【新刊】『地球の歩き方 徳島』発売!全24市町村を網羅した徳島の旅事典
2025.3.18
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海と渓谷、山里の温泉まで――徳島には、景色も過ごし方も多彩な宿が揃っています。鳴門のリゾートホテルで贅沢に羽を伸ばすもよし、祖谷・大歩危の秘境感に浸るもよし、神山や港町で暮らすように泊まるのも魅力。目的に合わせて選べる、とっておきの宿泊先をご紹介します。
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徳島県でリゾート気分を味わえる場所といえば、鳴門。広大なゴルフ場や眺望のよいレストランを備えたホテルで過ごすひとときは、自分への最高のご褒美となるはずです。
鳴門海峡を望むオーシャンフロントのリゾートホテルです。広々とした敷地内には趣の異なるふたつのタワーが建ち、滞在スタイルに合わせて選べる多彩な客室がそろいます。ゲスト専用のガーデンプールやプライベートビーチも備えられており、海辺の開放感を身近に感じながら、リゾートらしい時間を過ごせるのが魅力です。
客室はただ泊まるだけでなく、徳島らしさを楽しめる作品のようなコンセプトが特徴で、地域の伝統工芸を取り入れた、アートギャラリーのようなテーマ性のある空間も用意されています。旅先ならではの文化に触れながら、特別感のある滞在を叶えてくれます。食事はバイキングをはじめ、フレンチなど幅広いジャンルから選べ、シーンや気分に合わせて楽しめるのもうれしいポイント。鳴門の渦潮が育む海の幸など、土地の魅力を生かした食材を、季節を問わず楽しめます。
また、館内には天然温泉が複数あり、潮騒に耳を澄ませながら入浴できる露天風呂や、朝焼け、月明かりが海面に道のように映るムーンロードの眺めを楽しめる展望風呂など、景色とともに癒やしの時間を堪能できます。さらに、夏にはビーチを舞台にした各種アクティビティが企画されるほか、季節限定の体験プログラムも行われており、滞在中の楽しみが豊富です。
鳴門海峡を望む岬一帯の広大な森に抱かれるように佇む、静けさが魅力のリゾートホテルです。客室は「贅奏」「洋奏」「和奏」という個性に分けられ、豊かな自然に包まれながら、ラグジュアリーで落ち着いた滞在を楽しめます。
各客室にはテラスとリビングが備えられ、鳴門海峡を一望できる眺望も大きな魅力のひとつです。なかでも「贅奏」はゆとりある空間が広がり、より特別な時間を過ごしたい旅にふさわしい贅沢さがあります。食事は、和の美意識を凝縮した数寄屋造りの「万里荘」で味わう本格的な和懐石が評判。建築技法の粋を集めた空間で、季節の移ろいを映した料理をゆっくり堪能でき、滞在の満足度をいっそう高めてくれます。
ゴルフ場のクラブハウスが併設されたホテルで、リゾートらしい開放感とアクティブな滞在を両立できるのが魅力です。本館は会員制リゾートホテルとして運営されていますが、「ザ・ロッジ」は会員でなくても利用できるため、鳴門エリアで“ゴルフ×絶景ステイ”を気軽に楽しみたい人にも選びやすい一軒です。瀬戸内海を見渡せるロケーションにあり、景色を眺めながらゆったりと休日を過ごしたい旅行者に向いています。
館内からゴルフ場へスムーズにアクセスできる点も特長で、雄大な自然のなかでプレーできるコースへはホテル地下1階から直接出られる動線が用意されています。ラウンド前後の移動が少なく、時間を有効に使えるのはうれしいポイントです。
また、瀬戸内海の景観を満喫できる施設として、海とつながっているかのようなプールや、潮風を感じながらリラックスできる屋外スパも備えられています。プレーの合間や観光の後に、景色とともに心身をほどく時間を過ごせるのも、このホテルならではの楽しみです。
