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毎週火・木・土曜日は、中国南方航空(CZ659)が、広州(Guangzhou/CAN)から武漢(Wuhan/WUH)経由、サンフランシスコ(SFO)にやってきます。
新型コロナウィルスの影響で到着日はマスコミ関係・通信社の方も取材に来るようになりました。 春節を前に故郷の帰りたい人、休みを利用してサンフランシスコに遊びに来る団体ツアーでにぎわうのだけど、前日に武漢の交通機関が封鎖との情報があり、交通拠点の武漢はひょっとすると陸の孤島化しているのではないかとも思いました。
到着日23日(木)空港に行く用事があり少し様子を見てきました。
先ず、チェックインカウンターは地上係員全員マスク着用(着けてない人はひとり)していました。最終目的地広州(CAN)へのチェックインやアップグレード用カウンターにはお客さんはいなかったげれど、武漢乗り換えのカウンターだけがまだ列ができていました。 重苦しい空気で、とても状況を聞ける雰囲気ではありませんでした。
到着案内板には、武漢から来ることになってるし、運航状況検索でも武漢から来ることになっていました。 本当に武漢から飛び立ってくるのだろうか? 昨日のニュースでは、"公共交通機関は封鎖する"と報道されたので、封鎖前に搭乗できた人たちが来るのだろうか?場所取りの地元テレビ局のレポーターさんの近くにいた私も交え、報道関係者さん達の立ち話。上海出身のフォトジャーナリストのイーちゃんがスマホを見ながら恐らく武漢には寄っていないと発言。私も「あなたの局のニュースでも、昨日の段階で封鎖すると言ってましたよ。」と視聴者として発言。時間的に空港も封鎖になってる可能性はあると局のレポーターさんも同意。ところで日本ではどーなの?と話は飛んできて、マスクがとにかく売れてて一昨年の山火事の時みたいに町からマスクが消えた同じ状況かもしれないと出待ちの情報交換。
マスクをしている人には片っ端からインタビューを始めていました。
南米便の乗客は、みんな風船持って出迎えてとってもうれしそうです。が、その背後にはマスク姿が…
中国南方航空のクルーが出始めました。最初に機長らがマスクを着けずに現れた。イーちゃんは「あれ?お客さん意外にマスクないよ〜」と不思議そうな顔だったが、客室乗務員はマスク着用。
仁川からも到着便があって韓国の方もマスクをつけて出てきて、なかなか見分けがつかなかったです。今までは、マスクをしてる人=日本人 だったのが、新型コロナウィルス発生以来アジア便のマスク姿が増え、マスクをしてる人=アジア人という風景になっています。
火曜日に武漢から来た乗客には、アメリカ疾病予防管理センターが発行した "黄色い警告書" が配布されていた。そこには「過去2週間以内に武漢に滞在し発熱、咳、呼吸困難を生じた場合直ちに医療機関に行ってください」その前に電話をすること、武漢での状況説明、この黄色い警告書を必ず渡してくださいとありました。
中国南方航空:https://global.csair.com
CDCアメリカ疾病予防センター:https://www.cdc.gov/coronavirus/about/index.html