©iStock

トルクメニスタンは、かつてシルクロードの重要な中継地として栄え、今でもその名残を感じることができる。近代的な都市アシガバットの洗練された美しさと、壮大な自然のコントラストも見事だ。また、砂漠に突如現れる地獄の門や、青いタイルが美しいモスク、雄大なカラクム砂漠など、驚きに満ちた観光スポットが点在する。人々はあたたかく、どこか神秘的な雰囲気をもつこの国を訪れれば、ほかでは味わえない独自の文化や風景に圧倒されることだろう。

AD

おすすめのガイドブック

観光スポット情報

観光のポイント

  • 「地獄の門」の魅力を探訪

    トルクメニスタンの象徴ともいえる地獄の門は、カラクム砂漠の中心に位置する燃え続けるガスのクレーターだ。この場所は、旧ソ連が天然ガスを掘削中に発見されたものだが、1971年に落盤事故が起きてガスが噴出したため、ガスを食い止めようと点火した。以来、火が絶え間なく燃え続け、夜になると暗闇の中に浮かび上がる光景はまさに地獄の門を彷彿とさせる。炎が砂漠を赤く染める様子は、写真で見るのと実際に訪れるのとでは全く異なるインパクトがある。

  • 時を超えたオアシス都市へ

    メルヴがあるマーリは、シルクロードの要所として知られる古代都市で、メルヴ遺跡は世界遺産にも登録されている。かつての栄華をしのばせる広大な遺跡群には、古代ペルシャやイスラムの影響を受けた建築物が点在している。メルヴはかつては世界の中心とも呼ばれたが、今は静かな砂漠のなかにたたずみ、歴史を今に伝えている。

  • 白亜の都市を散策

    首都アシガバット(アシガバード)は、近代的で未来的な建物が建ち並ぶ都市だ。白い大理石の建物が多く、世界で最も白い大理石の建物が密集した都市とも称されている。都市の整然とした美しさは、トルクメニスタンならではの景観。町なかを歩きながら、白亜の都市の洗練された雰囲気を満喫したい。

  • 広大な砂漠を駆け抜ける

    カラクム砂漠は、トルクメニスタンの国土のほとんどを占める広大な砂漠で、砂丘や乾燥した平原が広がる。日中は灼熱の太陽が砂を照らし、夜には満天の星空が広がる。砂漠で過ごすひと時は一生忘れられない瞬間となるだろう。

  • 水の神秘を求めて

    カスピ海沿岸に広がるトルクメニスタンの海岸線は長い歴史をもつ交易の場であり、現在は美しいビーチリゾート地としても知られている。カスピ海の透き通った青い水と白い砂浜で海水浴を楽しみ、自然の美しさとともに穏やかな海風を感じながらリラックスする時間が、旅の疲れを癒やしてくれるだろう。

トップへ戻る

TOP