徳島県最大の温泉地といえば、大歩危・祖谷温泉郷。渓谷を見下ろす露天風呂など、美景を堪能できる宿が多いのが特徴です。
四季折々に表情を変える山々と渓谷を見下ろすロケーションが魅力の温泉宿です。祖谷渓の谷底、渓谷へせり出すように設けられた露天風呂へは、ケーブルカーで向かうスタイルで、移動の時間さえ小旅行のように楽しめます。湯浴みのひとときはもちろん、深い緑に包まれた山肌や翡翠色の川面を眺めながら過ごす時間が、祖谷ならではの非日常をいっそう際立たせてくれるでしょう。
温泉は自噴する源泉をかけ流しで味わえるのが自慢で、湯に浸かるときめ細かな泡が肌につき、とろりとした浴感が楽しめるとされています。視界いっぱいに広がる渓谷美とともに、心身がほどけていく感覚をじっくり堪能したいところです。地元の食材を生かした夕食で、土地の恵みを味わいながら旅の余韻を深めるのもおすすめです。
平家落人伝説が息づく祖谷の山里に佇み、渓谷と山並みを見渡す大きな眺望が魅力の温泉宿です。名物の「天空露天風呂」は、祖谷の絶景を満喫できる展望台のような存在で、澄んだ空気とともに湯に浸かりながら、谷あいに広がる風景を心ゆくまで味わえます。
食事もこの宿ならではの楽しみで、夕食は囲炉裏を囲みながらいただく郷土料理を中心に、土地の味覚をたっぷり堪能できる内容。どこか懐かしさのある演出と、ぬくもりを感じるもてなしが、旅の記憶をやさしく彩ってくれます。
温泉は天空露天風呂に加え、貸し切りで利用できる露天風呂が用意されているほか、薪で湯を沸かす昔ながらの五右衛門風呂も楽しめるのが特徴です。祖谷という土地の空気感に包まれながら、湯巡り気分で滞在を満喫したい人に向いています。
その名のとおり「秘境に泊まる」という非日常感を、滞在そのものの体験として楽しませてくれる温泉ホテルです。祖谷エリアならではの山深い景観に包まれながら、宿で過ごす時間に特別感を求める人に向いており、食事と体験がセットになった多彩な宿泊プランが用意されているのも魅力。観光と滞在を無理なくつなげながら旅の満足度を高めてくれます。
温泉は、山々の眺めを楽しめる大浴場をはじめ、外気を感じながらくつろげる露天風呂、さらに薬湯よもぎの湯も備えられており、気分や体調に合わせて湯浴みを満喫できます。観光の拠点としてだけでなく、宿での時間を主役に据えて、祖谷の空気感ごと味わいたい滞在におすすめです。
小歩危峡を見下ろす高台に立ち、渓谷の眺めとともに滞在を楽しめる温泉宿です。季節ごとに移ろう山並みや川の表情を眺めながら、「若返りの湯」とも呼ばれる温泉でゆったり過ごせるのが魅力で、観光の合間に“何もしない時間”を味わいたい人にも向いています。
食事は、鮎やアメゴなどの川魚をはじめ、地元食材を取り入れた会席料理が楽しみのひとつ。徳島らしい味覚として知られる「なると金時」や、土地の恵みを生かした一品が旅の記憶を彩ってくれます。温泉は刺激が少ない柔らかな湯ざわりが特徴とされ、つい長湯したくなる心地よさ。入浴後は肌がしっとり感じられるという声もあり、景色と湯の両方で癒やされたい滞在におすすめです。
大歩危・小歩危峡観光の定番である遊覧船の乗り場からほど近い場所にあり、渓谷観光の拠点として便利な温泉宿です。立地の良さに加えて、滞在の満足度を高めるきめ細かなサービスにも力を入れており、アメニティの充実や、地産地消・食の伝統にこだわった料理など、“ここに泊まってよかった”と思える宿泊体験を目指したおもてなしが魅力です。
温泉は、湯触りがやさしくリラックスしやすいとされ、旅の疲れをほどくのにぴったり。さらに、シャワーヘッドなど備品面にもこだわりがあり、温泉で温まる時間に加えて、肌あたりの良さや美肌を意識した滞在を楽しめるのもポイントです。渓谷の自然を満喫する観光と、宿での癒やしをバランスよく組み合わせたい方におすすめできます。
