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お裁縫や編み物は、全くセンスなくても、今度挑戦みようかなぁと思わせるお店を発見しました。場所は、バークレー・バートのアッシュビー(BART ashby Station)駅前。週末は、フリマ(サイトこちら)が開催されています。よく通る道ですが、全く気が付きませんでした。
駅から歩いて2〜3分、『ミュージアム・オブ・レース&テキスタイル』と言うお店は、名前のとおりまさにミュージアムでした。
▲所狭しとレースの山
サウスバークレー地区のアシュビー&マーティンルーサーキングjrの大きな交差点は、アンティークショップが集まる一角で、アンティーク広場(Antique Plaza)と呼んでいたりもして、その一角です。店内にはあふれんばかりのレース、レース、レース…そして、アンティークなボタンや手芸用品。オペラやバレエの衣装の制作部屋に来たみたいです。ビクトリアン時代風のドレスも展示、クリスマスの風物詩"ディケンズ・フェア(Dickens Fair参考サイト)"に参加する人は、ここで調達してるんじゃないかと思ってしまったほどです。とにかく無いものは無いくらいの縫い物、編み物の道具、書籍があります。作業台もあり時折はワークショップも開催されています。お店の方は、知識が大変豊富で、分かりやすく説明してくれますよ。
▲マニア必見ツアーもある
実は、2004年からあったお店。二店舗の壁を取り払い広くして、半分を展示用に使っています。今回は行きませんでしたが、アンティークレース、ファブリック、手芸用品に興味のある方は、是非見学してみてください。アンティーク収集もいろんな分野があり"古布・アンティークレース"を専門にしている方には参考になります。
▲ドイリーの山
『ドイリー(Doily)』という言葉を聞いた事がありますか?
テーブルに敷く小さい敷き物の事。考えたドイリー(Doyly)さんからその名がついたと言われています。元デザート用ナプキンやフィンガーボウルの下に敷く物だったようです。私は"花瓶織"に使っていて、ちょっとアクセントになって華やぎますし、テーブルトップを傷つけずにすみます。日本の生花では、花器の下に何も敷かないで、ちょっと異国文化的な装飾品です。レースでできた大きなコースターと思えばいいかもしれません。ドイリーは値段も手頃なので、アンティーク収集初心者にも人気です。プレースマット、センターピースより小さいので、レース編みとしても気軽に挑戦できます。日本のカルチャー教室で開催されているかもしれません。
▲レースの襟
畳一畳くらいレースの襟の見本があり、本をめくる様に眺めていきます。ドレスを新調しなくても襟を替えてみるとまた違ったようになるので、フェイクファーの襟も含めて、いろんな襟がありました。日本の着物とレースのコラボの発想は、アメリカ的で興味深かったです。
ここは久しぶりに大発見。レース収集に限らず、テキスタイルやお裁縫、編み物に興味がある方は是非是非足を運んで欲しい場所です。すっごく楽しい!
【Lacis Museum of Lace & Textile】
住所:2982 Adeline ST Berkeley, CA 94703
Tel:510-843-7290
オープン:月〜土12:00(Noon)〜18:00
URL:https://lacismuseum.org