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昨年、コロナで中止になってしまった、ハードゲイの祭典(黒いレザーの方たち)"フォルサムストリートフェア(MEGAHOOD2021)"が2年ぶりに復活。一昨年とは若干変更があったりして、サンフランシスコで最も弾けちゃうイベントで、コロナ対策ってどうなっているのか? プチレポです。
毎年はっちゃけ話題になるフォルサムフェアの開催場所はソーマ地区。フォルサムストリートを中心に、8~12THストリート、ハワード&ハリソンの間、通称レザー地区(Leather&LGBTQ Cultural District)、シビックセンター南側に位置します。毎年9月最終日曜日は、国内外から昼前から黒いレザー姿の参加者チラホラ現れ、お昼過ぎになるとそのレザーの人たちがどんどん会場に向かいます。その人たちについていくと迷うことなく会場に到着します。入場料は、ドネーションで$10~20。クレジットカードOKです(PayPal・Venmoはなし)
そして、ゲートでワクパス(ワクチンパスポート)の提示! サンフランシスコ市内のイベントではもう常識になっています。その脇に、Covid-19のテストサイトとワクチン接種サイトが設けられていました。利用者はほとんどいませんでしたが、万が一受けたいと思ったときには、受けられる体制になっています。マスク着用も明記してあり、持っていない人には無償で配布していました。主催者の"絶対にコロナから参加者をも守る"姿勢がうかがえます。ダメはダメ! グレーゾーンのない対応が参加者にも自ずと意識を持たせます。
また、ゲートで入場者は、ポストコロナでの開催をあらためて意識するのだと思います。各所のハンドサニタイザーの利用や手洗い場を利用する人が思った以上にいました。ほろ酔いながらもコロナに対してマナーがきっちり保たれてました。給水所はハンズフリー、いろんなところでタッチレスを心がけていました。
例年と最も違ったことは、通りにビールを売るブースがなくなったことです。フードコートも例年の半分以下となっていました。パンデミックで一時閉鎖を余儀なくされた地元飲食店にベネフィットをということで、開催エリア周辺のカフェ・バー・レストランに頑張ってもらっていました。そのひとつがフォルサムストリートのランドマーク的レザーバー「パワーハウス(Powerhouse Bar)」 。1347 Folsom STは、大盛況。
バウンサーがしっかり一人ひとり、ID確認をしていて21歳以下は入店できません。
ここからは、フォルサムフェア周辺のバーなどをいくつか写真で紹介します。
『Driftwood』 1225 Folsom ST ここ毎週末こんな感じに賑わってます。
「Leather ETC」 1201 Folsom ST レザージャケット・パンツ・アクセサリーは、見てるだけでも楽しいデザイン。
「Folsom Street FOUNDRY」 1425 Folsom ST 長い間クローズだったのでこのにぎわい。
「Sextant Coffee Roaster」 1415 Folsom ST スモールバッチのコーヒーショップにもレザーの波。
「F8 Night Club」 1192 Folsom ST かっちり系バウンサーがいる人気のナイトクラブ。
「Cat Club」 1190 Folsom ST 名前からか? 女子に人気のこちらもナイトクラブ。
「Decant SF」 1166 Folsom ST ビール・ワインなどのボトル販売兼カフェ(ローカルビール豊富)
9月ももうすぐ終わり。秋分を過ぎると夕暮れも早まり、人の影も長くなっていきます。
週末には10月になってサンフランシスコも秋から冬の空気に変わっていきます。
ワクチンパスポートのおかげ、それをきちんと厳守することで少しず楽しいイベントがリターンになってきたサンフランシスコ・ベイエリアです。
来年はSFはっちゃけイベントNo.1のフォルサムフェア"黒のレザー"で参加してみてみてフォー!
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【フォルサムストリート/イベント】
・開催日: 例年9月最終日曜日
・URL: https://www.folsomstreet.org/fs-events
・レザー地区URL: https://sfleatherdistrict.org