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済州島は漢拏山(ハルラサン)の噴火によって形成された島。島のほぼ中央にあり、標高1950mは韓国最高峰だ。溶岩洞窟やオルムと呼ばれる側火山は、済州独特の景観を創り出している。一帯は国立公園として保護されており、2007年にはユネスコの世界自然遺産にも登録された。春夏秋冬の美しさがあるが、初夏に咲くヤマツツジと溶岩ドームは済州らしい風景を作り出す。
登山コースは5つあり、なかでも霊室コースは3.7kmと最も短く、初心者にもおすすめ。山頂までは行かないが、標高1698mのウィッセゾグンオルム展望台まで行く。同じコースを戻るのはもったいないので、4.7kmの御里牧コースを使って下山するとよい。歩行時間は約7時間。原則として日帰り登山しか認められていないので、朝早く出発すること。各登山口ともに時期によって最終入山時間が決められている。
登山は日帰りが原則
漢拏山は登山道ごとに入山時間と下山時間が決まっている。夜間は入域できないので必ず日帰りで訪れるプランを立てよう。
済州市外バスターミナルから240番のバスで約1時間の霊室チケットオフィスバス停下車後、徒歩約40分したところに登山口がある。
御里牧ビジターセンターから御里牧バス停までは徒歩約15分。済州市外バスターミナルへは240番のバスで約50分。