NY在住特派員が食べ歩いて厳選!おいしいスイーツ&スナックの店5選
2024.1.22
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ニューヨーク旅行でステーキを食べたい!と思ったものの、ステーキは種類が色々あるので何を頼んだらいいか迷う場合もあるかもしれません。訪れる前に、部位や付け合わせについて簡単におさらいしておきましょう。
Tボーンステーキやポーターハウスは、多くのステーキハウスの看板料理として提供している人気メニューで、ニューヨークを訪れたらぜひ味わってほしいステーキです。ただ、これらふたつのメニューについてはあまり聞きなれないという方もいるかもしれません。
はじめてのレストランでメニュー選びに迷った時は、店名や「私たちの(Our)」とメニュー名についている看板メニューを選びましょう。自信を持って店名を冠している、その店を代表する料理です。
もちろん、ウェイターに聞くのもいいでしょう。その日に一番おいしいものを教えてくれます。
日本の一般的なステーキと違い、アメリカでステーキを注文すると「ステーキ肉」のみの提供となり、サラダなどは含まれません。付け合わせの野菜などは、別に頼むのが一般的。数多くのサイドメニューから好みのものを選ぶのもステーキハウスでの楽しみのひとつなのです。アメリカのイメージそのままに、がっつりな量が提供されるので、日本人にとっては1皿で2人前くらいの量と考えてよいでしょう。
ほうれん草のクリーム和えである「クリームドスピナッチ」はステーキの付け合わせとして定番。ステーキのソースとともに味わえるじゃがいも系もおすすめ。筆者は「マッシュドポテト」が好きです。
野菜は茹でて欲しければスチーム(Steamed)、炒めて欲しければソテー(Sautéed)と注文しましょう。サラダは量がかなり多いので、2〜3人ならひとつで十分です。
胃袋の大きさに自信がある方は、お腹がはち切れるまでおいしいものを堪能しましょう。
ステーキハウスによくあるメニュー「自家製のベーコン」は厚みがありジューシーで満足感が高いですよ。蟹肉をほぐして丸めて焼いた「クラブケーキ」や、生牡蠣もおいしいです。
ゴージャスな「シーフードプラッター(ロブスターや海老、牡蠣など魚介の盛り合わせ)」を頼めば、気分も盛り上がります。ロブスタービスクやクラムチャウダー、フレンチオニオンスープのスープ類も人気がありますよ。
ステーキハウスはデザートのレベルが高いので、デザートは別腹でオーダーを忘れずに。チーズケーキやチョコレートケーキは、ほぼハズレなし。筆者が忘れられないほどおいしいと思ったチーズケーキは、先ほどもご紹介したピーター・ルーガーのチーズケーキ(筆者が食べた当時は、ブロンクスのケーキ屋「S&S Cheesecake」から仕入れているようでした)です。何が一番おいしいか、おすすめをウェイターに聞きましょう。きっと満足のいく締めくくりになります。
食べきれなければ、会計時に持ち帰りをお願いすることが可能です。”To go, Please(トゥゴー、プリーズ)”でOK。アメリカで持ち帰りは一般的です。
筆者はピーター・ルーガーで食べきれなかったステーキを持って帰りましたが、翌日薄く切って食べると、上質のローストビーフになりおいしかったです。
この記事で、ニューヨークのステーキハウスでの基本がわかってもらえたのではと思います。ドレスコードについては、カジュアルスタイルの旅行客も多いですが、ごちそうを食べに行く特別な機会です。男性はジャケット、女性はワンピースなどを着用して、店とステーキに敬意を払うと同時に、気分をあげてみてはいかがでしょうか。胸元やウエストはある程度余裕があるものを着用すると、気兼ねなくお腹いっぱい食べられると思います。ステーキハウスは元々男性の社交クラブから発生したものなので、地元住民はドレスアップしていることが多いです。
支払いについては、現金のみのピーター・ルーガー以外はクレジットカードでの支払いが好まれます。予算の目安は注文内容やドリンク数にもよりますが、ディナーはひとり200ドル程度と考えるとよいでしょう。
ニューヨーク旅行にいらしたら、ぜひステーキハウスに足を運んでみてくださいね。忘れられない思い出ができると思いますよ。ニューヨークでお待ちしています!
TEXT:ニューヨーク特派員 青山 沙羅
PHOTO:Hideyuki Tatebayashi & Sara Aoyama & istock
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監修:地球の歩き方
掲載情報は2024年6月時点の情報です。価格や商品構成などは変更になる場合がありますので、事前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
2024年6月現在、1ドル:約158円です。