イタリア・ローマのおすすめ観光スポット10選!コロッセオやトレヴィの泉など絶対行くべき名所を紹介
2025.8.22
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花の都フィレンツェは、まるで中世の絵画から飛び出したような街並みが広がり、歩くたびに歴史の息吹を感じることができる。この記事では、そんなフィレンツェのなかでも特に訪れるべき観光スポットを10ヵ所紹介する。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(通称ドゥオーモ)は、フィレンツェを象徴する存在で、1296年から172年の歳月をかけて建てられた。巨大なドーム(クーポラ)の内部には、ヴァザーリやその弟子によるフレスコ画『最後の審判』が描かれている。また、ドーム上部に続く463段の階段を上りきった先には、フィレンツェの美しい町並みが広がっている。
ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)
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巨匠ジョットが設計したジョットの鐘楼は、繊細なレリーフで飾られた芸術的な建造物。高さは85mで、414段の階段を上った先にあるテラスからは、隣接するドゥオーモのクーポラを写真に収めることができる。
ジョットの鐘楼
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サン・ジョヴァンニ洗礼堂は、11~12世紀に建てられたもので、ドゥオーモができるまで聖堂として使われていた。大理石で造られた八角形の外観が印象的で、3つある出入口のひとつである東の扉は、その美しさから「天国の扉」と称されている。内部に施されている『最後の審判』などのビザンチン風のモザイクも見事。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ)
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フィレンツェのアルノ川にかかるヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)は、戦時中に唯一破壊を免れたフィレンツェで最古の橋。橋の両側は、2階建ての建物が並んでおり、宝石店や彫金細工の店が軒を連ねている。2階部分は回廊になっている。
ヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)
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ウッフィツィ美術館は、多くの名画を所蔵する世界屈指の美術館。ジョットの『玉座の聖母子』、ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』、ラファエロの『ヒワの聖母』、マルティーニの『受胎告知』、ダ・ヴィンチの『東方三博士の礼拝』など、ルネサンスの巨匠たちの傑作を見ることができる。見学は半日程度を予定しておこう。
ウッフィツィ美術館
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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、美しいファサードが特徴の教会。14世紀に建てられたもので、典型的なフィレンツェ・ゴシックの建築様式である。内部にある、マザッチョの『三位一体』やギルランダイオの『マリアとサン・ジョヴァンニの生涯』などのフレスコ画は必見。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
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アカデミア美術館には、ミケランジェロの彫刻とフィレンツェ派絵画が展示されている。必見は、オリジナルのミケランジェロの『ダヴィデ像』で、そのスケールの大きさに圧倒されるだろう。
アカデミア美術館 (フィレンツェ)
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パラティーナ美術館は、歴代のトスカーナ大公のコレクションを中心に展示しており、特にラファエロやティツィアーノの作品が充実している。ラファエロの『小椅子の聖母』や『大公の聖母』、『ヴェールの女』、ティツィアーノの『マグダラのマリア』などは必見。
パラティーナ美術館
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メディチ家ゆかりの人々を祀る礼拝堂で、サン・ロレンツォ教会の裏手に入口がある。見どころは、君主の礼拝堂と新聖具室。君主の礼拝堂は、色とりどりの大理石と貴石が使われた細工が見事。新聖具室には、ロレンツィオ2世とジュリアーノの墓があり、ミケランジェロ作の『曙』『黄昏』『昼』『夜』の4体の彫刻が飾られている。
メディチ家礼拝堂
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フィレンツェの中央市場は、140年余りの歴史をもつ市場。1階には生鮮食品や地元の食材が並び、お土産探しにも適している。2階には開放感あふれるフードコートがあり、フィレンツェのグルメやスイーツ、ワインなどを楽しむことができる。
フィレンツェ中央市場 (メルカート チェントラーレ)
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今回紹介したおすすめ観光スポットは、どれもフィレンツェの芸術と文化を体感できる場所ばかり。この記事を参考に、ぜひ一度、花の都フィレンツェを旅してみよう。