アートと絶景を独り占め！美しすぎる香港のおすすめホテル「MONDRIAN」

その名も「MONDRIAN Hong Kong（モンドリアン香港）」。香港の人気スポット尖沙咀（チムサアチョイ※）の中にあり、徒歩10分ほどでブルース・リー像でおなじみのアベニュー・オブ・スターズやK11 MUSEAに行くことができます。また、空港から車で約30分、MTR尖沙咀駅から徒歩で約4分という好立地で、ホテルの周辺にはコンビニやドラッグストアもあるなど、観光客にはなにかと嬉しいポイントをおさえているのも特徴。

エントランスには吹き抜けの壁全体にモザイク画が広がり、水中の泡と波紋からインスパイアされたという美しい照明が。海とともに歴史を刻んできた香港らしいアートです。こちらの照明と同様のデザインが、各部屋の寝室やバスルームの照明にも用いられているので、ぜひチェックしてみてください。

客室は全部で324室。高層階から尖沙咀の夜景を楽しめる「スカイライン」や、海を望む「ハーバー」など、好みに合わせて予約するとよいでしょう。どのランクの部屋であっても、出窓のような大窓があるのは共通しており、絶景と開放感を味わうことができます。

ルームインすると、机上には手書きのお手紙と甘いお菓子が。ラグジュアリーなホテルなのにこうしたあたたかいおもてなしも欠かさないのが、MONDRIANの魅力のひとつです。

室内のインテリアや装飾に取り込まれた香港アートに注目！ホテルの部屋に戻ってからも香港の文化を楽しむことができます。

中国磁器を描いたこちらは、全部屋で異なるデザインを展示しています。よく見ると、磁器の中に小さな住人が？

漆細工のような光沢のこちらの箱。中にはコーヒーやお茶などのドリップパックが入っていました。部屋の景観を損なわないよいアイディア。骨董品のようなのにモダンな部屋のデザインに溶け込んでいるのもポイント高いです。

他にも、特定の部屋にしかない作品もあります。何度も宿泊して、内装の違いを楽しむのもおもしろいですね。

ラグジュアリーながらどこか親しみやすさもあるという、独特な世界観を醸し出しているのがホテルの38階にある「AVOCA」。壁一面の大窓から香港の絶景を一望できます。

AVOCAでは6:30から朝食メニューを提供しています。タイミングが合えば、朝日が昇る様子を見ながら朝食を食べられるかも！ビュッフェメニューの多種多様なパン、ハム、チーズを楽しむもよし、オーダーメニューでしっかり食べるもよし。オーダーメニューの中には中華料理も含まれており、中華も洋食も本場の味としていただけるのは、複雑な歴史を歩んできた香港ならではです。

夜の「AVOCA」は夜景とカクテルを楽しめるバーへと変身。特にカクテルは数々の賞を受賞しており、味はお墨付きです。アルコールが飲めない方にはモクテルを作ってくれるので、気軽にバーテンダーに相談してみてください。

売りは創作カクテル。おもしろいのが、香港で愛されている料理や、象徴的なローカル料理からインスパイアされているという点です。オリジナルのカクテルカードを見て、好きな香りや味から創作カクテルをオーダーするのがおすすめです。

ホテルの39階にあるのが「carna」。イタリア・トスカーナ地方の伝説的な肉屋であるDario Cecchiniによるレストランです。内装は香港の有名デザイナーJoyce Wangによるもので、上品でロマンチックな空間が料理をさらにおいしく感じさせてくれます。

「適切に調理された肉であれば、どの部位でも美味しく活用できる」を信条に、廃棄物を減らした本格的なトスカーナ料理を提供。もちろんこちらの「carna」も、窓からヴィクトリア・ハーバーを望めます！

40階のルーフガーデンは壁や窓がない開放的な造りになっていて、外に面してカウンターテーブルが設置されています（高層階なので強風が吹き荒れるのでは、と心配していましたが、そよ風が入るとても心地よい場所でした）。

テイクアウトしたコーヒーを飲んだり、PCを広げて作業したり、宿泊客は景色を楽しみつつ、思いおもいに過ごしていました。時々このスペースでイベントが開催されることもあり、過去にはラップバトルや、「shibari(緊縛）」のイベントも（！）

ホテル正面にある「THE CORNER SHOP」は、MONDRIANホテルのアートスペース。アーティストを招待して個展を行うなど、アートの発信地としての役割も担っています。展示内容は客室のフライヤーやウェブサイトでチェックできます。

旅行の楽しみはホテルの外だけに限らない！プチ贅沢旅にもおすすめなMONDRIANで、最高のひとときをすごしてみてはいかがでしょうか。