

※当記事は、2023年3 月20日現在のものです

TEXT： 『地球の歩き方B03 ロスアンゼルス』編集担当 菊池俊哉

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