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バリ島は乾期(5~10月)がベストシーズン!見どころや名物グルメを紹介

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2024年7月5日
公開日
2024年7月5日
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東京から約7時間30分のフライトで到着するバリ島は美しいビーチや緑豊かな森林、地球の鼓動を感じる3000m級の火山がある世界屈指のリゾートアイランドです。宗教的な遺跡も多く、独特のエスニックな雰囲気のんびりとした南国特有の空気感がクセになりリピーターになる旅行者も多く、世界中から観光客が訪れます。本記事では、バリの見どころと滞在中に注意すべき点をまとめました。

バリ島を5つのエリアに分けて紹介

東京都の2.6倍ほどの広さのバリ島はエリアによって雰囲気がガラリと変わり、楽しめるアクティビティも異なります。

バリ島南部

©︎iStock クタビーチの様子

観光客に定番なのはバリ島の玄関口「グラライ国際空港(Ngurah Rai International Airport))」があるバリ島南部エリアです。ここでは魅力的なビーチがいくつもあり、洗練されたダイニングやブティックが数多く立ち並びます。2023年3月にはバリ最大級のショッピングモール「リビング・ワールド」がオープンし地元の人も多く訪れるスポットとして大人気です。

ナイトスポットが充実している海沿いのクタやレギャン、スミニャックは日没後も大変にぎわっています。お酒や音楽が好きな方はもちろん、寝る間も惜しんでバリ島を満喫したい! という方はぜひ訪れてみましょう。

世界中から観光客が訪れるバリ島南部エリアでは幅広い価格帯の宿泊施設があり、各客室にプライベートプールが付くようなヴィラも意外とお手頃な価格で宿泊できます。

バリ島中部

©︎iStock 日本人にとってどこか懐かしい風景が広がるウブド

バリ島中部にあるウブド周辺は、ビーチ周辺に比べると気温も低く素朴な農村地帯が広がります。最近では個性派ヴィラのオープンラッシュに沸いていて、自然の景観を生かした施設がたくさんあります。一面に広がる田園風景を眺められるプライベートプールやテラス席でのんびり過ごす休日はまさに非日常のひとときです。

さらに「芸能の村」とよばれているウブドでは王宮や寺院など毎晩あちこちで伝統芸能の定期公演が行われています。踊りや音楽だけではなく火を使うパフォーマンスもありその壮大で神秘的な雰囲気は見る者をくぎ付けにします。

バリ島東部

©︎iStock スマラプラ王朝時代に王族の休息所として利用された「バレ・カンバン」

王朝時代に栄えたバリ東部には王宮跡やバリ寺院など王国時代の情緒が残るエリアとして有名です。300年以上の歴史があるスマラプラの中心部にはパリ東部で最も重要な文化遺産とされるクルタ・ゴサ(スマラプラ王宮跡)があり、1940年代に復元された建物内では神話や、道徳的、宗教的な考えをモチーフにした見事な天井画を見ることができます。

バリ有数のダイビングスポットとして有名なパダンバイや手つかずの自然が残るレンボガン島もバリ島東部に位置し、南部と比較すると全体的にとても落ち着いてた雰囲気です。

バリ島北部

©︎iStock バトゥール山とバトゥール湖

バリ島北部を旅行する際に訪れてほしいのが「地球の第1のチャクラ」と称される活火山のバトゥール山と、過去のバトゥール山の大噴火で形成された風光明媚なカルデラ湖、バトゥール湖です。バトゥール湖は2012年に世界文化遺産に登録され、外輪山からの景色やバトゥール山へのトレッキングを目当てに多くの観光客が訪れます。

バリ島北部は起伏に富んだ高原が広がり、平地よりも幾分涼しく過ごせるのも人気のポイントです。朝夕の気温差が大きいので羽織れるものがあると安心です。

バリ島西部

©︎iStock エメラルドグリーンの海に囲まれたムンジャガン島

インドネシア国内の10の国立公園のうち、バリ島にある国立公園は「バリ西部国立公園」だけです。公園内のほとんどが山々の裾野に広がるうっそうとした熱帯雨林で、固有種をはじめ200種以上の鳥類や哺乳類が生息しています。
国立公園内はトレッキングを楽しむことができますが、ガイドの同行が義務付けられているのでツアーます。

さらに国立公園内にある無人島のムンジャガン島にも行くことができ、ここには野生のシカが多く生息しています。島のあちこちに真っ白なビーチがあり、美しいサンゴ礁はシュノーケリングでの海中散歩にぴったりです。船着き場周辺では道具のレンタルを行っています。

甘い?辛い?バリの定番グルメ

バビグリン(BabiGuling)

©︎iStock

お祭りの際にバリの各家庭でごちそうとして作られるバビグリンは、子豚のお腹のなかに数種類のスパイスを入れ、表面にオイルを塗ってじっくりと丸焼きにした料理です。お皿にご飯やほかのおかずと一緒に盛られて提供されます。パリパリの皮とジューシーなお肉がクセになる一品で、現地ではレストランや食堂で気軽に食べることができます。

イカン・バカール(IkanBakar)

©︎iStock

周囲を海に囲まれたバリ島では昔から食べられている、新鮮な魚を炭火でシンプルに焼き上げた料理です。お酒に合うような濃い目の下味が付いていて、ソースを付けて食べます。定番はサンバルソースですが、店によって味付けやソース、魚の種類が違ったりするので、お気に入りの味を見つけるのも楽しいかもしれません。

べべ・ベトゥトゥ(BebekBetutu)

©︎iStock

アヒルの肉(べべ)にレモングラスを詰め込み、バナナの葉で包み込んで焼き上げるバリの名物料理です。

バリ島旅行で注意すること

バリ島の治安は、ほかの国々と比べて決して悪くはありませんが、旅行者の増加に伴い観光地ではトラブルが増加しています。ほとんどが基本的な注意を怠らなければ防げることなので、今一度基本を見直し、トラブルを回避しましょう。

盗難・置き引き

ビーチやプールなどで荷物を置いたまま泳ぎに出たりしてものが無くなるケースが多く報告されています。目の届かないところに荷物を置いておけば海外では無くなって当然です。ビーチやプールサイドには貴重品をもっていかない、複数人で出掛けて誰か一人が必ず荷物番をするといった基本動作を徹底しましょう。ホテルの客室内にある金庫からも貴重品が盗まれるということがあるので、金庫を信じ込み過ぎず常に自分で管理するなど工夫が必要です。

痴漢・強姦

夜道や人通りの少ない道を女性ひとりで歩くと痴漢や強姦のターゲットとなります。リゾート地ということもあり、気分が開放的になりがちですが、自分自身の危機管理はしっかりしましょう。また特にクタやレギャン界隈では日中でも軽くおしりを触られるという事案が発生していますが、今後続く旅行者の為にも毅然とした態度で怒るようにしましょう。

交通事故

普段日本で車を運転しているとバリの車の運転の荒さに驚きます。狭く路面の悪い道でもかなりのスピードで飛ばし、急な車線変更は日常茶飯事です。車間距離をとらず少しでも隙があれば追い越そうとしてきます。日本のように歩行者優先の考えではないためレンタカーやレンタルバイクを利用する場合はもちろん、道の横断をする際も細心の注意を払うようにしましょう。

海外旅行保険への加入が安心

©︎iStock

慣れない土地や環境下でのトラブルは心細く、焦ってしまいがちです。
出発前に海外旅行保険に加入しておけば、万が一の際もサポート体制が整っているので安心。海外旅行のお守りとして加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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