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いかにも中国マフィアがたむろってそうな店構え。 暗がりにポツンと浮かび上がるように『レッズ・プレース・カクテル(RED'S PLACE COCKTAIL)』 入ってみたい好奇心でつい入店。
カウンターに座ってみた。 隣は3人のアジア系男性が中国語ではなさそうなお国言葉で話をしていて急に店の外に出て行った。 密談を聞かれるのがまずいと思われたのか? と思ったら一服タバコ水に外に出ただけのようだった。
ビールは一杯5ドルだったか? 10ドルで払い、お釣りが1ドル札が何枚かきて、チップを1ドル置いていた。 決してぼったくりバーではなくただ薄暗いだけの一杯飲み屋だった。
テーブル席(ラウンジ?)はこんな感じ。 チャイナタウンのダイブバー(Dive Bar)の色濃く。 椅子の下にビール箱を発見、こっそり持っていく人いないのだろうか? 案外規律が守られているようだ。
そして、この地下の階段はトイレに通じる。 一度降りたら二度と上がってこれなさそうな未知との遭遇トイレ階段。 降りてみたらまぁまぁ綺麗なトイレだったのでホッとご用がたせました ^ ^; トイレから戻ってみたらさっきのお客さん以外にも数人カウンターでビール買ったり喋ったり、普通のバーになっていた。
さて、『ダイブバー(Dive Bar)』って時々耳にする言葉。 いわゆるスラングで、店自体が安っぽくて怪しげな場末のバーの意味がある。 元をたどれば19世紀イギリス、若者が集まるちょっと危ない感じのコーヒーハウス、そこによく置いてあった中近東あたりのソファがDaivanって呼んでいたのでその隠語という説がある。 また安い酒を飲んでど〜んと酔っ払う、まるでダイビングするみたいになるからという話もある。
何れにしても怪しげ感はあるけど、ちょっと薄暗いだけの普通の一杯飲み屋だった、白人の小ぎれいなお姉ちゃんがカウンターにひっそり佇み華奢な腕でシェーカーを振る、おっちゃんだったらその健気な作り方見たさにもう一杯いっちゃいそうな、そんなバーでありました。
【Red's Place Cocktail】
住所:672 Jackson ST San Francisco, CA 94133
電話番号:1-415-958-4490
営業時間: 月〜金15:00〜0:00(金〜2:00) 土日12:00〜0:00(土〜2:00)