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金廣 純子
メディア・広報を専門とする開発コンサルタント。前職はテレビプロデューサーで、海外取材を中心にした教育的エンタメテレビ番組を500本以制作。2016年にアイ・シー・ネットに入社。現職ではカンボジア、バングラデシュ、アフリカ各国で、映像やメディアを活用した広報・啓発を専門とする。大阪・関西万博では、約70カ国の展示企画を手掛けた。
2027年に開催予定の国際イベントにおける展示計画作成支援のため、2026年8月から9月にかけて数ヵ国に渡航しました。その一環として、訪れたのがボリビアの首都ラパスです。日本から渡航する場合は最低でも飛行機を2回乗り継ぐ必要があり、移動時間だけで往復約4日かかります。今回は現地での会議や面談がおもな渡航目的で、スケジュールの関係上、滞在は3泊と超弾丸の旅でしたが、ラパスならではの体験をしたのでご紹介します。
筆者が現地で使える自由時間は1日目の会議前の数時間と、2日間の会議が終了して帰国の途につく3日目のフライトまでの数時間だけ。
首都ラパスは、4000m級のアンデスの山々に囲まれたすり鉢状の盆地にあります。盆地の底に位置するラパスの中心地は標高が一番低い場所ですが、それでも富士山の標高とほぼ同じ3600mの高地です。
市内は石畳の急な坂が続き、標高と相まってあっという間に息が上がり、最初は声も出せないほど。そもそも高山病は懸念していたため、事前に高山病予防薬を処方してもらって服用はしていたものの、それでも息の上がり方は半端なく、滞在した3日間はずっと軽い頭痛に悩まされました。ちなみに、高山病になりやすい人と、なりにくい人はいるようですが、過去に一度高山病になったことがある人は、掛かりやすいとのこと。私は以前ペルーに行った際に高山病に悩まされた経験があるため、ある程度の覚悟はしていたものの、常にゼエゼエでした。
高山病を押して、この激坂を制覇して小径を巡ると、それぞれの通りは「専門通り」であることに気づきます。ドライフルーツ通りや秋葉原のような家電通り、なかでも観光客用に飾り付けられたアンブレラ通りはとってもカラフルで写真映えも抜群です。つらい激坂散策も風景が変化に富んでいるため、ゼエゼエいいながら楽しめるのがラパスです。
ラパス滞在の最終日には町中に張り巡らされているロープウェイに乗ってみました。
このロープウェイは激坂の多いラパスで暮らす市民にとって貴重な脚であり、通勤通学の手段でもあります。私は4路線を乗り継いで、中心地からすり鉢の一番上の標高4000mあたりまで行き、すり鉢の底の中心部まで戻るという、1時間ほどの空中散歩をしてみました。ロープウェイから見るラパスはこれまで体験したこともないような絶景! ロープウェイは1回の乗車が3ボリビアーノ(約40円)と格安なので気軽に乗ることができます。日本のSuicaのようなICカードもあり、それを利用すると都度駅でチケットを購入する手間が省けて便利です。
絶景ばかりでなく、ボリビアの人々は総じて明るく親切。eSIMのネットワークが弱かったため、道を尋ねたりすると、何人も集まってきて、口々に一生懸命説明してくれました。短い旅でしたが、Google Mapに頼らない旅の楽しさを存分に楽しみました。
アイ・シー・ネット株式会社では、新興国・途上国150ヵ国以上で社会課題の解決を行っています。下記のサイトで事業内容を紹介していますので、ぜひご覧ください。