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2020年11月24日作成、2020年12月8日更新(■最後にの部分に追記有)
皆様、サワディーカー。
タイ・バンコクで、私が日常よく使う電車と言えば、BTS(バンコクスカイトレイン)とMRT(地下鉄)です。日本の電車のように、1時間に何本も来て、タイ語がわからない外国人にとっては便利な交通手段だと感じます。一方、本数も少なく、ルートによっては遅延も多く、不便だなと感じてしまうのが、SRT(タイの国有鉄道、以下国鉄と表記)です。その代わり、郷愁にかられる雰囲気が味わえるのがタイ国鉄。電車が来てないときには線路の上も普通に歩けるところもあります。特に、撮り鉄の方には、タイ国鉄は、魅力的なスポットのひとつだと感じます。
今回は、その中から、国鉄タラートプルー駅(Talat Phlu SRT Train Station、สถานีรถไฟตลาดพลู)を紹介したいと思います。国鉄の駅ではありますが、本数の少ない国鉄の電車に乗ってくる必要はありません。BTSで、タラートプルー駅(Talat Phlu station、สถานีตลาดพลู)まで行き、そこから徒歩13分かけて国鉄の駅まで行くことも可能です。
また、国鉄タラートプルー駅近くには、ラテアートで表彰されたこともある現代的なカフェ「ร้านกาแฟ ลิงซ์/LYNX Specialty Coffee」があり、いただいたバスクチーズケーキもラテもおいしかったのであわせて紹介したいと思います。比較的近くに、ワット・パクナム(→「タイ王国バンコク都内の寺院観光 ~天井画の美しい寺院『ワットパクナム』」の記事で紹介済み)などの観光スポットがありますので、体力のある方はあわせて見て回るのもよいのでは、と思います。
薄紫色の駅舎が印象的な駅です。
電車が来てないときには、プラットフォームから線路の上を歩くことも可能な感じです。線路を渡って反対側から、薄紫色の駅舎を撮ることも可能です。
プラットフォームの端までくると、また違った風景が味わえます。
現在、国鉄タラートプルー駅では、乗車券などを購入しなくても駅に自由に出入りできます。電車の来る時間にあわせて、駅周辺をぶらぶら見て回ることもしやすいでしょう。これも、タイ国鉄の魅力ですよね。
《国鉄タラートプルー駅の時刻表》
タイ国鉄のウェブサイトで、最新の時刻表を調べることもできますが( http://www.railway.co.th/Home/Index)、駅舎内にも時刻表があります。
国鉄のタラートプルー駅から徒歩約6分のところに、「LYNX Specialty Coffee」というカフェがあります。知らなかったら、ここがカフェだとは気づかれないのでは、と感じる外観。
安心できるお手洗いと、奥のほうの座席にはコンセントがあって、携帯電話の充電ができてとてもありがたかったです。
ホットラテ55Bで、大阪でも認められたラテアートを楽しめます。バスクチーズケーキはお得だと感じる値段ではなかったのですが、ここでこんなにおいしいケーキが食べられるだなんてとびっくりでした! 表彰状やメニューなど、スマホで記録用に撮影していましたが、誤操作でうっかりここ数ヵ月分の写真などを削除してしまい、デジカメで撮った写真以外を掲載できませんが、このほかのケーキもおいしいと見聞きしますし、並んでいたクロワッサンもおいしそうでした。お店のウェブサイトをリンクしておきますので、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ร้านกาแฟ ลิงซ์(LYNX Specialty Coffee)】
本記事では、私自身がまた行きたい!と思ったカフェを紹介しましたが、個人ブログ『ecobkk's diary』の記事「国鉄タラートプルー駅周辺の食事処~カフェ、屋台等/Foods near Talat Phlu SRT Train Station~Sweets Shop, Street Food, Restaurant, and Cafe/ร้านอาหารและขนมหวานตลาดพลู」内で同日訪問した別のお店も紹介しましたので、よかったらあわせてご覧ください。
現在、タイでは新型コロナウイルス感染症対策の一環で、日本からの渡航者・日本人に対して入国制限措置および入国後の行動制限を講じています(詳しくは、外務省 海外安全ホームページなどで確認できます)。そのため、タイへの観光旅行は難しい状況が続いていますが、事態が収束しましたら、次回のタイ・バンコク観光では、国鉄タラートプルー駅やその周辺も観光ルートに加えてみてはいかがでしょうか。人によっては郷愁にかられたり、タイの古き良き時代を味わえるタイならではの独特の雰囲気が堪能できるスポットだと感じます。