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ホンジュラスでは、コパン遺跡で古代マヤ文明の神秘を感じたり、ロアタン島やウティラ島で美しいカリブ海を満喫したり、バジェ・デ・アンヘレスでホンジュラスの伝統工芸に触れたりすることができる。今回は、そんなホンジュラスでおすすめの観光スポットを5ヵ所紹介する。
ユネスコの世界遺産にも登録されているコパン遺跡には、コパン王朝期の建造物が残されており、マヤ文明の繊細な彫刻などを見ることができる。プラザ・プリンシパルと居住区群のふたつのエリアに分けられ、プラザ・プリンシパルには、神殿群や球戯場、石碑、神聖文字が彫られた60段以上もある階段がある。居住区群は貴族の居住跡と考えられているが、現在は密林に囲まれ静かにたたずんでいる。
カリブ海沿岸に浮かぶロアタン島は、カリブ海屈指のダイビングスポットとして知られている。ウェスト・エンドやウェスト・ベイ周辺にはリゾートホテルやレストランが点在しており、海水浴はもちろん、シュノーケリングなどのマリンアクティビティも楽しめる。
テグシガルパ近郊に位置するバジェ・デ・アンヘレスは、「天使の谷」という意味をもつ民芸品が有名な町。かわいらしい町並みが広がり、木彫りや陶器、織物などの民芸品を販売する店などが軒を連ねている。
コパン・ルイナス近郊にあるエル・プエンテ遺跡は、国境近くに残されたマヤ文明の遺跡。コパン遺跡に比べて規模は小さいものの、ピラミッドなどが残されており、遺跡公園として整備されている。
ウティラ島は、ホンジュラスのバイア諸島のなかで最も小さな島。ウティラ島の最大の魅力は、透き通った海。ダイビングショップもあり、沖合に出てダイビングを楽しむことができる。
ホンジュラスは、歴史と自然が魅力の国。マヤ文明の歴史に触れるコパン遺跡やエル・プエンテ遺跡、美しい海を満喫できるロアタン島やウティラ島、伝統文化に触れられるバジェ・デ・アンヘレスを訪ねれば、その魅力に触れることができるだろう。