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モルディブの基本情報と観光ガイド・有名観光スポット

モルディブの歩き方

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モルディブは、インド洋に浮かぶ約1200もの島々からなる国。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がり、まさに天国のようなリゾート地として知られる。多くの島々はリゾートアイランドとして開発され、プライベート感たっぷりの空間で過ごすことができるのが魅力。水上ヴィラは海の上に建てられた豪華な宿泊施設で、朝日や夕日を眺めながら贅沢な時間を堪能できる。海では、サンゴ礁が広がり色鮮やかな魚たちが舞い泳ぐ世界をシュノーケリングやダイビングで楽しむことができる。また、モルディブは地元の文化とホスピタリティに触れることができるのも魅力。首都マーレを訪れれば、活気ある市場や歴史的なモスクを見ることができ、観光だけでなく、現地の人々の暮らしを垣間見ることができるだろう。

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観光スポット情報

観光のポイント

  • 夢のようなリゾートステイ

    モルディブといえば、やはり豪華なリゾートステイが目玉。特におすすめは水上ヴィラでの滞在だ。ヴィラのテラスから海に直接アクセスでき、シュノーケリングや朝の散歩をプライベート空間で楽しむことができる。夜には星空を眺めながら、静かな波音に包まれて眠るひとときを。リゾートでは、贅沢なスパトリートメントや伝統料理のディナーも楽しめる。日常を忘れて、心も体もリフレッシュしよう。

  • 首都マーレでローカル文化に触れる

    首都マーレは、小さな都市ながらも活気に満ちている。ここでは、新鮮な魚やトロピカルフルーツが売られている地元の市場や、イスラム文化の象徴であるフクル・ミスキー（フライデー・モスク）を訪れたりすることができる。ガイド付きのツアーに参加すればモルディブの歴史や文化を深く知ることができ、地元の人々の生活を間近で体感できる。豪華なリゾートとはまた違った、モルディブのリアルな一面を知ることができる。

  • カラフルな海の世界を体験

    モルディブの海は、ダイバーやシュノーケラーにとっての楽園。浅瀬でもカラフルなサンゴや魚たちが出迎えてくれるので、まるで水族館にいるよう。なかでも、バー（バア）環礁のハニファル湾ではマンタやジンベエザメが見られることもあり、驚くべき海の生物たちとの出会いが待っている。透明度の高い海に潜り込むと、静かな海中世界が広がり、日常の喧騒を忘れてしまうほどの美しさを体感できるだろう。

  • 透明なラグーンでマリンスポーツに挑戦

    モルディブの透明なラグーンは、さまざまなマリンスポーツを楽しむのに最適だ。カヤックやスタンドアップパドルボードで海上を散策したり、ジェットスキーで爽快感を味わったりと、自分自身のリズムに合わせて楽しむことができる。モルディブの穏やかな波と美しい景色のなかでアクティブに過ごす1日は、心身ともにリフレッシュさせてくれる。初めての人でもインストラクターが丁寧に教えてくれるので、安心して挑戦してみよう。

  • サンセットクルーズでロマンチックなひととき

    日が沈む時間帯に出発するサンセットクルーズは、モルディブを旅行するなら外せない体験のひとつ。インド洋に沈む夕日を眺めながら、波間に揺られるクルーズは格別だ。運がよければ、クルーズ中にイルカの群れに遭遇することも。空がオレンジ色に染まり、日が水平線の向こうに消えていく様子を眺めていると、時間がゆっくりと流れているように感じられる。カップルや夫婦には特におすすめのロマンチックなひとときだ。

基本情報

  • 正式名称

    モルディブ共和国

  • 面積

    約298平方キロメートル

  • 人口

    約51.5万人

  • 首都

    マーレ

  • 宗教

    国民のほとんどがイスラム教。国内はイスラム教の厳格なルールに従っており、特にラマダン（断食月）中は飲食や公共の場での行動に気を付ける必要がある。また、観光客向けのリゾートでは比較的緩やかだが、宗教的な尊重を忘れずに。

  • 言語

    ディベヒ語。観光地やリゾートでは英語が広く通じる。

旅の知識と準備

  • 通貨と為替レート
    • 通貨
      モルディブ・ルフィア（MVR）、補助通貨単位はラーリ（laari）。
    • 為替レート
      1モルディブ・ルフィア =100ラーリ= 約9.5円（2024年8月現在）
  • 入出国
    • ビザ
      日本人観光客は、最長30日以内の観光目的での滞在であればビザは不要。30日を超えて滞在する場合は、入国後にモルディブ入国管理局で滞在期間延長を申請する必要がある。
    • パスポート
      入国時にパスポートの残存有効期間が1ヵ月以上必要。入国審査では、リゾートやホテルの予約確認書、出国時の航空券の提示を求められることがあるので、準備しておくこと。
    • 入出国
      入国するすべての旅行者は、モルディブに到着する時刻の96時間前までにオンライン専用サイト（IMUGA）から旅行者申告書（Traveller Declaration）を提出する必要がある。申請は無料。
      黄熱病汚染地域から入国する場合は、黄熱予防接種証明書（イエローカード）が必要になる。
  • 日本からのフライト時間

