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スマートで楽しいタイ旅行は飛行機選びから! タイベトジェットのここがスゴイ5選
2023.7.27
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航空券0円のメガセールを行うなど、格安で話題のLCC航空会社タイ・ベトジェット。今年2月には大阪~チェンマイへの直行便が就航するなどタイへのアクセスを年々増やしています。そして5月からはLCCでは珍しい、経由地で再入国が不要になる新乗り継ぎサービス「Sky ConX」を開始。今回はそのサービスを利用して福岡発バンコク経由で、タイでも人気の観光地プーケットへ行ってきました! 実際に出国からバンコク乗り継ぎの流れ、さらには乗り継ぎでの待ち時間を快適に過ごせるラウンジの紹介も合わせて、プーケット到着までをレポートします!
目次
タイ・ベトジェットは、2015年に運航を開始した比較的新しい航空会社です。「2020年最も成長が著しい低コスト航空会社・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなどここ数年で続々と新路線を増やしており、2023年11月現在、日本からタイへの路線は大阪(関空)と福岡のみですが、2024年以降に航空機を追加導入し、東京や名古屋、広島などの都市へも乗り入れを検討するなど、今後の新路線にも注目が集まっています。
今回利用した福岡-バンコク経由ープーケット線は毎日運航しています。関西以北居住者にとっては関係ない話……と除するなかれ。航空運賃の安さも強みのタイ・ベトジェットは、プーケットまで往復2万円台からと格安なので、仮に東京から福岡までを国内線LCC航空を利用して往復2万円だとしたら、計5万円以内でプーケットへ行けちゃうのです! さらには復路福岡着は早朝の7:55なので、東京へ帰るフライトを夕方以降にすれば、福岡空港から博多駅までは地下鉄で5分、ほぼ1日博多観光もできます。これは福岡発もおおいに検討の余地ありですよね。
今春開始した新乗り継ぎサービス「Sky ConX」は、経由地のバンコク・スワンナプーム国際空港で入国審査や荷物をピックアップすることなく、目的地であるプーケットで受け取ることができるサービスです。「ん? 普通じゃない?」と思いますが、従来のキャリア航空会社では当たり前のサービスでも、価格を重視したLCC航空会社では通常、経由地で一度入国審査を受け荷物をピックアップしたあと、再度チェックインという流れが主流です。そのため通常よりも乗り継ぎ時間を長く取る必要があり、手荷物検査やチェックインでの長い列に並んだりと、かなり時間と労力を要します。「Sky ConX」はそれをスルーして低価格のまま便利で簡単な乗り継ぎが可能になっています。また万一バンコク到着が遅れ、乗継便に間に合わなかった場合には、無償で振替便の手配をしてくれるのも安心です。
《ポイント》
《利用方法》
チケット予約ページで、適応路線の福岡ープーケット(他チェンマイ、クラビ等)のチケットを購入すると自動的に適応されます。
まずは福岡空港ベトジェットカウンターで、最終目的地プーケットまでチェックイン。
チェックイン時に搭乗券と一緒に「C.I.Q.」と書かれたシールを受け取ります。これは「Sky ConX」利用者であることを係員に知らせるためのもので、胸元など見えるところに貼って搭乗します。プーケット到着までなくさないように気をつけましょう。
約5時間半のフライトを経てバンコクスワンナプーム空港に到着。到着後は「Transfers Desk」の案内にそって進み、乗り継ぎ専用のチェックインカウンターへ向かいます。福岡でプーケットまでのチェックインは済んでいるので、ここでは搭乗ゲートや座席が書かれた搭乗券を受け取るのみ。列にも並ぶことなく簡単に乗り継ぎ手続き完了。
あとは搭乗時間までに搭乗ゲートに向かうのですが、バンコクスワンナプーム空港の敷地面積は成田空港の3倍もある相当な広さなので、移動時間の確認は必須です。案内表示に各ゲートまでの移動時間が書かれているので、それを目安にし、時間に余裕があってもなるべく搭乗ゲート近くの土産店やカフェなどで時間をつぶすことをおすすめします。
約1時間半のフライトで無事プーケットに到着! 入国審査~荷物の受け取りまでとてもスムーズでした。
今回バンコクでの乗り継ぎ時間は多少の遅延もあり2時間弱でしたが、ラウンジで軽食を取るほど余裕がありました。上記の通り、広い空港内の移動は相当な時間と労力が必要なのですが、乗り継ぎサービス「Sky ConX」を利用することにより、時短かつ快適にプーケットに到着することができました。
フライトの待ち時間を快適に過ごすことができる空港ラウンジ。カード会員が利用できるカードラウンジや航空会社ラウンジなどいくつか種類がありますが、今回はタイ・ベトジェット搭乗者が無料もしくは有料で利用できるラウンジを紹介します!
