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シカゴにも四季はあるが、日本に比べると春と秋が短く、冬は寒さが厳しく長い。降雪もあり、気温がマイナス20℃を下回る日も。風が吹くときは体感温度が実際の温度より低く感じられる。夏から初秋にかけては気候も安定しており、イベントもめじろ押しで旅行に最適だ。なお、1日の気候のへかが著しく、気温差も激しため、季節にかかわらず服装には注意を。
シカゴはケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候に属し、夏は暑いが湿度は比較的低く、冬は厳しい寒さとなる。春と秋は日本に比べて短いが、四季も以外にはっきりしている。風が強いため、「Windy City(風の町)」のニックネームをもつ。
シカゴの気候は、年間を通して天気は1日のうちでも何度も急変する。仮に雨が降ったとしても、数時間後にはやんでいる。
冬は、風が強いので体感温度は気温より低くなる。年に数回は華氏0度(摂氏-18度)を下回り、豪雪に見舞われることもあるが、寒さに強い町はしっかり機能している。病気に関しては、風邪をこじらせた肺炎より、冷たい空気で直接肺がやられることもあるので、マフラーで鼻と口を覆い、屋外では大きく息をしないことが大切。
アメリカでは気温や体温を摂氏(℃)ではなく華氏(°F)で表示するのが一般的。32°Fは0℃と覚えておくとよい。
摂氏(℃) | -17.7 | -20 | -10 | 10 | 0 | 20 | 30 | 37.7 | 40 | 100 |
華氏(°F) | 0 | -4 | 14 | 50 | 32 | 68 | 86 | 100 | 104 | 212 |
換算は小数点第2位で切り捨てています
3月になると日中の気温が0℃を超える日が多くなる。4月の中頃には木々がいっせいに芽吹き始め、市民もいっせいに外に出る。寒暖の差が激しいので、冬と初夏に対応できる、ジャケット、重ね着などの服装の用意が必要。
6月上旬ごろのブルースフェスティバルを皮切りに、シカゴはすっかり夏となる。観光シーズンで、町全体がとてもにぎやかだ。6月と9月は羽織るものが必要。夜の屋外でのスポーツ観戦は、ジャケットやブルゾンも欲しい。
9月も半ばを過ぎると木々が黄色に染まり始め、10月くらいまでが紅葉の季節。旅行に適したシーズンは初秋! 寒さの訪れる一歩手前のこの季節が、天気も安定している。ただし、コンベンションの開催も多い。10月は東京の12月くらいの服装で。
12月以降は町の空気が澄んでいて景色が美しいが、厳寒になることも。1月以降の服装は最大限の防寒対策を。日によっては肌を出さないようにしたい。なお、シカゴはどんなに寒くても、交通機関などはしっかり動いているが、慣れない旅行者はこの季節の移動はタクシーがベスト。