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★少し町を離れるとワイナリーが広がります★
レンマークは、川沿いに広がるリバーランド地区にある町です
ニューサウスウェルズ州とビクトリア州の間を流れ、南オーストラリア州を抜けて南極海へ注いでいるのが、マレー川。全長2500kmもあり、オーストラリア最長の河川です。ちなみにこの長さを日本国内で調べてみると、北の青森県庁から南の沖縄県庁まで一部区間フェリーを含み自動車道路で2600kmです。マレー川!やっぱり長いです。
その川沿いに広がるのが、リバーランドと呼ばれている地域。レンマーク・パリンガ・ベリ・ロクストン・バーメラ・ワイケリの6つの町から成っています。レンマークは、人口約7000人でこの地域で最も大きい町で、スーパーマーケットやファーストフード店、病院もあり、生活するのに不便は感じません。
★川沿いには公園やホテルが並んでいます★
私たちの生活と自然が共存している、それが、私が毎年このレンマークを訪れるのを楽しみにしている理由です。
そうは言っても、広大なオーストラリア。アデレードからは約250km、お隣のビクトリア州までは約240kmと、どちらに出るにも車で2時間から3時間ほどかかります。しかも!!アデレードからレンマークまでの高速道路にはガソリンスタンド以外は何もない。たまに、緑の多い林や砂漠のような景色を見かけるドライブになります。まあ、運がよければカンガルーに遭遇できるかも。
★空気が冷たくても夜の星空散策はかかせません★
★寒い朝には川面から蒸気が★
今回は限られた時間でレンマークのスポットを探る旅に挑戦したいと思います。自然の色の移り変わりが美しく、全てがスポットになるくらい素敵な所。川沿いから見る朝焼け、山沿いの空を赤く染めていく夕日は一級で、一日の時間の移り変わりを肌で感じることができますよ。
★朝焼け・夕焼けもかかさずに★
先ずボニー湖(Lake Bonney)を紹介しましょう。
ここは、レンマークの中心部から約40km離れたところにある湖。キャンプサイトとして地元の人にも人気のあるスポットです。付近には、原住民であるアボリジニによって保護されている場所があり、自然がそのままの形で残されています。枯れたユーカリの木が湖の中にひっそりと立っている姿は一興です。
★ひっそりと沈む湖には枯れ木が並んでいます★
★まだ開花には早いアーモンドの木★
ここから日本へも輸出されているらしいので、ひょっとしたら皆さんの周りでも売られているかもしれません。 こうして記事をまとめている間にも、またレンマークに行きたくなってきました。次回は川で楽しむハウスボートについてを紹介します!