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日本では、20日から動物愛護週間 ⇒ 日本の暦って何とかの日がいっぱいあって面白い。 今年は敬老の日と重なっている。 双方愛護しなくっちゃ。
住んでいる家は、小動物の飼育は許可されています。
お向かいには、御年15歳の老犬スパンキーが今日もゲホゲホ咳をしながら、ヨタヨタとエレベーターを飼い主ママと降りていく。 フラフラしながらマーキング場所に向かう。 15分後ママがスパンキーをだっこしてスタスタと戻ってくる。 出勤時間が迫っているらしい。 30分後ママは出社。 その30分後スパンキーは "デイサービス" の迎えの車に乗り友達犬と何処へ。 およそ4時間後、ヨロヨロになりながら帰宅。
スパンキーママの話では、一日4時間週5日一ヶ月200ドルほどの料金。 犬種によって料金は違うが、シニア割引はないそうだ。 この料金、平均的な値段だそうですが、人の保育料とどっちが高いかな?
そして、今は天国で蝶々とりをしているだろう元捨て猫エム。 コンピューターのスクリーンセーバーの飛び交う蝶々を必至でとり続けていた。 「ニャンコの脳みそは小さいから本物かどうか分からないんだよ。」 よく鼻で笑っていた私。 晩年、腎臓を患い、体中に黄疸がでて、茶虎の猫が本当に黄色になった。
獣医は 「決断は、しなければならない。」 と宣告。
しかし、エムはそれでも前足だけで歩いている。 既に後ろ足は動かず、アザラシのような歩き方。 人は、決断つまり "安楽死" を考えているけど、ニャンコは脳みそが小さすぎて、自ら死のうなんてアイデアは持ち合わせていない。
数日後、いよいよその時。 病院の小さなお部屋で最期のお別れ。
「毎日蝶々取りの練習してたんだから、今度はきっと取れるよ。」
「にゃ〜。」
更に数日後、10センチにも満たない小さな木の箱に入って帰ってきた。
通院、投薬治療を約4ヶ月、約1330ドルの費用。(精密検査費用が半分近く)
サンフランシスコは、住宅事情などで、大型犬を飼う事が難しく、また、猫の方が手間がかからないと里親率が犬より高いと動物愛護団体の記事がありました。 SF市内でドックパークは、15カ所あり、ペットフード会社の調査 "ヘルシーペットな都市" では、隣町オークランドが全米2位、サンフランシスコは5位に入っていて、ワンこ、ニャンコ達には住み良い街。
が、必ずやってくる "老い"。 それでも彼らは、生きようとしています。 確かにお金はかかる事ですが、何とかみんな幸せな老後を過ごしたいものです。
写真は、春に撮った写真で、チャールズ・M・シュルツ博物館。 スヌーピーは、きっとペットの中のペット?