• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

Vol.03 後編 藤原大祐 Interview「僕にとって旅行は散歩の延長。やっぱり地球は歩かないと!」~MY TRAVEL STORY~

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年4月17日
公開日
2026年4月17日

俳優やアーティストとして活動されている藤原大祐さんにインタビュー。後編では、昨年旅した上海やネパール、藤原さん流の旅のスタイルなどを語ります。

AD

――最近行った海外旅行は、上海だそうですね。

これも韓国旅行みたいなノリで、学生時代からの友達に「週末、上海に行かない?」と誘われたんです(笑)。僕は中国には行ったことがあるけど上海は初めてで、友達の「夜景が見たい!」という理由だけで行くことに。旅行はたいてい、その友達と行くんですが、いつも彼の動機がおもしろいんですよね。しかも彼は感覚派なので夜景も観光地から見るものではなく、「たぶん、ここら辺の橋から見たらきれいに見えるんじゃないかな」という感じで。そのときは彼の“感覚”にひたすらついていく旅になりました(笑)。

――旅慣れていらっしゃるから感覚も優れているんでしょうね。

いや、適当なんじゃないですかね。「ここが1番いいわ」みたいなこと、何度も言ってましたから(笑)。“夜景を見るため”という目的だけで他は何も決めずに、ホテルと飛行機のチケットだけ取って毎日適当に街を歩きましたね。そういえば飛行機が遅れて到着が遅くなったので、お店が閉まっていて夜ごはんが食べられなかったんですよ。で、彼が“コンビニのホットスナックがおいしい”という情報を持っていたので、ホットスナック食べ歩き選手権をやろうということに。2時間ぐらいふたりで歩き回っていろんな店舗でホットスナックを食べ続けました。でもホットスナックを探す途中に屋台で見つけたちっちゃい玉状のコロコロした餃子はものすごくおいしかったですね。屋台のおばちゃんが僕らを気に入ってくれたのか、玉餃子の代金を払っただけなのに、他にもサイズ違いの餃子をつけてくれて。「代金、払ってないよ」と言ったら「いいよ、いいよ」みたいなこと言って、どんどんサービスしてくれたので驚きでした(笑)。

――ちなみにホットスナックはどういった味だったのでしょう。

味というより、衣にクセがあったんですよ。日本のホットスナックとは全然違いました。全般的に餃子系の皮はおいしかったんですが、揚げ物系の衣は僕には合わなかったですね。もしかしたら僕が行った場所だけかもしれないので、皆さんもぜひ上海に行ったらホットスナックにチャレンジしてみてください!

  • 上海での写真(本人提供)
  • 上海での写真(本人提供)

――昨年、NHK BSで放送された旅番組『チョイ住みin カトマンズ』ではネパール・カトマンズにも行かれています。

これは現地での“ちょっとした暮らし”を体験するというもので、大変な旅でしたね。でもこれまでの経験のおかげで番組出演者の中で僕がいちばんこの旅に対して動じなかったかもしれないです(笑)。一緒に行った豊ノ島さんとはとても仲良くさせていただいて、日本に帰ったその日にふたりでブラジル料理を食べに行くほどに。ずっとふたりで「日本食が食べたいね」と言っていたのに、なぜかブラジル料理を食べる展開になって……意味がわからなかったです(笑)。現地では宗教上の理由で牛肉を食べることがなかったので、それでなんとなくシェラスコが食べたくなってブラジル料理になっちゃったんですよね。

――ネパール料理は野菜が中心でしたか。

野菜と肉はヤギや羊肉でした。ネパールでは、ダルバートというごはんや何種類かのカレー、数種のおかずをワンプレートに盛ったスタイルの料理が定番で、最高のダルバートを自分たちで作るため、毎日スパイスからカレーを作っていたんです。レシピも現地の方に聞いて食材を集めて……と、結構大変でしたね。だから僕、今スパイスからネパール料理が作れますよ! 圧力鍋でマトンも柔らかくできます。帰ってきてからは一旦、ネパールのことは忘れたくてまだ誰にも振る舞ってはいないですけどね(笑)。でも本当に楽しかったです。

――食べ物に対してもわりと抵抗がなさそうですね。

確かに。なんでも1回はトライしてみたいタイプです。食べて口に合わなかったときは「うわっ!」という表情になりますけど、1回は食べないと始まらないので。ネパールって生活と宗教の距離がすごく近いんですよ。大きな寺院があるのはもちろん、街のあちこちにお祈りの場があって、皆さん毎朝、当たり前のこととしてお祈りしているのが印象的でした。そういった各国の文化を知ることは僕にとってとても大事で、それらを見に行きたくて旅行しているところはあります。文化が人柄を作るし、建造物にもその国の文化が現れているので街を歩くのも大好き。日本でも丸の内には近代的な建物があって、世田谷には一軒家が多いように街の雰囲気はそれぞれ違う。街の匂いや空気もそのままその地の文化なので、僕はそれを感じ取りにその国を散歩しているのだと思います。

ネパールでの写真(本人提供)

――うかがっていると、藤原さんにとって海外は観光する場所ではなく暮らす場所なんですね。

確かにその感覚はあるかもしれないです。僕にとって旅行は散歩の延長で。やっぱり地球は歩かないと、ですよね(笑)。普段住んでいる環境と違う場所に行くとリフレッシュできるし、どちらの国のよさにも気づけるのが旅のいいところだなと思います。

2006年ニューヨークでの写真(本人提供)

――そんな藤原さんが旅に必ず持っていくものはありますか。

とくになくて、旅するときは本当にちっちゃいカバンで行きますね。どんなに長い旅行でもちっちゃいスーツケースで行きますが、最近はそれさえも持っていかなくなりました。本当に散歩に行くときの格好のまま旅に出ています(笑)。

――足りないものは現地で調達すればいいということですか?

