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▲サンフランシスコ空港の管制塔
2020年も8月に入り、サンフランシスコの公立学校は夏休み残り3週間、最終コーナーに入ります。
日本では遅れて夏休み開始のところもあるようですし、お盆休みも近いです。
実は昨日ある方から「日本と同様に、アメリカ入国の際にPCR検査はありますか?」と質問をいただきました。
7月に、サンフランシスコ空港の国内線については⇩ちょっと触れていましたが、昨年暮れにコロナ前に行って以来国際線乗ってないし、どーなんだろ?
▲無料のPCR検査
その前に復習も兼ねて、サンフランシスコやベイエリアのPCR検査についてです。サンフランシスコ・ベイエリアでは、病院(有料のことが多い)はもちろん、各自治体や非営利団体で無料のPCR検査を受けることができます。日本では、症状が現れないと受けられないと聞きましたが、基本的には受けたい人は、誰でも検査を受けられます。サンフランシスコ市内では、Embarcadero Test Site(Pier30/32)・SOMA Test Site(600 7TH ST)・City College Test Site (50 Frida Kahlo WAY)など市で運営していますし、健康保険を持っていなくても大丈夫なところもあります。場所によってはドライブスルーになっていたり、便利なので人気の検査場となっています。
地域コミュニティが、援助を受け自主的に行ってることもあります。上の写真は、市内でも感染者が多いエリアの駅前広場、企業からの援助を受け無料の検査場が設けらていました。仮説テントで綿棒を鼻の奥にクリクリっと入れられてるのがわかります。
▲サンフランシスコ空港エドリーターミナル
話が逸れてしまいましたが、日本の外務省の海外安全ホームページに(2020年8月4日午前6時までの情報)
日本からの渡航者、日本人に対して…
①入国制限措置をとっている国・地域(121国/地域)
②入国後に行動制限措置をとっている国・地域(91国/地域)
と対応が分かれていまして、アメリカは②の入国後の行動制限措置をとっています。
アメリカの行動制限は、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が日本の旅行健康管理情報はレベル3(不要な渡航延期勧告)としてるので、入国後14日間自宅などで待機し、健康状態を観察周囲との距離を置くこと(Socialdistancing)が求められています(ハワイ州、アラスカ州、グアムなどは要確認)PCR検査については明記されていませんでした。
詳しくは、「外務省海外安全ホームページ」アメリカは②の75です。
実際に日本からサンフランシスコに入ってきた方で、現地駐在員のご家族の方は、そのまま帰宅し2週間家の敷地内は歩いたけど、買い物には行かなかったそうです。やはり万が一のこともあるので待っていたそうです。また、乗り継ぎで空港から出てもいいそうでしたが、税関(その日は3時間ほどかかったそう)や国内線への移動で結局空港内にいたそうです。ほか何人かにもメッセージで話す機会がありましたが、誰もPCRの話はしていませんでした。
*これまでの限り、少なくともサンフランシスコ空港では行われていないようです*
例年だと今頃、仕事のお父さんを残し、ママと子供たちは、日本のおじいちゃんおばあちゃんのお家で過ごす人も多いのですが、2020年はそれを控えて車で行ける近場で夏休みを過ごしているようですね。本当に1日も早くコロナが収束し、気兼ねなくおじいちゃんやおばあちゃんに、顔を見せられるようになるといいなとしみじみ思います。どこにでも旅行できる日が来ることを願います。