【2026年版】ビザなしで行ける国・地域、ビザが必要な国・地域
2025年5月22日
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旅行・観光の基本情報
南アフリカの歩き方
南アフリカは、アフリカ大陸の最南端に位置し、風光明媚な景色と野生動物の出合いが楽しめる国。喜望峰から広がる絶景やサファリ体験は、他では味わえない感動をもたらしてくれるだろう。また、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラの足跡をたどれば、アパルトヘイトの歴史について学ぶことができる。さらに、ワイン好きならワイナリーが点在するステレンボッシュ地方は必見だ。南アフリカには多彩な魅力があり、何度訪れても新たな発見があるに違いない。
クルーガー国立公園をはじめとする広大な保護区では、多様な野生動物との出合いが待っている。サファリツアーに参加すれば、動物たちの生態を間近で観察できる。緊張感が漂うサバンナでヒョウを発見したり、水辺で水浴びするゾウに出合ったりする瞬間は、心に深く刻まれるだろう。自然のなかに身を置けば、自分自身もこの大自然の一部であることを実感するはず。
ケープタウンは、南アフリカ観光のハイライトのひとつ。まず訪れたいのは、テーブルマウンテンだ。ロープウェイで山頂に上れば、目の前にケープタウン市街や大西洋の絶景が広がる。また、ケープタウンからほど近いロベン島(ロビン島)は、ネルソン・マンデラが長年囚われていた歴史的な場所。現地ガイドの案内で、アパルトヘイト時代の歴史を学ぶことができる。
ステレンボッシュやフランシュフックはワインの産地として知られている。多くのワイナリーが点在し、テイスティングツアーを開催している。プロフェッショナルの解説を聞きながらワインを楽しむことができる。ワインと一緒に提供される地元のチーズやシャルキュトリーも絶品。静かな自然に囲まれながら、南アフリカワインの奥深さを味わうひとときを過ごしてほしい。
南アフリカ共和国
約122万平方キロメートル
約6203万人
行政府はプレトリア、立法府はケープタウン、司法府はブルームフォンテン
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教など。
英語、アフリカーンス語、ズールー語、ソト語など、合計12が公用語。
2025年3月現在、地域によってレベル1~2の危険情報が発出されている。
日本から南アフリカへの直行便は運航しておらず、ドバイやシンガポールなどで乗り継ぎが必要。所要時間は18〜20時間。
南半球に位置し、10〜3月が夏季。1年を通じて温暖で乾燥しているが、地域により気候が異なる。
南アフリカと日本の時差は7時間で、日本のほうが7時間進んでいる。サマータイムは実施していない。
(※)は移動祝祭日で、都市によって異なる。
1月1日 元日
3月21日 人権の日
4月頃 グッドフライデー ※
4月頃 家族の日 ※
4月27日 自由の日
5月1日 メーデー
6月16日 青年の日
8月9日 女性の日
9月24日 文化遺産記念日
12月16日 和解の日
12月25日 クリスマス
12月26日 親善の日
チップの文化が根づいている。以下は目安。
水道水は飲用せず、ミネラルウォーターの飲用をおすすめる。郊外や自然保護区などを訪れる際は、ボトル入りのミネラルウォーターを携帯することが望ましい。炭酸入りは「スパークリング(Sparkling)」、炭酸なしは「スティル(Still)」。
ほとんどの商品に付加価値税(VAT)が課されている。還付制度があり、1回の買い物で購入金額の合計が250ランド以上の場合、空港で手続きをすれば税金還付を受けることができる。手続きの際に必要になるため、領収書はなくさないように保管しておくこと。
スリや強盗、殺人などの犯罪が発生しており、旅行者が被害に遭うケースもある。単独行動や、人通りの少ない場所を歩いたり夜間外出したりすることは控えること。レンタカーを利用する場合も、助手席に荷物を置いたり、車内に荷物を置きっぱなしにしないように注意する。
エイズ(HIV)の感染率が高いため、性的接触は避けること。また、輸血で感染する可能性もあるため、医療機関を受診することになった際は注意する。
23歳以上という年齢制限を設けている場合が多い。
動物保護区や国立公園などで入園や滞在に年齢制限を設けている場合がある。
メートル法を採用しており、距離はメートル、重さはグラム、容積はリットルで表記される。