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【番外編シカゴ】鉄道王国の聖地と腰が抜けた情けない話

美丸(Mimaru)

美丸(Mimaru)

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2018年12月6日
公開日
2018年12月6日
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夕方のフライトまでで徒歩圏内で外せない場所があった。

"アメリカ鉄研の聖地" 大袈裟かもしれないけど『ユニオン駅(Union Station)』 大陸横断鉄道でサンフランシスコからニューヨークまでアムトラック(Amtrak)で旅行する時、必ず立ち寄る所がシカゴ・ユニオン駅だ。 自動車大国・飛行機大国アメリカは、実は、鉄道王国でもある。 一回は体験したい大陸横断列車の旅。 いつか中継駅として来れる日を夢見ながら下見も兼ねて行ってきた。

時期がちょうどクリスマスの準備の頃、クレーンに乗ったりして飾り付けしてた。 それにしても美しすぎる駅舎、いつか必ずアムトラック(Amtrak)に乗ってこの駅に来るぞ!とメラメラやる気と労働意欲が湧いてきた。 カリフォルニアの州都のサクラメント駅(Sacramento SAC)も歴史を感じるいい駅舎だけど、ここも映画の舞台になるだけの見栄えがする。

1987年のアメリカのギャング映画『アンタッチャブル(The Untouchables)』 は知っている方も沢山いると思うけど、怖くて最後まで観た事ない(情けない話)この階段で撮影されたみたいだ、シカゴもサンフランシスコ同様に色んな所で映画やテレビの舞台になっている。

駅の住所が、225 S Canal ST Chicago, IL 60606 とあったのでGoogleマップを頼りに歩いてみたが、違う入り口が表示されてたようで、結局通勤中の方に聞いた。 方向音痴のアタシだけかもしれないけど近くまで行ったら建物で確認しよう。

ちょっと迷っちゃったけどとっても綺麗な建物だった。

情けない腰抜けと言われてもいい

アンテナの高さを含めりゃ高さ520mの『ウィリスタワー(Willis Tower)』 の展望台スカイデッキ(SkyDeck)は、すごく混むから朝一番で行った方がいいと言われたので、飛行機の時間は気になるけど、10時オープンの行列に並ぶ覚悟で行ったみた。

9時少し過ぎ、一番乗りと思ったら既に切符売り場開いてた! 何で?と聞いたら連休の時は9時に開く事もあるらしい。 WEBにも載ってない新鮮な情報は現場確認だ リバークルーズもそうだったなぁ… とにかく24ドル払った。

殺風景なただの廊下を歩く。

切符買ってから5分足らずでエレベーター、この間他のお客さんに会うこともなく独りぼっち。

ようやく会えたのがエレベーターのお姉さん。

これじゃ家のエレベーターと一緒だわ。とお互い苦笑いだった。

エッフェル塔とかエジプトのピラミッドとか背の高い建築物の高さを表示しながら上がっていく、サンフランシスコのトランスアメリカピラミッド通過、横浜のランドマークタワーも通過した。

手元の時計で1分20秒、103階到着!

遠くを眺めてる時はよかったけど、ガラスに近づき下を見た瞬間、妙な汗が出てきた。

これが噂の 『レッジ(ledge)』 ガラス張りの床

係の人は来い来いと手を振る^ ^/`

「大丈夫、心配ない、絶対壊れない」

壊れるとか落ちないとかそう言う問題ではないのだ!

腰が抜けたまま壁に寄りかかり、しばらくボーッとしてた。 3割くらいの人はレッジに乗っていない。 情けないのはアタシだけじゃないよかった。 人種は違ってもやっぱりダメなものはダメなんだ。 勇気が湧いてきたが、そのまま下りのエレベーターに乗った。 24ドルの値段が高いか安いか?東京スカイツリーとどっちが怖いか? 考える時間があった下りエレベーターはゆっくりな気がした。

話のタネとは言え心臓バクバクの情けない体験だった。

ギフトショップで心を落ち着け

後にした…

後で聞けばシーズンには通ってきた所全部行列らしい。 展望デッキまで写真に人は写ってない誰にも会わずに展望台まで行けちゃった。 でも観光地がある程度混雑していた方がいいと思ったのは、貸切遊園地を経験した事ない人で、早起きは三文の徳みたいな経験だった。

高いトコ好きはもちろん行くべき場所だし、そうじゃなくてもシカゴを代表するビルには上っとくべきだね。

【Willis Skydeck】

住所:233 S Wcker Dr Chicago, IL 60606

電話番号:312-875-9696

営業日時:10:00〜20:00

料金:12歳以上24ドル

URL:https://theskydeck.com

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