大人女子のための韓国・ソウルの歩き方!「ザ・現代ソウル」のカフェ巡り
2024.2.2
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今回の舞台は、活気あふれる韓国・ソウル。グルメに美容、ファッションと無条件に心が躍る「楽しい」が詰まった街。短い旅程でも満喫できてしまう手軽さも手伝って、時おり訪れる大好きな場所のひとつです。この秋も、仕事の合間をぬって韓国へ。話題のショップやカフェ、レストランが集まる、大人も楽しめるエリア、江南(カンナム)を拠点に街歩きしてきました。
王道から地元の小さなカフェまで、たくさんのスポットに立ち寄りましたが、今回はそのなかでも! よさを実感した「初めてなら必ず押さえておきたい人気店」や、「今注目のスポット」を皆さまにお届けしたいと思います。
外国でのカフェ巡りが趣味になりつつある私。なぜ好きなのか?と聞かれれば、その答えは「その国の特徴や流行が反映されていて、ひとりでも気軽に楽しめるから。」
スケジュールに余裕を持って目的のカフェへと向かいつつ、その周辺ものんびり散策するのが近頃の気分。途中、思いがけない発見にプチ冒険心をくすぐられることも! その道のりもまるっと楽しみながら、カフェ巡りを楽しんでいます。
カロスキルの通りから、住宅街へ少し入ったところにあるこちら。落ち着いた雰囲気のなかで本格コーヒーが味わえるスポットです。お店の入れ替わりも激しいソウルで 2014年に1号店がオープンして以来、安定した評判を誇る人気店。コーヒー文化が古くから根付いているオーストラリア・シドニーのカフェから着想を得たとのオーナーの言葉通り、こだわりのコーヒーが楽しめる、居心地のいいお店です。
私は、バニラビーンラテやカプチーノをよく飲みますが、使用するコーヒー豆を選べるので、味わいの違いを楽しむことも。スタッフの方が豆の特徴をていねいに説明してくれるので、その日の気分に合わせて好みのものをチョイスできますよ。 コーヒーと一緒に楽しむのはスコーン。バターとシナモンの2種類あり、 生地が何層にもなっていてサクッと軽い食感。10:00オープンなので、まったり遅めのブランチに訪れるのもありです。
アイウェアブランド「ジェントルモンスター」が手がけるアートカフェ 。オープン以来、そのアーティスティックな世界観であっという間に人気を博した話題のお店です。
新沙店は、クロワッサンをコンセプトにした3号店。早速行ってみると、オープン時間前から行列が。店内に入ると遊び心満載の空間に、目が忙しい(笑)。キョロキョロしてしまいます。2階に上がると、華やかなイートインスペースが。やっぱりNUDAKE! 見た目も味もユニークです。ここで試すべきは、シグニチャーメニューの「オニワッサン」。海苔が巻かれたおにぎり風クロワッサンで、味は明太子に、レモンバジル、キムチの3種類。形が斬新! ほんのり甘いクロワッサン生地と具材の塩味が口の中で広がる。甘党の方なら、「PEAK」も見た目のインパクトありです。目新しさ満点のメニューを、 現代アートのミュージアムさながらの空間で楽しめる最旬スポットはこちらで決まり。
以前、汝矣島にあるデパート「ザ・現代ソウル」の回でもチラリとご紹介した、韓国のコー ヒー好きも通う人気カフェ。今回は、多くのブランドがフラッグシップショップを出展する大人女子に人気のエリア、島山にある店舗へ。
ウッド調で優しい雰囲気の店内は、居心地もGOOD。クリーミーなミルクとコーヒーのコクを感じるシグニチャーの「カメルコーヒー」「カメルラテ」 は、初めてなら必ずオーダーして欲しいドリンクですが、この日狙っていたのは通称CCCと呼ばれるオリジナルのパン、「カメル・クラッシック・クリーム」。ころんとした形と、絵に描いたようなきれいなストライプが、まるでおもちゃのような愛らしさなのです。中には、なんだか懐かしいミルク感が強めのこっくりしたクリームが入っていて、毎回食べたくなるおいしさ。
テイクアウト用のパッケージもかわいいので、買ったあと島山公園で食べるのもすてきです。パンのバター感が強過ぎないのでぺろっと食べられますよ。
スワロフスキー路面店の3階がカフェスペースになっているのをご存知でしょうか? 建物内1、2階はスワロフスキーの商品や展示が並ぶショップエリアですが、その煌びやかなアイテムを横目に階段を上がっていくと、一面ピンクのカフェ空間が。意外に穴場なようで、私が訪れた日はすぐに席に着くことができました。
カフェメニューの注目は、スワロフスキーのアイコンであるスワンアートがのった「スワンラテ」や、夕焼けさながらの色合いが美しい「ジェルエイド」。それから、ジュエリーに見立てたゼリーが散りばめられたひんやり冷たい「グラニタ」 など、一つひとつが眺めているだけでもテンションがアップするキラキラ系ドリンク。ほかのカフェとはまたひと味違った世界観に浸れるコンセプトカフェは、知っているとちょっと差がつくスポットです。
言わずと知れた行列必至のベーグル店といえばこちら。煉瓦造りの外装がかわいくて、待ち時間 からワクワクが募る大人気店です。事前に”CatchTable”というアプリをスマホに入れておき、到着したら入店予約を。順番が近づいてきたらスマホにお知らせが来るシステムなので、待ち時間がかかる際は、その間に周辺を散歩できますよ。
いよいよ入店すると、1階には色とりどりのベーグルがずらり。具材がたっぷりとサンドされた食事系のベーグルや、別売りのクリームチーズをつけて食べるシンプルなものまでさまざま。艶やかな生地が、見るからにおいしそう。
今回は、青ネギとクリームチーズをサンドした「スプリングオニオンプレッツェルベーグル」に、滑らかなポテトたっぷりの「ベーコンポテトサンドイッチ」、シンプル系は「シナモンピーカン」 「レッドビーンライス」「スイートパンプキンチーズ」を。こちらのベーグルは、生地がとにかくもっちり! しかも歯切れがよくて美味! 2階のイートインスペースも雰囲気がいいですよ。江南在住の女子にも、「ここはやっぱり行って欲しい」と言われたお店。行く価値大です。
今回は、カフェ激戦区のソウル・江南で、「わざわざ行きたいおすすめ店」をご紹介しました。
最後に余談ですが、日本はもちろん、世界中に展開しているアイスクリームチェーン店「サーティーワン・アイスクリーム」。こちらの韓国ならではのメニューもおもしろいですよ。海外では「バスキン・ロビンス」、そして韓国では通称「ベラ」と呼ばれて親しまれていて、日本にはないメニューやフレーバーに出合えます。韓国を訪れたらこちらもぜひチェックしてみてくださいね!
通いたくなる「とっておき」が見つかる、カフェ巡りにぴったりな街。お気に入りを探しに、またのんびり散策したいと思います。