• 旅行・観光の基本情報

パナマの基本情報と観光ガイド・有名観光スポット

パナマの歩き方

©iStock

パナマは、中南米と北米を結ぶ地理的な要所に位置する国。パナマ運河が有名で、熱帯雨林に覆われた自然豊かな山々、エメラルドグリーンの海が広がるビーチ、そしてコロニアル建築の歴史ある町並みが残されている。首都パナマシティは、近代的な高層ビルと歴史的なカスコ・ビエホが共存しており、夜になると美しい夜景が広がる。また、パナマ運河の観覧スポットからは、巨大な船の通行を間近で見ることができる。さらに、パナマには先住民のコミュニティがいくつかあり、彼らの文化や伝統を体験することも醍醐味のひとつ。パナマのその奥深さと多様性に驚かされるだろう。

AD

おすすめのガイドブック

観光スポット情報

観光のポイント

  • 自然の宝庫パナマの熱帯雨林で冒険

    パナマの美しい熱帯雨林を体感するにはハイキングが最適。壮大な滝、希少な野生動物、色とりどりの蝶や鳥たちが生息する自然公園もある。標高の高い山々からは、雲海が広がる幻想的な風景が広がり、登山好きにはたまらない。さらに、熱帯雨林を歩くと、かつての火山活動が残したクレーターを目の当たりにできるのも魅力。

  • 伝統と近代が融合するパナマシティの街歩き

    パナマシティは、近代的なビル群と歴史的な街並みが同居する不思議な場所。特にカスコ・ビエホの石畳の道は、まるでコロニアル時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。ここにはカフェやレストラン、ギャラリーが点在しているので、地元アーティストの作品を見つけてみよう。夜になるとライトアップされた街並みが一層美しく、街全体がロマンチックな雰囲気。さらに、パナマ運河博物館を訪れて、この水路の歴史と技術的な側面を学んでみよう。

  • カリブ海の楽園サン・ブラス諸島でリフレッシュ

    サン・ブラス諸島はパナマのカリブ海側に広がる島々では、透き通るような海と白い砂浜、そしてカヤックやシュノーケリングで豊かな海洋生物と触れ合える。また、クナ族の先住民が管理するこのエリアでは、彼らの伝統的な生活や文化に触れられる。島々の自然とともに、時間を忘れてリラックスするひとときが過ごせるだろう。

  • パナマ運河で世界の動きを目撃

    パナマ運河は世界貿易の要所。ミラフローレスのビジターセンターからは、巨大な船が運河を通過する様子を間近で観察でき、その圧倒的なスケールに驚かされる。見学エリアでは、運河の建設過程やその経済的重要性について学ぶこともでき、教育的な側面も併せもつ。運河を背景に記念写真を撮れば、一生の思い出になること間違いなし。

  • 豊かなパナマ料理を堪能

    パナマの食文化は、カリブ海、中南米、そしてアフリカの影響を受けた多様性が特徴。「セビーチェ」や「サンコーチョ」といった伝統料理は、地元のレストランで必ず試しておきたい1品。新鮮な魚介類やエキゾチックな果物がふんだんに使われた料理は、どれも素材の風味を生かしたシンプルながら深い味わいが特徴。さらに地元の市場では、珍しいトロピカルフルーツやスパイスを購入することができ、ホテルでの中食やお土産にも最適だ。

基本情報

  • 正式名称

    パナマ共和国

  • 面積

    約7万5517平方キロメートル

  • 人口

    約446万人

  • 首都

    パナマシティ

  • 宗教

    カトリック

  • 言語

    スペイン語

旅の知識と準備

  • 通貨と為替レート
    • 通貨
      パナマでは自国のお札がなく、正式名称をバルボア（Balboa、PAB）として米ドル（USD）が使われている。そのため1バルボアは1米ドルと等価。補助単位はセント。
    • 為替レート
      1バルボア＝1米ドル=約147円（2024年10月現在）
  • 入出国
    • ビザ
      観光、業務、外交・公用目的の90日以内の滞在であればビザなし入国できる。
    • パスポート
      残存有効期間は出国日から3ヵ月以上、未使用査証欄は1ページ以上必要。
    • 入出国