小さいけれど、隅々までオーナーのこだわりが感じられる小さい宿。宿泊者同士で思いがけない出会いが生まれることも。個性が際立つゲストハウスや宿泊施設をご紹介します。
小鳴門海峡に面した港町・土佐泊にある、ワカメの加工場をリノベーションして生まれた宿です。オーナーの能勢ノブユキ氏が「暮らしを味わう場に」という思いを込めて開いた場所で、名所を巡るだけの旅ではなく、土地の日常や空気感にじっくり触れられるのが魅力。肩の力を抜いて滞在しながら、旅の奥行きを感じたい人に向いています。
土佐泊はのどかな港町で、滞在中は予定を詰め込みすぎず、町をゆっくり散策するのがおすすめです。路地や港の景色など、ふとした瞬間に絵になる風景に出合えるのも、このエリアならではの楽しみでしょう。
館内は、天窓から光が降り注ぐ共有スペースが心地よく、過ごし方の自由度が高いのもポイントです。客室はプライバシーに配慮した構成で、静かに休みたい時間と、共有スペースでくつろぐ時間を自然に切り替えられます。タイミングによってはアーティストの作品が展示されていることもあり、宿で過ごす時間そのものが小さな鑑賞体験になることも。さらに、自由に使えるミニキッチンが備わっているため、地元で買った食材や飲み物を楽しみながら、暮らすように泊まる滞在が叶います。
築約100年の古民家に本屋と3つの客室を備えた、本と旅をじっくり味わえる滞在型の本屋です。オーナーの内田未来氏が名称に込めたのは、「しかくい本から智慧をもらったら、まるく循環させていく」という思い。ページをめくる時間が、そのまま旅の記憶になっていくような、居心地のよい空間が広がります。
過ごし方はシンプルで、店で選んだ本を部屋に持ち込み、静かな時間のなかでじっくり読みふけるのもおすすめです。もちろん、購入した書籍を旅のお供として持ち出し、道中や次の目的地で読み継いでいくのも、この場所らしい楽しみ方でしょう。
館内には、オーナーの本への愛が随所に感じられ、古民家ならではの歴史の手触りとともに、特別な宿泊体験が叶います。本屋の「店長」を務める愛らしい猫ちゃんに出合えることもあり、読書の時間にやさしい彩りを添えてくれます。宿の周辺にはのどかな風景が広がり、観光地の喧騒から少し離れて、心を整えるように滞在したい人にもぴったりです。
豊かな山林に囲まれた神山町らしい空気感のなかで滞在できる宿泊施設です。築60年の古民家を活用した母屋に加え、スギやヒノキなどの木材を惜しげもなく使った宿泊棟があり、木のぬくもりに包まれながら静かに過ごせるのが魅力。客室は全室リバービューで、窓の向こうに広がる眺めが旅の時間をゆったりとしたものにしてくれます。
宿のコンセプトは“Stay & Work”。部屋によっては作業机を備えているため、自然に癒やされながら仕事も進めたいワーケーション用途にも向いています。
食の楽しみとしては、地元の農家が育てたオーガニック野菜を取り入れた手作り料理がおいしいと評判で、土地の恵みを味わえるのもうれしいところです。夕食は事前予約が必要とされているため、食事付きで考えている場合は早めに確認しておくと安心です。
徳島県内で唯一の「村」として知られる佐那河内村に佇む古民家宿です。1000年の歴史をもつともいわれる土地の空気感のなかで、昔ながらの家屋に滞在できるのが魅力で、宿は1棟貸し切りのスタイル。家族旅行やグループ旅でも周囲に気兼ねなく、自分たちのペースで特別な一夜を過ごせます。
滞在中は、佐那河内村の里山をゆっくり散策し、棚田が連なるノスタルジックな風景を味わうのがおすすめです。棚田で作られている古代米は、併設の府能商店で購入できるため、旅の記念や手土産として持ち帰る楽しみもあります。観光地を駆け足で巡るよりも、土地の暮らしや景色に身をゆだねるように過ごしたい人に似合う一軒です。
