
多様な文化の交差点チュニジア!都市の魅力を支える日本の協力とは?
2024.12.20
キーワードで検索
チュニジアの歩き方
チュニジアは、北アフリカに位置する地中海に面した国。首都チュニスのアラブ旧市街メディナには、迷路のように入り組んだ路地が広がり、伝統的なバザールや歴史的な建造物が点在している。世界遺産のカルタゴ遺跡やバルドー博物館では、歴史に触れることもできる。また、時間に余裕があれば足を延ばしてサハラ砂漠での探検に出かけるのもいい。広大な砂丘が広がる砂漠でのキャメルライドやキャンプは、一生の思い出になるはずだ。
チュニスの旧市街(メディナ)は、アラブの歴史と文化が色濃く残る場所。細い路地が迷路のように入り組み、歩くだけで異国情緒を存分に味わえる。バザールにはおみやげにぴったりなカラフルな手工芸品やスパイスがところ狭しと並んでおり、店の人と交渉しながら巡るのが楽しい。また、古い建物やモスクを訪れて歴史に触れてみるのもいい。特にジャマー・ジトゥーナ(大モスク)の周辺は、観光客だけでなく地元の人々も行き交うエリアで、チュニスの日常を垣間見ることができる。時間を忘れてさまよううちに、旧市街のエキゾチックで深い魅力に引き込まれるだろう。
チュニス近郊にある世界遺産カルタゴ遺跡は、古代フェニキア人が築いた都市。その壮大な歴史を物語る数々の遺跡が残されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥る。かつて地中海の覇者として君臨したカルタゴの栄華に思いをはせながら巡ってみよう。古代ローマ時代の浴場跡アントニヌス浴場や、古代カルタゴの城砦が築かれていたビュルサの丘からは、かつてのカルタゴがどれほど壮大だったかを想像できるだろう。歴史ファンにとってはもちろん、そうでない人にとっても、この遺跡のスケール感と歴史の重みには圧倒されるはずだ。
チュニジア南部に広がるサハラ砂漠は、広大な砂丘と静寂が特徴的な場所。サハラ砂漠の玄関口であるドゥーズでは、ラクダに乗って砂漠を進むキャメルライドが人気のアクティビティとなっている。広大な砂漠をラクダに揺られながら進むと、心が解放される感覚を味わえる。夕方には赤く染まる砂丘に沈む夕日を見ることができ、その美しさには息を呑むだろう。また夜には満天の星空が広がり、キャンプをしながら焚火を囲めばきっと特別なひとときになるはずだ。
チュニス近郊にあるシディ・ブ・サイドは、チュニジアンブルーが美しい地中海の町。丘の上に位置し、絵画のような青く広がる海を一望できる。アーティストや作家たちに愛されてきたこの場所では、カフェに座って地中海の風を感じながらゆっくりとした時間を過ごすのがおすすめだ。特にシディ・ブ・サイドのシンボル的なカフェ「カフェ・デ・ナット」は絶景スポットとして有名で、名物の松の実入りミントティーを片手にその風景を楽しむことができる。カフェの近くには町の名物スイーツ、バンベローニを出す店があるので、食べ歩きしながらこの美しい町を散歩してみよう。
チュニジアでは、地元の豊かな資源を活かしたタラソ&スパ施設が点在する。地中海の海水やミネラルを使用したトリートメントで、心身共にリフレッシュしてみよう。温泉や泥パックなど、伝統的な療法も体験できるタラソ&スパでのひとときは、チュニジアならではの自然の恵みと贅沢なリラクゼーションを同時に味わえる、特別な時間になること間違いなし。半日~1日時間を取って、旅の疲れを癒してみよう。