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ユナイテッド航空(UA875)で羽田に向かう朝。
かなり早く着きすぎてしまった。
それでもカウンターはオープンしていてチェックイン完了。 早すぎてまだゲートは決まってないので悪しからずと言われ最後に「今日のお座席27Aは非常口に接していますので、脱出の際お手伝いをすることになっています」と締めくくられた。
事前に知っていたとは言え、急に責任重大な任務を背負わされたような気になり、時間的余裕はたっぷりあるの常時混んでいるセキュリティに急いだ、予想に反して問題もなく通過。
ナパファーム(Napa Farm)での買い物もそこそこにゲート(Gate100)を確認し、ナパ・セントヘレナ(St Helena)の "マスタードグリル(Mustard Grill)" オープン告知に感激し、
チョコレート(The Chocolate Market)というのもオープン間近。
いよいよ搭乗
ゲート100搭乗口、最前列席は前に座席がないので手周り品を頭上の棚に入れなければならないので搭乗の順番早くしてくれることが多い。 ボーディングパスを係員に渡した際、再度「お客様の座席は緊急脱出用ドアの脇なので非常時には手伝ってもらいますが、それは了解済みですね」と確認された。
27A 真ん前に緊急脱出用ドア。 エコノミー席でも足が伸ばせるし、キャビンアテンダント(CA)さんの目の前でもありお友達になれるチャンス、知り合い(独身男性)のシートリクエストの場所だ。 今まで何度かこの非常用ドアの席はあったけど、直接口頭で緊急脱出時云々と言われた事ががない。
『このカードの文章、図解による説明を理解し、更に他の乗客への伝達ができること。航空会社規定の言語(英語)にて行う乗務員の指示を理解できること』 この座席に座る場合は、法令で義務付けられているその条件に満たしていることが条件とご丁寧に日本語でも書いていた。 そして一人の客室乗務員さんが私の前にやって来て「貴方はこの座席に座る方ですね、27Cの方と併せて非常時にはお手伝いして頂きます」と念のため脱出時のカード確認しておくよう三度の確認。
27Cの男性は「Do my Best」と一言答えた。 アタシもビビりながらも同じく答えてしまった。
そんなに飛行機に乗っている訳でもないが、初めて備え付けの緊急脱出用手引きを最初から最後まで見たような気がした。
安全飛行をお願いします。
そう願わずにいられないフライトだった。