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▲火災現場周辺
5月23日朝4時すぎフィッシャーマンズワーフ・ピア45で火災がありました。
この火災で、1926年に完成したコンクリートと木造の桟橋倉庫部分の4分の1が焼け落ちました。
消防士150人以上が消化作業にあたり、昼頃には一応制圧したようですが、万が一再出火の可能性もあるので消防士は、25日まで待機。
▲シーフードの屋台が並ぶ
観光地でも有名なシーフードの屋台が並ぶ道の奥の桟橋が火災現場。サンフランシスコを訪れたことのある方は一回は来ているところではないでしょうか。早朝でまだ暗かったことや湾沿いなので、炎は遠くゴールデンブリッジの対岸まで見えたそうです。消防士さんのひとりが怪我で病院に行った以外、負傷者はいなかったとのこと。
▲レトロなゲームセンター
レッド&ホワイト社のベイクルーズの乗り場、戦艦ミュージアム、レトロなゲームセンターがある辺りです。この辺りはフィッシャーマンズワーフを散策する際はきっと皆さん通っていると思います。
ピア45はふたつに分かれていているのですが、メインの倉庫部分が火事となりました。ピア45にはサンフランシスコの主要なシーフード会社の拠点にもなっているのでその被害が心配されます。原因は不明ですが、地元の漁師さんの話では時折ホームレスらしい人がいたりするそうです……あるいは古い建物だけに漏電の可能性も考えられます。
▲45ShedB
Bサイドは外側からは被害を受けている様子はありませんでした。先端に見えるは、おそらくレッド&ホワイト社のフェリーと思われますが、消防艇と同じカラーリングで確認しづらかったです。歴史的桟橋45には、1943年建造のリバティ船「ジェレマイア・オブライエン(SS Jeremiah O'Brien)」が係留されています。あわや火の手がというところで消防艇(世界的にも珍しい消防用の船;ピア24係留)の尽力によって難を逃れました。メモリアルディーは戦没者慰霊の祝日なので、もし焼けてしまったら申し訳ないことになっていました。
海の安全と漁師さんの無事を祈るための小さい教会もありますがそれも無事、誰もいないチャペルで鐘だけがなっていました。
▲消火ホース
直径15cmくらいのホースがパンパンに。まだ消火活動が続いてるのです。
▲ジェファーソン通り
もし、コロナ禍でなければこれだけ大規模な道路工事を春休みから夏休みをまたいで行っただろうか?と思うほどフィッシャーマンズワーフのメイン通りのジェファーソン通り(Jefferson ST)は、完全に封鎖して工事が続いています。新型コロナウイルスが終息してまた、皆さんがいらっしゃれる頃には、美しくなったジェファーソン通りになっていますよ。
もう少し、頑張りましょう!
Historic Pier 45:https://www.visitfishermanswharf.com/historic-pier-45/