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アーバンちっくなダイニング 『Benu(ベニュ)』
シンプルな店内はかえって高級な雰囲気醸し出してるぅ。
今日一番乗りだったりので他にお客さんもいないし
記念に撮影させてもらったのだ。 脇でソムリエさんが入念にワインのチェックしてました。
うずらのピータンに生姜を刻んだポタージュ。
豚バラ&牡蠣をキムチのラップして一口サイズ。
松茸の雑穀リゾット、豆腐の金山寺味噌、銀杏。
彩り鮮やかなみりん干し風アンチョビーと百合根の組み合わせ。
スモークした鰻はまったりとして少し変わった食感。
ロブスターの小籠包は、お箸で召し上がれ。
鮑のコリっとした瞬間に濃密な鶏レバーの風味口の中で広がった。
きクラゲで巻いた海老フライは尻尾まで食べちゃった。
食べてみると全く別物、でも油淋鶏みたいな蛙の足。
まさに焼き魚、ためらいもなく美味しそうに食べているアメリカ人。
グリルしたウズラと優しい栗のソース
熟成ビーフはモミジおろしでさっぱり。
ダンジネスクラブに上湯スープのかかった卵豆腐でお腹は納まった感じ。
シッケこんぶ茶の後は‥
酒粕のシャーベットと干し柿ソースに柚子かき氷。
ホワイトチョコに巻いてあるのは生湯葉、乾燥した湯葉はウエハースの代わり。
>>>このコースを手がけるのはCorey Lee(コーリー・リー)氏 彼は、子供の頃家族と共に韓国からNYに移住、高校のアルバイトで始めたレストランがこの道に入るきっかけとなった。 高校卒業後、ヨーロッパの一流レストランで修行をつみ、NYに戻った時にアメリカで最も予約の取れないレストラン『フレンチランドリー』の募集広告を見つけ、その後9年間巨匠トーマス・ケラー氏の元でミシュランの三ツ星を守りぬいた。 アメリカでフレンチのテクニックを使い見事にアジアを表現した類い稀なるセンスの持ち主。 超ハイエンドなレストランながらそこかしこに東洋を感じ食べていてどこかホッとする心温まるコースだった。 一品一品の素材テクニックに忘れかけそうな日本、アジアの心を思い出してしまった。
Hachiyaの干し柿
店先にぶら下げてある。
この季節ならでは風景だけど、今日本では珍しい風景かもしれない。
《benu ベニュ》
22 Hawthorne Street San Francisco, CA 94105
http://www.benusf.com
〜2015ミシュランガイド三ツ星獲得〜