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星こそついてはいないけど、ミシュランガイドに紹介され続けているレストランがソノマにある。 サンフランシスコからは、約80キロ北上、人口が4万2千人、ソノマ州立大のあるローナートパーク(Rohnert Park) にある日本食レストラン『花(HANA)』
日本の職人さんがキチンとした仕事をしてくれ、それはそれは大変評判が良くて兼ねてから是非訪れたかったレストラン。 まだ行ったことないと言うとフーディー(foodie)達はそんな事でよく務まるなぁとせせら笑うほどの名店。 そんな場所に縁あって先月と今月と立て続けに行くことができた。 前回はディナー"酒バー"今回はランチ "寿司バー" での至福口福の時間を過ごした。
一品料理も見てみようかと思ったが、せっかくなので "全てお任せ" することにした。 ここで言う"お任せ" とはコース名ではなく全て寿司シェフに一任と言う本来の値段のないお任せだ。 料理が提供される前に食物アレルギーや好き嫌いも聞いてくれた。 雑食で光り物が好きで全くアレルギー無し、白魚と白子から始まった。 期待は裏切らなかった。
刺身をつつきながら、釣りの昔話になった。
釣った魚を初日、翌日、3日目と試食し魚の熟成度合いを調べた時の話。 獲れたては歯ごたえがすごいが魚本来の味がするかと言えばそうではなく、3日めが最も魚を食べている感じがしたという実験結果だった話。 鮮度は大切だけど美味いのとはちょっと違ったんだよね〜 熟成肉ならぬ "熟成魚" やはり物によっては2〜3日熟成させたりしているそうで、話もヒートアップ。
お寿司は順不同でヒラメ、ジサバ(鯖)、ホウボウ、寒ブリ、ウミマス、どんどん出てくるしどれも醤油を付けずそのままいただける。 シャリはこの辺りのお寿司では最も小さいがご飯粒がしっかりしている口の中でホロッと崩れるのは言うまでもない。 テンポよく出てくるので軽快に進む。 完全に値段は吹っ飛んでいた、どうにも止まらない。 写真もない。
どっちがどっち?
〆間際にウニの話になった。 グルメな日本人嫁をもらったおかげでトビコしか知らなかったアメリカ人夫、光り物まで制覇するまで寿司好きになってしまったご夫婦の話となった。ご主人は、西海岸のウニの産地サンタバーバラと北海道のウニの違いまでわかるようになり北海道しか食べなくなった。 ホンマかいなとなった。
本日は両方あるってんで比べてみる事になった。
サンタバーバラ産はすごくクリーミィで口の中でフワァ〜とファッティ(Fatty)な感じ。 北海道産は磯の風味が鼻腔を刺激、一瞬まったりするけどウニ自体の引き締まった感じがした。
本当食べ比べると全く違うものを食べてるみたいだった。
デザートも外せないので、ちょっとお腹残しておいて!
ミシュランの星の評価でその分野で特に美味しい料理が星一つ 『極めて美味であり遠回りしてでも訪れる価値のあるレストラン』は二つ星なんだけど、私にとってはわざわざ寄りたいレストランだ。 ここは覚えておくといいレストランだ。
最近近くにビール醸造所ができてその為、週末の混み具合が半端じゃないそうだ。
今度はブリュワリーにも行ってみようっと^ ^
【花(HANA)】
住所:101 Golf Course Dr Rohnert Park, CA 94928
電話番号:1-707-586-0270
営業時間:ランチ月〜土11:30〜14:30 ディナー毎日17:00〜21:00 金土〜21:30
URL:http://hanajapanese.com