
D37 地球の歩き方 韓国 2026~2027
Dシリーズ(アジア) 地球の歩き方 海外
2025.06.12 発売
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K-ETA(電子旅行許可証)などを所持せずに渡韓する人が、必ず提出する入国申告書。これまでは紙の申告書のみでしたが、2025年2月24日よりオンラインで作成・提出ができるようになりました。韓国到着3日前から提出できるので、時間があるときに済ませておけば、機内や空港で記入する手間が省けます。
電子入国申告書(e-Arrival card)とは韓国法務部が導入した電子入国申告制度で、入国申告書を事前にオンラインで提出することにより、入国審査官への紙の申告書の提出が不要に。紙の申告書も2025年12月までは利用可能ですが、それ以降は未定です。
電子入国申告書は、韓国到着日を含む3日前から申告書の提出が可能。例えば、1月3日到着の場合は1月1日、2日、3日が提出の期間。提出後72時間以内に入国しない場合は申告書が無効になるため、再度申告書の提出が必要になります。
①大韓民国公式電子政府の公式ページにアクセス
②「電子入国申告 個人申告」の「申告する」をタップ
①「個人情報の収集・利用同意書」「利用約款」を確認し、同意なら「個人情報項目の収集・利用に同意します。」「電子入国申告書利用約款に同意します。」にチェック
②14歳以上なら「14歳以上です」にチェック(※)
14歳未満の場合は家族などの代理人が申告を代行
E-mailアドレス入力後、「アドレスが一致しています。」と出たら「確認」をタップ。
①パスポートの顔写真ページの写真をアップロード。以下の基本情報はパスポートから自動入力されるので、パスポート記載の情報と一致しているか必ず確認。間違いがある場合は手動で修正を
パスポートに記載された
②詳細情報の入国情報について選択・入力していく。入国手段が航空機の場合は「AIR」、船舶の場合は「SEA」をタップ
③入国予定日を選択
④航空便名、船舶名を選択・入力
⑤直前出発地の国/地域、空港名を選択。日本出発なら「JAPAN」、空港名(ローマ字)を選択
⑥出国情報について選択・入力していく。出国手段が航空機の場合は「AIR」、船舶の場合は「SEA」をタップ
⑦出国予定日を選択
⑧航空便名、船舶名を選択・入力
⑨次の目的地の国/地域、空港名を選択。日本到着なら「JAPAN」、空港名(ローマ字)を選択
⑩入国目的を、「観光(個別)/観光(団体)/ビジネス/外交・公務/疾病治療・医療/訪問(家族・親戚・知人など)/会議・行事/就業/学業/スポーツ競技/その他」から選択
⑪滞留情報について入力していく。滞留予定地の住所や宿泊施設名などを、韓国語または英語で入力。ホテルなど滞在先が決まっている場合は韓国語の住所や施設名をコピペするとスムーズに入力できる
⑫韓国内の連絡先を入力。ホテルなどの滞在先、もしくは自分の電話番号の前に81を付けて入力
⑬職業を、「会社員/自営業/学生/無職/家事従事者/公務員/農林畜産業/その他」から選択
⑭最後にE-mailアドレスを確認して、「提出」をタップして完了
手数料は不要で、承認を受ける必要はありません。
提出した電子入国申告書は、大韓民国公式電子政府の公式ページからPDFファイルをダウンロード、またはスクリーンショットで保存できますが、入国審査時に所持していなくても問題はありません。申告書の情報に誤りや変更がある場合は、公式ページの「電子入国申告書の照会・修正」で入国審査前まで変更・修正が可能です。
電子入国申告書はスタートしたばかりですが、日本語で簡単にでき、10分程度で提出が可能。2025年12月までは紙の申告書も利用できますが、徐々にオンラインに慣れておくと渡韓がさらにスムーズになること間違いなし!