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子供が生まれたらまず「パスポート」取得。親子旅から広がる、未来の旅支度

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地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年9月29日
公開日
2026年9月29日

子供が成長する日々は、将来に向けた教育資金を準備する大切な期間である一方、家族で海外旅行も楽しみたいもの。親子で世界に触れる旅は、単なる観光ではなく、実体験を通じて子供の視野や好奇心を育む「旅育(たびいく)」の第1歩になります。パスポートの準備とともに、将来の留学や教育にかかる費用を計画的に備えておくことが、子供の選択肢を広げるもうひとつの旅支度です。この記事では、「旅育」の考え方と、将来に向けた具体的な資金準備の方法について詳しく紹介します。

※「こどもNISA」は、2027年1月開始予定のお子さまのためのNISA制度(非課税投資制度)です

親子旅は、子供の未来を広げる第一歩

「Hello!」が世界への入口になる

©︎iStock

日本とは異なる文化や日常に直接触れる体験は、子供にとって視野を広げる貴重な学びの機会。町を歩けば異なる言語が飛び交い、見慣れない景色や食べ物、人々の暮らしが目に飛び込んできます。現地で少し緊張しながら「Hello!」「Thank you!」と伝えて相手から笑顔が返ってくる。そうした何気ないやり取りも、子供にとっては大きな成功体験です。「言葉が完璧でなくてもコミュニケーションが取れた」という実体験の積み重ねは、自信につながり、新しい環境にも前向きに挑戦する姿勢を育みます。

海外旅行が、将来の選択肢を広げるきっかけに

©︎PIXTA

海外での体験は、旅先だけで終わりません。現地で生まれた疑問や関心は、帰国後の主体的な学びへとつながるきっかけにもなります。また、海外では日本と異なる習慣や価値観に触れる機会が多く、「日本では当たり前のことが、海外では異なる」という場面に出合うことは、「正解はひとつではない」という多様な視点を知る貴重な実体験です。幼少期にこうした体験をすると、将来の進路を考える際、国内だけでなく海外も、選択肢のひとつとして検討しやすくなるでしょう。

オーストラリア旅行で考える未来のシミュレーション

©︎iStock

親子で海外を旅するなら楽しむだけでなく、「将来、ここで学ぶとしたら?」という視点を持ってみると、旅の意味がグッと広がります。その渡航先としておすすめしたいのがオーストラリアです。子供が楽しめる自然や体験が豊富な一方で、将来の留学や海外生活をイメージするきっかけにもなります。

親子旅で訪れたいオーストラリア

子連れでの海外旅行では、時差や移動時間、治安が重要なポイントになります。オーストラリアは日本との時差が1〜2時間程度と少なく、生活リズムを大きく崩しにくい点が特徴。夜に出発する直行便を利用すれば、機内で睡眠を取りながら移動し、翌朝には現地に到着できます。

また、オーストラリアは南半球に位置するため季節が日本とは逆。日本の冬に温暖なビーチを訪れたり、日本の夏に過ごしやすい気候の都市を訪れたりと、時期に応じた計画が立てられます。さらに治安が比較的安定しており、日本語対応が可能な医療機関がある都市も多いため、親子海外旅行でも選択しやすい渡航先のひとつです。

子供の興味に合わせて選べるエリア

©︎PIXTA

広大な国土を持つオーストラリアは、訪れるエリアによってまったく違った表情を楽しめます。自然や生き物に触れたい場合は、ケアンズやゴールドコーストがぴったりです。世界最大級のサンゴ礁・グレートバリアリーフでのアクティビティや、熱帯雨林の散策、檻や柵がない空間でのコアラやカンガルーとの触れ合いは、動画や本などでは得られない体験となることでしょう。

©︎PIXTA

町歩きや文化に触れたい場合は、シドニーやメルボルンがおすすめ。歴史的建築物やアート、カフェ文化に触れることで、都市ならではの刺激を受けられます。子供の年齢や関心に合わせてエリアを選択できる点も、オーストラリアの魅力です。

いつかの留学をイメージする下見の旅

©︎iStock

オーストラリアは世界中から留学生が集まる教育国でもあります。多国籍な人々が暮らしているため、日常のなかで多様な文化に触れられる機会が豊富です。

旅行中は、大学のキャンパスを散歩してみたり、学生が集まるカフェや町を歩いてみたりするのもおすすめ。さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが交流する様子を見ることで、「海外で暮らす」「海外で学ぶ」というイメージが少し身近に感じられるかもしれません。親子でそんな景色を一緒に眺めながら、「もしここで学ぶとしたら、どんな毎日になるだろう」と話してみるのも、この旅ならではの貴重な時間。将来の留学をぼんやりしたイメージではなく、親子で具体的に思い描くきっかけになるでしょう。

子供の未来の選択肢を支える「資金準備」

©︎iStock

親子での海外旅行をきっかけに、「将来は短期ホームステイや本格的な留学に挑戦させてあげたい」と、子供の未来の可能性に思いをめぐらせる機会も増えるでしょう。一方で、インフレや為替の影響を踏まえ、将来の渡航費や教育費の準備について現実的な検討が必要になります。

留学や進学に必要な資金を1度に準備するのは容易ではありませんが、子供が小さいうちから10年、15年といった長期的な視点で毎月計画的に積み立てていくことで、無理のない資産形成が可能になります。将来の目的に向けた準備を早期から始めることがおすすめです。

旅のスタイルで変わるゴールの見つけ方

目的に応じた時期と必要な金額を事前に設定することで、毎月必要な準備額が明確になり、計画的な資産形成を進めやすくなります。下記は一例ですが、将来のイメージと必要な資金の目安を具体化してみましょう。

