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瀬戸内市の牛窓オリーブ園を紹介していますが、次は園内にある「牛窓オリーブショップ」のある建物の展望台を目指しましょう。
建物の3階と5階に展望台があり、園内の眺望から瀬戸内の多島美まで眺められます。
眼下のベンチではソフトクリームなどを食べる人がちらほら。テイクアウトした食事をこのテーブルで食べるのも気持ちがよさそ~。
展望広場の全景も見下ろせます。
前回、紹介した瀬戸内海の眺めはこの展望広場から撮った写真です。
こちらもオリーブの小径などのあるオリーブ畑の一部です。
瀬戸内海の多島美も山頂広場とは違った視点で楽しめます。
牛窓ヨットハーバーの山の上には"ホテルイルマーレ牛窓"も見えます。
牛窓の町を上から見下ろすとオレンジの瓦屋根が目立ちますが、観光地としてエーゲ海を意識した町づくりの結果「瀬戸内市牛窓支所」や「牛窓中学校」「公衆トイレ」など、公共の建築物もアーチ窓にオレンジの屋根瓦や風車を取り入れています。
牛窓中学出身の友人の話によると中学校ができたばかりの頃は、ホテルと間違えてやって来る観光客もいたと苦笑していました。
牛窓港に目を移せば「牛窓一文字防波堤」が一直線に内海と港を二分しています。
ここは江戸の昔、津田永忠によって完成した防波堤で「朝鮮通信使」も立ち寄る重要な港でした。
その奥に見える左端の島は「黒島」その右に「中ノ小島」その右は「端ノ小島」といいます。
この3つの島々の潮が引いたときにだけ「砂州」が姿を現し、3島がつながります。
この砂州を「黒島ヴィーナスロード」といいます。
古くは「天下の奇蹟 砂の浮橋」と呼ばれ牛窓八景のひとつとされていました。
望遠レンズで見たら「浮橋」の名残りが少し残っていました。
1時間前くらいが干潮だったみたいです。
大潮の干潮のときは見事に3つの島がつながるそうです。
牛窓一文字防波堤の奥の島は前島です。
この島も魅力的な島で、CM(サントリー オールフリー)の撮影地になりました。
左下に見える白亜の建物は"ホテルリマーニ"
遠くには兵庫県の家島がおぼろげながらも見えたので感動しました~。
この建物の1階は「暮らしの中にオリーブを」をテーマにして、食用オリーブオイルやオリーブの木、オリーブコスメなど多数のオリーブ製品が販売されています。
そして、2階にはカフェ……ここのカフェもすてきな眺めなのです。
■牛窓オリーブショップ
・住所: 〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
・電話番号: 0869-34-2370(牛窓オリーブショップ)
・営業時間: オリーブショップ 9:00~17:00
・定休日: なし
・料金: 無料
・駐車場: 普通車85台、バス7台
・アクセス: 岡山ブルーライン邑久ICから約15分/JR邑久駅から牛窓行きバス約20分、「オリーブ園入口」下車、徒歩約30分