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メキシコは北半球にあるので、暑い時期、寒い時期とも日本と同じ。5~10月が雨季となり、11~4月が乾季となる。雨季は昼間に晴れていても夕方に雷雨に遭うというのが一般的だが、低気圧の停滞によって雨が降り続くこともある。また年によってハリケーンが襲来し、カリブ海側やメキシコ湾岸に被害が出るケースもある。
メキシコ・シティなどの高地や、ロスカボスなど砂漠に囲まれたエリアは、昼と夜の寒暖差が激しいので注意。
メキシコの海岸沿いエリアは通年で気温が高く(平均気温で23~27℃)、特に夏季の日差しは厳しい。それに対して、中央高原にはメキシコ・シティなど高度2000mを超える所も多く、冬にはかなり冷え込む。さらに高原部では、1日の寒暖差も激しく、日中はTシャツでOKでも、夜にはジャケットが必要になる日もある。
広く多様な国土をもつメキシコ旅行で、一概に服装を述べることは難しい。年間気候表を見て、自分が旅するエリアを考慮して服装を決めよう。全部揃えて持って歩くと重くなるので、重ね着ができるように工夫しておくといい。
階級社会が根付いているので、上流階級用の施設を使うときには、男性ならスーツ&タイといった、それなりの恰好をしていかなくてはならない。リゾートホテルの高級レストランなどでは、男性はポロなど襟付きのシャツとロングパンツ、女性はサマードレスなどが望ましい。
●メキシコ・シティ
中央高原部では、夏季でもトレーナーやジャケットを用意。日中はTシャツ1枚でも過ごせるが、夜は冷え込む。またバスで長距離移動する予定なら、車内の防寒用に厚手の衣服が必要。
冬季は防寒着が必要となる。ダウンジャケットやコートなどを用意したい。
●カンクン、ロスカボス
各地のビーチエリアでは、通年で短パンとTシャツの軽装でOK。冬季でも長袖シャツがあればほとんど問題ない。ただし高級ホテルでのダイニングには、男性なら襟付きシャツとズボン、女性ならワンピースなどを着用したい。サンダル履きだと入店できないクラブもある。