    入国時に、出国用航空券と十分な所持金（500米ドル以上）を所持している必要がある。

  • 日本からのフライト時間

    日本からパナマへの直行便は運航しておらず、アメリカやメキシコを経由するのが一般的。所要時間は、乗り継ぎのタイミングや経由地によって異なるが18時間〜程度。

  • 気候

    パナマは東西に細長く、中央にパナマ運河がある。西部は高地、東部は森林に覆われている。高温多湿の亜熱帯気候で、1～4月が乾季にあたる。4月が最も暑い。5月から10月が雨季。熱帯病や津波、ハリケーンなどに注意が必要。パナマ市は年間を通して気温と湿度が高い。

  • ビジネスアワー

    以下は一般的な営業時間の目安。

    • 銀行
      月〜金曜8:00〜15:00が一般的だが店によっては18:00頃まで営業、土曜9:00〜12:00。日曜、祝日は休業。
    • 官公庁・一般企業
      月〜金曜8:00〜12:00、13:00〜17:00。
    • ショップ
      月〜日曜9:00〜18:00。店によっては日曜休業。観光地や都市部では年中無休や24時間営業のところもある。
    • レストラン
      11:00〜15:00、18:00〜22:00。
  • 電話のかけ方
    • 日本からパナマ
      国際電話番号（010）＋パナマの国番号（507）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号
    • パナマから日本
      国際電話番号（00）＋日本の国番号（81）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号
  • 時差とサマータイム

    パナマと日本の時差は-14時間で、日本のほうが14時間進んでいる。サマータイムは実施していない。

  • おもな祝祭日

    （※）は移動祝祭日で、年によって異なる。（★）は慣習休日。

    1月1日　新年

    1月9日　殉教者の日

    2月頃　カーニバル（謝肉祭）　※

    3月頃　セマナ・サンタ（復活祭）　※

    5月1日　メーデー

    8月15日　パナマ・シティ創設記念日（首都のみ）

    11月1日　国歌の日　★

    11月2日　万零節　★

    11月3日　コロンビアからの独立記念日

    11月4日　国旗の日　★

    11月5日　コロンの独立記念日

    11月10日　独立第一声記念日

    11月28日　スペインからの独立記念日　★

    12月8日　母の日（聖母受胎の日）

    12月25日　クリスマス

    12月31日　大晦日

  • 電圧とプラグ
    • 電圧
      110
    • 周波数
      60Hz
    • プラグ
      Aタイプが一般的。
  • チップ

    チップの習慣はないが、欧米からの観光客も多いため場合によって渡そう。

    • タクシー
      基本的に不要。
    • レストラン
      料金にサービス料が含まれている場合は不要。チップを支払う場合は、料金の10%程度。
    • ホテル
      ポーターに荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだ場合には1〜2米ドル程度。
    • ツアー・アクティビティ
      ガイドには料金の10%程度。
  • 飲料水

    水道水は煮沸してから飲用すること。体調に不安がある場合や敏感な体質の場合は、ミネラルウォーターを飲用しよう。

  • 税金

    通常は5%の付加価値税が課されており、中級以上のホテルでは10%の宿泊税が加算される。

  • 安全とトラブル

    比較的安全な国とされているが、観光地や交通機関ではスリや置き引きに注意。貴重品は体に密着させ、無防備にカバンを背負うのは避けること。また、夜間の外出は控え、タクシーを利用する場合は公式のタクシーを利用すること。

  • 年齢制限
    • 飲酒・喫煙

    18歳未満の飲酒と喫煙は禁じられている。

  • 度量衡（単位）

    メートル法を採用しており、距離はメートル、重さはグラム、容積はリットルで表される。

  • その他注意事項
    • 時間感覚
      時間に対する感覚が日本よりもゆったりしていることが多いく、レストランでのサービスやバスの出発時間が遅れることは珍しくない。
    • マナー

    現地の人々はフレンドリーで親しみやすいが、写真を撮る前に許可を得ること。特に先住民の居住地を訪れる際は、その文化を尊重し、慎重な行動が求められる。

    • トイレ
      トイレの便器の脇にごみ箱が設置されている場合は、使用後のトイレットペーパーはそのごみ箱に入れること。
AD

関連するウェブマガジン

関連するガイドブック

AD
AD
トップへ戻る

TOP