時期 旅のスタイル・目的 必要な資金の目安
数年後 親子での海外旅行 100~150万円
10年後(中~高校生) 1ヶ月間、オーストラリアにホームステイ 約80万円
15年後(大学生) 1年間のオーストラリア留学 400〜600万円
※

表示している金額はあくまで目安であり、時期やプランにより異なります

世界経済の成長を資産形成に取り入れる考え方

©︎iStock

目標が定まったら、具体的に資金作りの方法を検討していきましょう。物価上昇が続く環境下では、預金だけではなく、資産運用を組み合わせた資金準備も選択肢のひとつ。世界中の企業に分散投資する投資信託などを活用すれば、日本にいながら世界に目を向けた資産形成を始めることが可能です。

投資には元本割れ等のリスクが存在しますが、長期的な視点で「積立・分散投資」を行うことで、特定の時期や投資先の値動きに資産全体が左右されるリスクを抑えながら、資産形成することができます。また、子供が小さいうちから始めれば、長期間の運用によって複利効果(運用益を元本に加えて再投資することで資産を増やしていける可能性がある仕組み)を活用しやすくなるのもメリットです。

留学も、長期目線なら準備しやすい

長期間の運用における効果について、SBI証券の積立シミュレーションを例に確認してみましょう。

1年間の長期留学にかかる費用を月50万円(年間600万円)と想定し、毎月5万円を10年間積み立てた場合、元本合計は600万円になります。仮に年利4%で運用できたと仮定すると、10年後の資産額は約736万円(運用益:約136万円)となる計算です。

積立を始めた頃と比べて将来の物価や現地での費用が上がっていたとしても、運用益が出ていれば資金面で余裕もできるかもしれません。時間を味方につけた資金準備は、こうした費用や環境変化の支えとなり、子供の将来の選択肢を大きく広げてくれるはずです。

SBI証券で口座開設をする

※

計算された数値はあくまでも目安としてご利用ください

※

運用状況によっては、投資した金額(元本)を下回る可能性があります

※

本シミュレーションは1ヶ月に1回再投資した複利計算に基づきます。概算値であり、実際値とは異なる場合があります

※

計算された数値はあくまでもシミュレーションであり、将来の市場環境の変動や運用成果等を保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮していません

将来の教育・留学資金を支える「こどもNISA」

©︎iStock

将来の資金準備にあたっては、制度の仕組みを理解し、賢く活用することが重要です。資産形成のプロセスを通じて、世界経済やお金の仕組みについて家庭内で話し合う機会をもつことにもつながります。

未来の選択肢を広げる「こどもNISA」とは

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「こどもNISA」とは、2027年1月開始予定の未成年者を対象とした非課税投資制度です。子供名義で口座を開設し、将来の留学費用をはじめとする教育資金に備え、長期的な資産形成を行うことを目的としています。通常、投資による運用益には課税されますが、制度の範囲内であれば運用益が非課税となるメリットがあります。子供が小さいうちから開設・運用を行うことで、長期的な運用期間を活用した準備が可能です。

※

制度の内容や最新情報については、必ず事前にご確認ください

パスポートの準備とともに考える「口座開設」

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子供が生まれた際にパスポートを用意して旅に備えるように、子供名義の口座を開設して資産形成を始めることは、将来に向けたもうひとつの準備。

お年玉やお祝い金、児童手当など、子供のために貯めておく資金の一部を「こどもNISA」などを活用して長期運用するのも有効な方法です。単に預金として運用するだけでなく、適切な分散投資を行うことで、将来の教育や海外留学といった大きな目的地へ向かうサポートとなるかもしれません。投資には価格変動リスクがともなうため、短期的な利益追求ではなく、将来の可能性を広げるための長期的な資金作りとして取り組むことが大切です。

親子で資産形成や世界経済に関心をもとう

©︎iStock

口座を開設したあとは、定期的に運用状況を確認し、世界のできごとについて家庭内で話題にしてみるのもいいかもしれません。「旅行で訪れた国の企業がニュースになっている」「海外の経済動向が自分の資産にも影響している」といった体験を通じて、子供自身が世界経済や社会の仕組みを身近に感じるきっかけとなります。日々の値動きに過度に一喜一憂する必要はありません。世界のニュースを自分たちの暮らしや未来に関連するものとして捉える視点を養うこと自体が、子供の成長に役立つ貴重な経験となるはずです。

【まとめ】旅と資金準備で広げる子供の未来

©︎iStock

世界への視野を開くパスポートの用意と、挑戦を支える「計画的な資金準備」。これらを早期から整えておくことは、どちらも子供の未来に向けた大切な「旅支度」であり、可能性を大きく広げる土台となります。

「こどもNISA」などを賢く活用して長期的な資産形成を始めることで、海外留学をはじめとする、子供の挑戦を支える資金をより現実的なものにできるかもしれません。さらに、運用のプロセスを通じて親子で世界のできごとに関心を持つことは、お金以上の貴重な学びの体験となるはずです。まずは口座を開設してみるという一歩から、家族で未来に向けた準備を楽しんでみませんか。

ご注意事項

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・同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません。
・NISAで購入できる商品はSBI証券が指定する商品に限られます。
・年間投資枠と非課税保有限度額が設定されます。
・損失は税務上ないものとされます。
・出国により非居住者に該当する場合、原則としてNISA口座で上場株式等の管理を行うことはできません。
・つみたて投資枠では積立による定期・継続的な買付しかできません。
※ その他、NISA に関するご注意事項の詳細はSBI証券ウェブサイトにてご確認ください。

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