そうですね。あとは偶発性を大事にしているので現地で困りたいんですよ(笑)。偶発性が散歩のよさというか。散歩するとなって決まった道を歩くのってつまんないじゃないですか。だから格好もいつもと同じアウターにいつもと同じデニムで行って、Tシャツの替えとアンダーウェア3枚ぐらいをポシェットに入れて出掛けるんです。お金も今はだいたいスマホかカードでいけるから両替しなくてもいいし。なのでスマホとパスポートだけは忘れないように心掛けています。

――帰りは荷物が増えちゃうみたいなことはないんですか。

それはめっちゃ多いです。買い物はするので、帰りは両手に袋を持ってますね。それもあって行きは手ぶらで行きたいんですよ。あえて薄着で行って現地で買った物を着て帰ってくることもあります。あ、現地のアプリだけは調べるようにしてますね。韓国だったら地図アプリのNaver Maps、上海なら決済サービスのAlipayといったように、国ごとに必須のアプリがあるんです。上海では本当にAlipayが強くて、これでタクシーも呼べるし地図も見られる。それが唯一の旅行準備です。それもだいたい友達が教えてくれますね(笑)。

――国内旅行も行かれますか?

はい。先週も男友達5人で箱根に行ってきました。車の窓を全開にしてあてもなくドライブ。いい空気を吸って緑を感じて、温泉に入ってごはんを食べて……を繰り返しました。もちろん、これもノープラン。偶発的じゃないと意味がないですから(笑)。

――今後、パリ以外に行ってみたい場所はありますか。

名前が長すぎて気になっているのはボスニア・ヘルツェゴビナ。スイスやトルコのカッパドキアにも行ってみたいし、ブラジルも絶対に日本とは文化が違うと思うので興味があります。北極や南極は、どちらも最果てで“極めている”感じがあるし、できればオーロラも見てみたい。サウナ好きなので北欧などの寒中サウナも気になるし、まだまだ行きたい国はたくさんありますね!

――旅の経験にインスパイアされて藤原さんが創作されたものはありますか。

それはもう日々、あって、もちろん海外旅行だけでなく日本の生活においてもありますね。散歩好きも曲を作るようになったことが影響していますし、外でインプットして家で作業するを繰り返しています。いつもの散歩も何かを得ようとするのではなく、何気なくするのが大事で。目的を作るとそこまでの道のりを気にするあまり周りを見なくなってしまうけど、適当に歩いていれば地面に咲いている花にも気づけるので、僕は常にその偶発性を大切にしています。

――4月には大阪、東京でワンマンライブを開催。10月の公演も決定したそうですが、4月の公演とは違ったものになりそうですか。

ここから新曲をたくさんリリースしますし、10月の公演はそれらを披露するステージになるので、また雰囲気がガラッと変わると思います。まさに“藤原大祐2.0”が見られるんじゃないかなと。自分の内面的な思考やアウトプットされる音の方向性も若干変わってきているので、いろんな意味での“2.0”を期待していてください。

フォロー&リポストでサイン入りポラをプレゼント!

藤原大祐さんのサイン入りポラを2名様にプレゼントいたします。
QRコードを読み込むと当選者だけが聞ける藤原さんの音声メッセージ付き!

【応募締切】
2026年5月1日(金)23:59まで

【応募方法】
地球の歩き方公式 X @arukikata_book をフォロー&ポラプレゼントの投稿をRT
感想のコメントもお待ちしております。

※応募規約についてはこちらをご確認ください。
https://www.arukikata.co.jp/webmagazine/365060/

Profile

藤原大祐(ふじわら・たいゆ)

2003年10月5日生まれ、東京都出身。2019年より芸能活動を開始し、ドラマ『リビングの松永さん』『柚木さんちの四兄弟。』『ちはやふる-めぐり-』『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』や、映画『俺ではない炎上』『(LOVE SONG)』などに出演。2022年からはシンガーソングライターとしてアーティスト活動も開始し、2026年4月には東京と大阪でワンマンライブを開催。2026年10月にもワンマンライブ「TAIYU FUJIWARA ONE-MAN LIVE 2026 “HOPE”」を控える。

藤原大祐 公式サイト
https://taiyufujiwara.com/
YouTube
https://www.youtube.com/@taiyu_fujiwara
Instagram
https://www.instagram.com/taiyu_fujiwara/
X
https://x.com/taiyu_fujiwara
TikTok
https://www.tiktok.com/@taiyu_fujiwara

●衣装
ジャケット ¥95,700 / タンクトップ ¥27,500 / パンツ ¥68,200
すべてMARANT (ISABEL MARANT AOYAMA STORE TEL:03-6427-3443)

●staff
Photo/小澤正朗 Text/土屋華夏 Stylist/勝見宜人(Koa Hole inc.)

トップへ戻る

TOP