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アメリカの子供たちが2番目に好きな祝日が "ハロウィン"
この時期になるとあちこちでハロウィン用のコスチュームを売る出店や店内の売り場スペースを拡大。 お父さんやお母さんはネットで我が子の希望に沿うかつ予算内で収まるコスチューム探しが夜な夜な検索。 人気の有名キャラクターは、びっくりするほど高価で家族で検索は勇気がいる。 また今年は "永遠のヒーロー消防士(Fire Fighter)"が増えるんじゃないか…
日本でも年々盛んになってきていているらしいですね。
サンセット地区にある『クランシーズパンプキンパッチ(Clancy's Pumpkin Patch)』は10月1日からハロウィン当日31日までハロウィン用かぼちゃ特設売り場になる。
コーンの葉っぱにくくりつけられたカカシやオズの魔法使いに出てきそうな人形が手作り感いっぱいで、ここだけ別世界で脇の7th Aveの車の音は全く気にならない。 かぼちゃの国に来たみたいだ。
干し草(Hay)でできたトンネルに潜り込んで遊んでるお兄ちゃん。
体がチクチクしちゃうんじゃないかって思うことは、余計な心配らしい><
エアルーム種(Heirloom)のカボチャは、笑っちゃうくらい不細工^ ^
役立たずをドテカボチャと言うけど、不細工なのでかえってインパクトあって十分ハロウィンの役に立ってる。
時期には早いが七面鳥もいた! 自分たちより大きいオスの七面鳥が羽を広げてメスに近寄りメスが走り回ると子供達の表情が少しこわばる。 でも見ていたくて握ったロープをなかなか離そうとしない。
農家の方には絶大な人気の『KUBOTA』のトラクター! 発売以来変わらないオレンジ色は時にこの時期絵になりますね。
そしてここのパンプキンパッチの人気アトラクションが "ヘイライド(HAYRIDES)"
通常藁や干し草を積んでる部分リヤカーに子供達が乗り込む。 お兄ちゃんが「さぁ〜良い子の皆んな〜片方の手はお友達、もう片方の手は木の枠をしっかり掴んでね〜、じゃ、出発するよ〜 レッツゴー」と ディズニーランドばりの笑顔。 歩く方が早いくらいのスピードで走り出した。
駐車場一周の10分くらいのゴトゴト旅。 普段乗ることない荷台に乗って、ほぼ全員初体験なのだろう表情は固まり声も発せず手を振る事もなく行ってしまった。
かぼちゃの上に座らない、登らない、かぼちゃは両手で抱えてもってください等の簡単なルールが貼り紙されていて、クレジットカードも使える。 10ドルも出せば適当な大きさのサイズが買えスーパーで探すより断然楽しい。 さてこのサンセット地区、ここらで一軒の家は一億円くらいするけど、1800年代後半はほとんど砂地だった場所でまばらに住宅があるだけだった。 ゴールデンゲートパーク内の博覧会開催やツインピークスにトンネルができたおかげで中心まで簡単に行けるようになって徐々に広がり始めた。 また第二次大戦後のベピーブームで宅地開発が一気に進み中産階級の人たちの夢のマイホームが整然と出来始め、今サンフランシスコでは最も大きな地区になっている。 そんな住宅地に1979年オープンしたパンプキンパッチ、地元子供達の秋のイベントとして続いている。 郊外ならもっと広いのだろうけど小さい子には保護者や付き添いの人の目も届きこじんまりとして地元コミュニティー的な雰囲気もある。
10時を過ぎると少し大きなお兄ちゃんお姉ちゃん達がスクールバスから降りて来た。
週末から31日当日までは仮装した老若男女が界隈を徘徊。
毎年のことだけど何時もと違う数日間が始まる。
【Clancy's Pumpkin Patch】
住所:1620 7th Ave San Francisco, CA 94122
営業期間:10/1〜10/31 毎日9:00〜21:00
URL:http://www.clancystrees.com