タイ・ベトジェットの3つの座席クラスのうち、「Skyboss」は無償(予約不要)で、「Deluxe」「Eco」でもバンコク空港ラウンジは追加料金で利用可能です(要予約)。詳しくはこちら。
当日チェックイン時に搭乗チケットと共にラウンジ使用パスを受け取り、両方をラウンジ入口カウンターで提示するとことで入室できます。
Skyboss | Deluxe/Eco(バンコク空港ラウンジのみ) | |
使用料 | 不要 | 航空券予約時にラウンジパスを追加購入(国内線890バーツ~、国際線1200バーツ~) |
事前予約 | 不要 | 出発の24時間前までにHPまたはコールセンター (+66)-2-089-1909 へ予約 |
福岡国際空港内にはいくつかラウンジがありますが、ベトジェットSkyboss搭乗者が利用できるラウンジは、保安検査場を出て左手にある「ラウンジ福岡」です。入口に契約航空会社の案内があるので確認してから入室しましょう。
オフィスの応接室のような雰囲気でとても清潔感があり、仕切りもあって周りを気にせずくつろいだり仕事をすることができます。ドリンクコーナーにはカフェ、ソフトドリンク、アルコール類、軽食はパンやフルーツ、スイーツのほか、カレー、焼きそばなど温かい食事の用意もあり、フライト前の小腹を満たすのに十分なラインナップです。
バンコクスワンナプーム空港でタイ・ベトジェット搭乗者が利用できる「コーラルラウンジ」は空港内にいくつかありますが、今回は国内線と国際線出発ゲートD1のラウンジを紹介します。
国内線出発ゲートにあるラウンジは、福岡からバンコク到着後、国内線へ乗り継ぐ際に利用できるラウンジです。
ガラス張りの吹き抜けが気持ちのいい、まるでテラスカフェのような雰囲気。ドリンク類の充実はもちろんのこと、フードコーナーにはトムヤムクンやカレー、シーフードやチキンなどのタイ料理が並びます。バンコク到着後にすぐタイ料理が楽しめるなんて気分も上がります!
国際線出発ゲートD1にあるラウンジは、プーケットからの帰国便でバンコクで乗り継ぐ際に利用できます。
こちらはビジネスクラスラウンジというだけあって、個室や豊富な食事や飲み物のラインナップ、別途料金が必要ですがマッサージ、シャワー、仮眠室があり格段にサービスが充実しています。
現在タイ・ベトジェットが毎日運航しているバンコクー福岡便の出発時間は0:30と深夜になり、プーケット出発時間にもよりますが、乗り継ぎ時間が4~6時間になることも。遊び疲れた体で手にはお土産の袋を持っての移動、空港内はどこも混雑……そんなときにソファーでゆったりと、好きなだけ食事と飲み物を楽しみながら過ごせるラウンジは快適そのもの。追加料金を払っても利用価値ありです。
今回利用した乗り継ぎサービス「Sky ConX」により、キャリア航空とほとんど利便性に差がなくなり、移動時間を快適に過ごすことができました。加えてLCCならではの多彩なオプションをカスタマイズして、「帰国便は寝て過ごすから機内食はなし、その分ラウンジを利用して待ち時間をリッチに快適に」など、自分好みにアレンジすれば、移動時間の楽しみも増えます。ぜひタイ・ベトジェットでお得に便利に快適に、プーケットの旅を楽しんでください!