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「桜を見たのは、4年ぶりです。」 とメキシコ内陸部のとある町から遊びにきた方が、ポツリと呟いていらっしゃいました。
「桜を見ると、日本人だなって思いますねぇ。」 ともおっしゃっていました。
カナダ北東部の町に住んでいる方も 「6年ぶりに桜を見ました。」 と、涙ぐんでいらっしゃいました。
こっちももらい泣き‥。
その方達の町は、それぞれとても暑い,とても寒いそうで、自宅近くで見た事がないので、本当に懐かしそうに眺めて、記念写真を撮っていらっしゃいました。
どこでもある木とばかり思っていた。
桜の分布 を見てみると、主に "北半球の温帯" に分布。 温暖な気候という事です。
『温帯』 と言うのは、一年の最も寒い月が、−3℃以上で18℃未満で、最も暖かい月の平均気温が、10℃以上の気候帯の事で雨も適度に降る場所。 大陸の西側では、偏西風が吹くので大陸の東側より少し緯度が高い所まで温帯(エリア)となる。
北緯37度46分に位置するサンフランシスコの桜は、毎年一月中頃から開花して、最終的に桜が散るのが、5月中頃。 はかないイメージのお花達もここでは、長期間愛でる事ができます。
写真は、マリーナ地区にある パレス・オブ・ファインアーツ 1915年に博覧会が開催された場所です。 ヤエザクラの一種ですが、この木の桜が散る頃、街は、『霧の季節』を迎えます。