韓国の電子入国申告書(e-Arrival Card)の申請方法と注意点を解説

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年3月11日
公開日
2025年4月17日
提供/ソウル観光財団

韓国へK-ETA(電子旅行許可証)などを所持せずに入国する人が、必ず提出する入国申告書。2025年12月末に従来までの紙の申告書が廃止され、現在はオンラインで作成できる「電子入国申告書(e-Arrival Card)」の提出が必要となりました。本記事では、電子入国申告書の申請方法や入力手順、注意点を解説します。

AD

電子入国申告書(e-Arrival card)とは

©︎PIXTA

電子入国申告書(e-Arrival Card)とは、従来の紙の入国カードに代わる電子入国申告書のこと。2025年12月まで紙の申告書が導入されていましたが、現在は電子入国申告書へ一本化されています。

電子入国申告書はスマートフォン、パソコン、タブレットから申請でき、公式ページは日本語表示にも変更できます。申請は韓国到着日を含む3日前から可能で、登録料はかかりません。韓国での入国審査時に申告した証明書の提示は不要ですが、念のためスクリーンショットを保存しておくと安心です。

電子入国申告書の申請概要

1.申請方法

大韓民国公式電子政府の公式ページより、韓国到着日を含む3日前から申告書の提出が可能。例えば、1月3日到着の場合は1月1日、2日、3日が提出の期間。提出後72時間以内に入国しない場合は申告書が無効になるため、再度申告書の提出が必要になります。

2.費用

無料。

3.申請から登録完了までにかかる期間

パスポートやホテルなどの必要な情報が揃っていれば、申請は10分ほどで完了。

4.申請に必要なもの

  • スマートフォン、PC、タブレットのいずれか
  • 有効なパスポート(顔写真ページの写真ファイルを用意しておくとスムーズ)
  • 航空機(船舶)の便名や韓国の滞在先住所などの情報
  • 送受信可能なメールアドレス

電子入国申告書の作成・提出方法

ここからは、電子入国申告書を申請する方法を解説します。スマホ、パソコンまたはタブレットで申請可能ですが、今回はスマホでの提出の流れを紹介します。

1.公式ページにアクセス

大韓民国公式電子政府の公式ページにアクセスし、「電子入国申告 個人申告」の「申告する」をタップ。

2.同意書の確認&メールアドレスの入力

「個人情報の収集・利用同意書」「利用約款」を確認し、同意なら「個人情報項目の収集・利用に同意します。」「電子入国申告書利用約款に同意します。」にチェック。また、14歳以上であれば「14歳以上です」にもチェックを入れます。

メールアドレスを2ヵ所入力し、「アドレスが一致しています。」と出たら「確認」をタップ。

14歳未満の場合は家族などの代理人が申告を代行

3.パスポートの顔写真ページをアップロード

パスポートの顔写真ページの写真をアップロードします。アップロード方法は、スマホで顔写真ページを撮影するか、あらかじめ撮影しておいた顔写真ページのファイルをアップロードするかのいずれか。

以下の基本情報はパスポートから自動入力されるので、パスポートに記載の情報と一致しているか必ず確認します。間違いがある場合は手動で修正を。

  • 姓(アルファベット表記)
  • 名(アルファベット表記)
  • 生年月日
  • 国/地域
  • パスポート番号
  • 性別
  • パスポートの有効期限満了日

4.入国・出国情報を入力・選択

詳細情報の入国情報について選択・入力していきます。

  • 入国手段 ※航空機の場合は「AIR」、船舶の場合は「SEA」を選択
  • 入国予定日
  • 航空便名/船舶名 ※航空機の場合は航空会社と便名、船舶の場合は船舶名を入力
  • 直前出発地 ※国/地域、空港名を選択。日本出発なら「JAPAN」、空港名(ローマ字)を選択

続いて、出国情報について選択・入力していきます。

  • 出国手段 ※航空機の場合は「AIR」、船舶の場合は「SEA」を選択
  • 出国予定日
  • 航空便名/船舶名 ※航空機の場合は航空会社と便名、船舶の場合は船舶名を入力
  • 次の目的地 ※国/地域、空港名を選択。日本到着なら「JAPAN」、空港名(ローマ字)を選択
  • 入国目的 ※観光(個別)、観光(団体)、ビジネス、外交・公務、疾病治療・医療、訪問(家族・親戚・知人など)、会議・行事などから選択

5.滞在情報を入力・選択

韓国での滞在情報について入力していきます。

  • 滞留予定地 ※滞留予定地の住所や宿泊施設名などを韓国語または英語で入力。ホテルなど滞在先が決まっている場合は、韓国語の住所や施設名をコピペするとスムーズ
  • 連絡先 ※ホテルなどの滞在先、または自分の電話番号の前に81を付けて入力
  • 職業 ※会社員、自営業、学生、無職、家事従事者などから選択

最後にメールアドレスを確認し、「提出」をタップして完了。

6.提出後の電子入国申告書の確認方法

申請手数料は不要で、承認を受ける必要はありません。

提出した電子入国申告書は、大韓民国公式電子政府の公式ページからPDFファイルをダウンロード、またはスクリーンショットで保存可能。入国審査時に所持していなくても問題はありませんが、念のためスクリーンショットを保存しておくと安心です。申告書の情報に誤りや変更がある場合は、公式ページの「電子入国申告書の照会・修正」で入国審査前まで変更・修正が可能。

電子入国申告書のよくある質問

Q
韓国の電子入国申告書の提出対象者は?
A
原則として韓国へ入国するすべての外国人は、電子入国申告書の提出が必要。ただし、韓国国籍保持者やK-ETA、外国人登録証を所持している場合などは免除されます。
Q
韓国の電子入国申告書の作成・提出の手数料は?
A
無料です。
Q
韓国の電子入国申告書の有効期間は?
A
申告書提出後72時間以内に韓国へ入国すれば、滞在期間中は有効です。日本へ帰国し再度入国する際は、新たな申告書の提出が必要。
Q
代理人による申告は可能?
A
可能です。ただし、代理人が申告した内容は本人が申告したものとみなされ、内容に不備や誤りがあっても本人の責任となります。
Q
家族やグループでまとめて申告は可能?
A
ひとりが申告者を追加する形式で、最大9人までまとめて申告が可能。10人以上は団体電子入国申告機能で申告する必要があります。
Q
電子入国申告書提出後、内容に変更が生じた場合は?
A
ホームページの「電子入国申告書の照会・修正」へ発給番号、または申告書に入力したメールアドレスでアクセスし、入国審査前までに変更を行ってください。

まとめ

©︎KAZUE NAKASHIMA

電子入国申告書(e-Arrival Card)は、旅行者が韓国へ入国する際に必要となる電子入国カード。申請内容はパスポート情報や滞在先など基本的なものが中心なので、事前に準備しておけば数分で完了します。韓国旅行の前に申請方法を確認し、スムーズな入国手続きを目指しましょう。

トップへ戻る

TOP