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『プンタレッラ(Puntarella)』 という野菜をごぞんだろうか? ここ2〜3年くらい前から今頃から春先までファーマーズマーケットやスーパーで見かけるようになった。 どうやって食べるかと見つめていたら仕入れに来ていたレストランのシェフが最も基本的な食べ方とプラスα教えてくれたのでご紹介。
その前にプンタレッラはイタリアの冬野菜でチコリの仲間英語では『アスパラガス・チコリ(Asparagus Chicory)』と呼ばれてるらしいけど、マーケットではそのままPuntarellaと表示されてる。 ファーマーさん達もそう呼んでいる。 イタリア野菜とは言えローマ辺りでしか食べられないかなり地域限定野菜だ。 日本でもそこでしか食べない食材あるよね、なのでミラノの人にプンタレッラ聞いても知らない訳だ。 そんな野菜がベイエリアで出回ってるんだから面白いもんだ。
プンタレッラサラダ用意するもの
1プンタレッラ
2アンチョビ缶
3美味い塩&挽きたて黒胡椒
4スライサー(愛用のベンリーナ)
用意するもの見ただけ、誰でも作れそう!
作る
お水を張ったボウルに、プンタレッラを縦に繊維に沿うようにスライサーで薄く細く削いでいく。
指を削がないように用心深くゆっくりやってね。
スライサーがない場合は包丁で縦に細く切っていく、包丁ない場合は手でできるだけ細く裂いていく。
ポイント
この料理に唯一のポイントはアク抜き。 水を張ったボウル(氷水ならなお良い)に30分ほどつけておく。 30分後にプンタレッラを取り出した後の水は結構色づいてる。 この野菜の旨味は"ほろ苦さ"だけど、しっかり水につけて嫌味な苦さを取り除こう。
よ〜く水切りしたプンタレッラ ⇨ 氷水だとクルリンと可愛くカールするよ。
仕上げ
アンチョビ缶の登場! パッカンと開けてオイル共々プンタレッラと和える。 缶詰によって塩気が違うので初めて使う時は塩気をチェック。 もし香りが強すぎるオイルだったら代わりにオリーブオイルを使おう。 美味い塩&挽きたて黒胡椒で味を整える。
完成、お飾りで身を乗っけてみた。
サラダは和えたてが美味しいけど、ちょっとだけ時間をおくと味がなじんでまた美味い。
残った部分
プンタってイタリア語でとんがったという意味なんだそうで形はトンガリ帽子のユニークな形。 サラダには葉っぱの間にできる "花茎・トウ" の部分を使うが葉っぱの部分はどうするか? そのシェフ曰くチョップチョップして強火で一気にチャオ(炒)生より美味いぞ! だそうだ。
ねっ! 冬の食べ物として誰にでも作れちゃうプンタレッラサラダ。
見かけたら作ってみてね ^ ^ v
ファーマーズマーケットで見つけた
"Cauliflower Snowman "