©iStock

東ヨーロッパに位置するポーランドは、歴史的な遺産と豊かな自然が魅力の国。第2次世界大戦により破壊された町並みが見事に再建されたワルシャワ、中世の面影を残す古都クラクフなど特色ある都市が多いのが特徴。町中には歴史的建造物や博物館が多く、ウォッカミュージアムやネオンミュージアムなどユニークなものまである。また、ポーランドは自然愛好家にとっても楽園で、どこまでも続く広大な平原や国境地帯にそびえる山地の美しい風景に心癒やされるだろう。さらに、ポーランド料理は素朴で味わい深く、ピエロギやジュレックなど名物料理も多彩だ。

AD

おすすめのガイドブック

観光スポット情報

観光のポイント

  • 美しい旧市街を歩く

    ポーランドには美しい旧市街が多い。古都クラクフの旧市街には中世から続く建造物が建ち並び、歴史の重みを感じることができる。ワルシャワの旧市街は第二次世界大戦で破壊されたが、戦後に驚くほど正確に再建され、かつての姿を取り戻している。そんな歴史に想いを馳せながら町を歩けば、ポーランドの人々の想いを深く感じることができるだろう。トルン、グダンスク、ポズナン、ヴロツワフなどにも美しい旧市街があり、カフェやレストランでひと息つきながら町の景色を楽しむのもいい。夜になると、ライトアップされた建物が幻想的な雰囲気を醸し出し、さらに魅力的になる。

  • 自然の中でリフレッシュ

    自然を満喫したいなら、タトラ山地やビャウォヴィエジャの原生林を訪れよう。タトラ山地一帯は国立公園になっており、拠点となる町ザコパネはポーランドにおけるスキー発祥の地。冬には多くのスキー客が訪れ、夏には登山やハイキング、パラグライダーや乗馬などが楽しめる。ポーランド最高峰のリスィ山の山頂からは望む景色も壮観だ。また、ビャウォヴィエジャの原生林は、ヨーロッパ最後の原生林のひとつといわれ、希少な動植物の宝庫。こうした自然で心身をリフレッシュするという贅沢を味わってみよう。

  • ポーランド料理を堪能

    ポーランド料理はシンプルながら味わい深いのが特徴。地元のレストランで提供されるピエロギ(ポーランド風餃子)は、ジャガイモやチーズ、肉などさまざまな具材が詰められているので、食べ比べも楽しい。発酵食品を使った酸味のある料理も多く、ビゴスと呼ばれるザウアークラウト(発酵キャベツ)と肉の煮込み料理もポーランドならでは。種類豊富なスープからは、発酵させたライ麦を使ったジューレックをぜひ試してほしい。甘党には、ポンチキ(ポーランド風ドーナツ)がおすすめ。こうした郷土料理を味わってポーランドの食文化を存分に楽しんでほしい。

  • 街の中の緑を楽しむ

    ポーランドの都市には多くの美しい公園や庭園がある。ワルシャワのワジェンキ公園やクラクフのヴァヴェル城の庭園では、都市にありながらも静かな時間を過ごすことができる場所。特にワジェンキ公園は、広大な敷地内に美しい宮殿や池があり、散歩に最適。園内にはポーランド出身の作曲家ショパンの像もあり、夏にはこの像の前で無料のコンサートが開かれるので、ぜひ訪れてほしい。喧騒から少し離れ、緑に囲まれたオアシスでリラックスするのも、ポーランド旅行の醍醐味だ。

  • 伝統工芸品や特産品を手に入れる

    伝統工芸品や特産品も多く、日本でも人気のボレスワヴィエツ陶器は、食器や花瓶など多様なアイテムがあり、素朴な模様がかわいい。ウォヴィチの切り絵やコニャクフのレース編みなども、手作りの温かみが感じられる逸品だ。さらに、ポーランドの特産品である蜂蜜やリネン製品もおすすめ。これらのアイテムはシンプルながらも高品質なので、おみやげとして喜ばれるはず。旅の思い出にこれらの工芸品や特産品を持ち帰り、自宅でもポーランドの伝統と文化を感じる楽しみを味わってほしい。

トップへ戻る

TOP