旅人同士が国籍や言語の垣根を越えて交流できる場所を目指し、ホストの萬川氏とベトナム人のHue氏ご夫妻がオープンしたホステルです。館内は肩ひじ張らない自由な空気に包まれており、とくにラウンジは、さまざまな国から訪れた人が自然と集い、会話を交わしながら心の距離を縮めていける、旅の交差点のような存在。はじめての土地でもどこか安心できる、アットホームな雰囲気も魅力です。
滞在中は、阿波和紙の紙漉きなど、ホストが企画する多彩なプログラムに参加できることもあり、宿泊者同士で一緒に体験することで、旅の思い出がより濃いものになります。食の楽しみも用意されていて、夕食は焼肉店のメニューから選べるスタイルのため、その日の気分に合わせて満足感のある食事を取り入れやすいのもポイント。さらに敷地内でバーベキューを楽しめる環境もあり、交流を深めたい旅や、みんなで過ごす時間を大切にしたい人にぴったりの一軒です。
ホテル代の出費はできるだけ抑えたい、でも温泉に入ってリラックスする時間は削りたくない。そんなときに選びたい、コスパ最強の温泉宿はこちらです。
世界三大奇勝のひとつとも称される景勝地「阿波の土柱」のほど近くにあり、観光と温泉をあわせて楽しみたい人に便利な宿です。名物はラドン温泉で、湯あたりのよさと、治癒力が高い効能があるといわれています。宿泊料金は部屋タイプによって異なり、旅のスタイルや予算に合わせて選びやすいのもポイント。比較的利用しやすい料金プランでも、温泉をはじめとした基本的なサービスは同様に受けられるとされており、観光中心の旅でも、温泉の満足感をしっかり確保したいときに心強い一軒です。
自然豊かな月ヶ谷の地に湧く湯を楽しめる温泉宿です。月ヶ谷の湯は「霊山月ヶ谷の霊水は万病を駆除する」と薬師如来から告げられた弘法大師が伝え広めた――といったいい伝えが残ることでも知られ、古くから人々に親しまれてきた土地の物語とともに滞在を味わえるのが魅力です。夕食は、清流のせせらぎに耳を傾けながら、地元の食材を取り入れた季節替わりの会席料理をゆっくりと。山里の静けさの中で、湯と食の両方から“土地らしさ”を堪能したい人におすすめの一軒です。
『放浪記』の著者として知られる作家・林芙美子が宿泊し、作品内にも登場した老舗旅館です。時代を超えて旅人を惹きつけてきた居心地のよさは今も息づいており、どこかほっとする温かなもてなしのなかで、肩の力を抜いて過ごせます。温泉もこの宿の大きな魅力のひとつで、窓いっぱいに広がる吉野川の景色を眺めながら湯浴みを楽しめるのが特徴です。文学の余韻と川の流れに包まれながら、静かに旅を深めたい人に似合う一軒でしょう。
「清流四国一」に選ばれたこともある那賀川沿いに位置し、川の流れと周囲の景観を楽しみながら滞在できる温泉宿です。自然に寄り添うロケーションは、季節の移ろいを感じたい旅や、静かにリフレッシュしたい休日にぴったりでしょう。温泉は源泉100%で、疲労回復や美容に効果があるとされています。食事は、あえて夕食なしのプランを選び、館内レストランで名物料理を味わうという過ごし方もでき、旅の予定や気分に合わせて柔軟に組み立てられるのも魅力です。
徳島の宿は、絶景リゾート、秘境の湯、文化体験ができる滞在型の宿まで選択肢が豊富です。行きたいエリアと旅のテーマを決めれば、満足度の高い滞在先がきっと見つかるはず。予約前に、食事の予約条件や温泉・体験プログラムの実施状況など最新情報を公式ページで確認して、理想の旅を形にしてくださいね。
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