ノースビーチ在住者が教えてくれた毎日通うカフェ”フェバリット5″はここ！

ノースビーチに住んでいるアーティストさんとノースビーチでお茶をしました。聞けば、アトリエが自宅なので気分を変えるために、ほぼ毎朝自宅近くのカフェに行くのだそうです。せっかくなので今回は、3おすすめのカフェを教えてもらいました。リトルイタリア（イタリア人街）とも言われているノースビーチは、ユニオンスクエアとフィッシャーマンズワーフの中間に位置するので、旅行者の方でも移動に便利な場所にありますから、ティータイムにもいいかもしれませんよ。

カフェでは、レジで飲み物、食べ物を注文し、支払いを済ませそれぞれ受け取り席に着くのが一般的ですね。大手のカフェは、飲み物1杯からクレジットカードが使えますが、個人経営では最低金額や現金のみと言うところもありますから、心配だったら先に聞いてみましょう。

トリエステは現金のみ、ただ店内にATMがあります。お店の隣はコーヒー器具やビーンズが売っているショップです。賑やかなコロンバス通りからちょっと入った静かな場所です。私が訪れたとき、お財布を忘れたかで現金を持っていなかったオバちゃまがいました。レジのお兄ちゃんが「毎週来てるのだから今度払ってくれればいいよ」と何事もなかったかのようにコーヒーを差し出したんです。その光景にびっくりしましたが、テーブルにコーヒーを置いてすぐさまお手洗いに……場所を知ってるんだから常連さんだって思いました。店内には古い写真がいっぱいあります。スマホをいじっているのが恥ずかしくなるくらい新聞・雑誌を読んでいる人が圧倒的に多いカフェです。

サンフランシスコを代表する詩人、故ジャック・ハーシュマンさんが、ほぼ毎日訪れていたカフェで有名です。創作活動家同士の情報交換場所になっていて、アーティストの方も通っているカフェだそうです。

ここは、カタコトの日本語を話すスタッフがいるから、軽く日本語で挨拶してみてね。と紹介されました。「オクサン、コンニチハ」と、果たして噂の彼がキャッシャーでいました。なんか有名人に会った気分になりました。彼にとって"オクサン"とは、ていねいにミスター（Mr）・ミス（Ms）の感覚で言っています（微笑）

「アメリカーノ（Amercano）、オーキイ？ チサイ？」オーキイ（ラージサイズ）は飲みごたえありますよ。

〈カフェ・アメリカーノ（Caffe Americano）〉
エスプレッソにお湯を足したコーヒーです。
作り方：お湯にシングルかダブルのエスプレッソを注ぐ。

おうちでエスプレッソが作れたら可能（エスプレッソマシーンあればなおすてき）

入口左側は、ちょっと奥まっていて、仕事してる人がいたり、ついついここはゆったり、長居してしまいます。追い出されることなく2時間以上過ごせました。

次のカフェは、行ってみるといいよとおすすめのペストリーのお店。行ったのが、ちょうどブレックファストの時間帯で列ができていましたが、どうもアウトドアダイニングだけのようでした。席が少ないぶん、競争率が高いかもしれません。ペストリーを買って近くのワシントンスクエアのベンチで食べてもいいかなと思います。

マリオ・ボヘミアン・シガーストアは、コロンバス通りとユニオン通りの角、ワシントンスクエアが目の前。いつも信号待ちで気を取られているので、まったくスルーしていたお店です。三角形で端っこは、"すみっコぐらし"的カフェかもしれませんね。近いうちにすみっコの席を狙ってみます。

【Mario's Bohemian Cigar Store Cafe】

・住所： 566 Columbus Ave, San Francisco, CA 94133
・オープン： 11:00～21:00

バス停前でもあるから、行き交う人を見ながら歩道の席で1杯のコーヒー。ミュニバス（ミュニバス地図）＃30・＃45・＃8バス停前でバス待ちしているとき、すごく気になっていたのです。いつもイタリア系っぽい人が座ってるんです。ちょうどチャイナタウンとリトルイタリアの境目です。アジア系の人はほとんど座ってないのが印象的。バス待ちがてら今度行ってみたいです。

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ノースビーチで新聞読みながらコーヒーを飲むルーティーンが30年続いていると笑っていました。同じ時間に同じ人がいて、特に挨拶を交わすわけではないそうですが、何かのきっかけで話すようになっていくのだそうです。そういえばお金なくてコーヒーもらったオバちゃまが、私に「トイレのドア閉まりにくいからね」ってトイレ行く前に教えてくれたのは、私が初めてきた人ってすぐ分かったんです。きっとそんなきっかけなんで通うようになって友達になっていくのでしょうね。

せっかく教えてもらったから、近いうちに行っていないカフェは制覇したい、行ってみなきゃと思いました。

オミクロン株が非常に懸念されています。また旅行の機会が遠のいてしまったかもと悲しくなりますが、いつかいらっしゃる時用に覚えておくといいかもしれません。

～皆様、どうか安全にお過ごしくださいませ～