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月曜日に、日本の国勢調査に相当する ”センサス” 全数調査の調査質問書が届きました。
10年毎に、アメリカ、プエルトリコの各家庭に郵送されて、名前、生年月日を記入。 2010年4月1日時点で、持ち家か、賃貸か、同居人数、人種について10の質問に対して答え、専用の封筒に入れて、ポストに投函します。(在留資格の質問はありません)
翻訳された日本語のガイドがありますので、理解が難しい時は、それを参考にすればよいわけです。
住んでいる人の人数の質問では、こんな事が書いてありました。
・赤ちゃんも含めて、ほとんどいつも生活し、眠る人の全ての人数を書いてください。
・大学、軍隊等で離れて暮らしている人の数は数えないでください。
・老人ホーム、留置所、刑務所にいる人の数は数えないでください。
と、時々読み返してしまう単語もあったりします。
人種の項目には、種類の多さに驚き、ジャパニーズに×印した後、本当に日本人でいいのか、他に該当する人種はないのか、確認してしまいました。 初めて聞く人種、部族もありました。 『多民族国家アメリカ』なんですねぇ。
調べてみたら、『人種』とは、地球上の人類を皮膚、髪の毛、顔の形等で大きく分け、さらに、言語等で細分した種別。 とありました。
記入は、5分ほどで終わります。
返送しないであろう世帯が、4千8百万世帯と予想。その為に5月以降は、調査員65万人を動員して回収作業が行われる。要は、玄関までやって来る。
話は横道にそれますが、質問書が届く前日。 日本からやって来た13歳の少年に「今年は、10年に一度のアメリカの国勢調査の年なんだよ。」と教えてあげた。
そしたら、その少年「僕、前回は、まだ三歳でした。」と言った。
一瞬、言葉に詰まる周囲の大人。
そしてその少年「次の時は、日本の大学を卒業しています。」と言った。
私達大人は、それぞれの10年前、10年後を思い浮かべたに違いない。
ちなみにこの少年 ”夢” は、お医者さんになる事だそうです。 「サンフランシスコは、いい大学もあるし、英語もいっぱい勉強して、次は、留学生として来たい。」 と目を輝かせながら語っていました。 10年後が楽しみです。