    日本からの直行便は運航していない。シンガポール、クアラルンプール、ドーハなど、アジアまたは中東で乗り継ぎが必要。

  • 気候

    熱帯性気候で、1年を通じて暖かく高温多湿、平均気温は約26〜33度。乾季と雨季があり、12〜4月の乾季は比較的晴天が続き観光に最適な時期。一方、5〜11月の雨季はスコールが発生することもある。湿度が高く、軽くて通気性のよい服装が適している。日中は日差しが強いので、サングラスや日焼け止めも必須だ。

  • ビジネスアワー

    営業時間は、観光地とローカルエリアで異なることが多い。観光地では、リゾートやショップが柔軟な営業時間で運営されているため滞在中に困ることはあまりないが、ローカルエリアを訪れる際は事前に確認が必要。

    • 銀行
      日～木曜の8:00〜13:30。金・土曜は休業。
    • レストラン・カフェ
      観光エリアでは深夜まで営業しているところも多いが、一般的には8:45〜24:00が一般的。ランチとディナーの間に店を閉めるところもある。金曜は時短営業で16:00～24:00。
    • ショップ
      多くのショップは土〜木曜の8:45〜23:00。お祈りの時間前後の30分程度店を閉めるところもある。金曜は時短営業で14:00～23:00。
  • 電話のかけ方
    • 日本からモルディブ
      国際電話番号（010）＋モルディブの国番号（960）＋相手先の電話番号
    • モルディブから日本
      国際電話番号（00）＋日本の国番号（81）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号
  • 時差とサマータイム

    日本とモルディブの時差は4時間で、日本のほうが4時間進んでいる。サマータイムは実施していない。ただし、リゾートエリアではリゾートタイムという独自の時間を使用していることがあり、その場合は1～2時間早くなる。

  • おもな祝祭日

    祝祭日の多くはイスラム教に関連するもの。（※）は移動祝祭日で、年によって異なる。

    1月1日　元日

    2月12日　国民の日（ナショナルデー）

    5月頃　ラマダン開始日　※

    6月頃　ラマダン明けの祝日　※

    7月26日　独立記念日

    7月27日　独立記念日にともなう休日

    8月頃　Hajj Day　※

    8月頃　犠牲祭　※

    9月頃　モハメッド誕生祭　※

    11月3日　ヴィクトリーデー

    11月11日　共和国記念日

  • 電圧とプラグ
    • 電圧
      220/240V
    • 周波数
      50Hz
    • プラグ
      BFタイプが一般的。リゾートではマルチプラグが設置されていることも多い。
  • チップ

    サービス料が料金に含まれていることが多いが、サービスに満足した際には心づけとして渡すとよい。ウエイターやダイビングスタッフには、最終日にまとめて渡す。

    • タクシー
      料金の10％程度が目安。荷物が多い場合には、少し多めに渡すとよい。
    • ホテル
      ベルボーイやハウスキーパーには1〜2米ドル程度を渡すと喜ばれる。
  • 飲料水

    水道水は飲用せず、ミネラルウォーターを購入して飲用する。リゾートやホテルでは、無料のボトルウォーターが提供されることが多い。

  • 税金

    商品に税金はかからないが、GSTの導入により宿泊・食事・送迎・その他有料サービスに12％の税率が課される。また、宿泊税がかかるが宿泊料に含まれていることが多い。

  • 安全とトラブル

    治安が比較的よいが、観光客を狙った詐欺やひったくりに注意が必要だ。ホテルでは確実に戸締りする習慣をつけ、貴重品はセーフティボックスの利用がおすすめ。また、空港やフェリーターミナルでの高額なタクシー料金や、リゾート内での強引なセールスには警戒を。

  • 年齢制限

    宗教上の理由から、観光客向けのリゾートエリア以外では、飲酒は禁止されており、酒類の販売もない。持ち込みもできないため注意。

  • 度量衡（単位）

    メートル法が採用されており、距離はメートル、重量はキログラム、容積はリットル。ただし欧米企業が運営するリゾート地では、サイズ表記がインチの場合がある。

  • その他注意事項
    • 禁止行為
      アルコール、豚肉や豚肉由来の製品の持ち込みは禁止されている。また、リゾート島や周辺の海において、魚・亀・サンゴなどの野生動物や、貝殻・砂の採取は禁止されており、所持が発覚した場合は刑罰の対象となる。
    • 服装
      観光客向けのリゾートでは、ビーチウェアやカジュアルな服装が許されているが、ローカルエリアでは肌を隠す服装が求められる。特に、モスクや公共の場所を訪れる際には、ひざや肩を覆う服を着用することが推奨される。
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