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アメリカはパブリックの場でお酒が飲めるのが21歳以上です。もしお酒が飲める年齢で、地元の人と交流を深めたいという場合、トライして欲しいのが、バー体験ですね。軽く一杯飲みながら、心も脳みそもリラックスさせると、あんなに聞き取りできなかった英語がスラスラと入ってくるからあら不思議。実は密かに行ってみたかったバーに偶然ですが、念願叶っていく事ができ、これがまたおすすめな場所だったので、皆さんに是非是非行ってほしくてご紹介!
いきなり閉店してしまった店の話からですが、サードストリートとマーケットストリートの角のハーストビル(The Hearst Building)の一階に、『ラークバー(The Lark Bar)とカスク(Cask/ボトルショップ)』というお店がありました。以前からとても気になっていたバーでした。歴史的なビルの一角のせいか、とても重厚な感じで敷居が高そうで、なかなか一人でビールを飲みに行ける勇気もなく。それでもチラ見したり、行ってみようかとずーっと見ていたバーなんです。
それがある日、看板が無くなってしまったので、それはそれは大後悔、思い切って入っておけば良かったと心底悔しかったです。
そして、サンフランシスコの目抜通りのマーケット。モンゴメリー駅近くにある歴史的なモナドックビル(Monadock Building)は、かつて日系企業が入居していたこともあってご存知方も多いと思います。その角に、ある日、野球のバットが並べられいるのをガラス越し発見。マーケットストリートにいよいよスポーツバーができた!と喜び勇んで入ってみたんです。天井高い、圧迫感ない、女子一人でも気軽に入れます。実際、スポーツバーにしては女子率は高いバーでした。
更に驚いたのが、野球のバットだけじゃなく、スポーツファンには涙モノの記念品や往年の名選手の写真が所狭しと展示されていて、よくぞここまで収集してくれたと鳥肌たっちゃいました。
店内は、新しく、風通しもよく新鮮な空気、大型モニターも完備。サンディエゴのクラフトビール”バレストポイント”(8ドル)をいただきました(グレープフルーツの風味とホップのバランスがよくって飲みやすいIPA)飲んでてしばらくして、ラークバーの名前とロゴを思い出しました。やはり、ハーストビルにあった行くに行けなかったバーでした。ボトルショップのカスクも一緒です。
どーも以前の場所に、ホテル計画が持ち上がっていて、現在の場所に移転してきたようです。なんと先月再開したばかり。調度品も値段ものそのまま全て引っ越しだったそうです。
地元でも有名なこのバー。あるコラムでは、マーケット通りに面して、角は大きな窓になっていて、通り過ぎる人からのよく見える ”可視化” のおかげで、ビジネスは向上しているとの事。大いに納得、同感です。便利な場所なので個人的にリピは間違いなし!バスケ(NBA)のシーズンは終わったけど、まだ野球(MLB)、これからアメフト(NFL)シーズン。スポーツシーンじゃなくても気軽の入れるスポーツバーです。
*隣のボトルショップのカスクも圧巻の品揃え!
【The Lark Bar】
住所:685 Market St Suite 140 A, San Francisco, CA 94105
電話: 415-952-7504
オープン時間:月〜土16:00〜1:30am金土〜2:00am 日12:00〜2:00am
URL:http://www.thelarkbar.com
2年前の2月、ユニオンスクエアの密集地帯で、人気バーが火事に見舞われました。私は、ほぼ毎日そこを通りるのですが、焼け出され無惨になった光景は忘れられません…
火災後しばらくすると、同じブロックに何やら新しいお店の準備が始まっていました。できてみたら、あのお店。何を隠そう、今サンフランシスコで最も話題のバー『パシフィック・カクテル・ヘブン(Pacific Cocktail Heaven/P.C.H)』でした。
さて、「世界のベストレストラン50」と言う調査をごぞんでしょうか?この順位、実はミシュランより気になる人が多いのです。イギリスに本拠地を持つレストラン調査会社のウイリアム・リード社が毎年発表しています。そして、今年は、北米のベストバー50においてサンフランシスコで唯一P.C.Hが28位に入りました。
場所は、ユニオンスクエアで、旅行者でも分かりやすいです。ランクインしてるなんて聞くと敷居が高そうですが、物静かなオーナー自ら接客にあたってびっくり!そして落ち着いた雰囲気でいろんな年齢の方がカクテル片手に談笑中。6時前だったので直ぐにバーカウンターに座れました。のちにいかにラッキーだったか知る事になりましたが(驚)
店内はバー、ゆったりとしたラウンジ、カウンターだけの立ち飲みと3つのスペースになっていました。6時を過ぎると一気にラウンジエリアも満席!外待ちの列ができ、バウンサー(年齢確認)も登場して対応。以前から話題にはなっていたのですが、それにしても入店整理をしなければならないほど混みよう、受賞の影響力って本当にすごいと感じました。
この日は、女性がカウンターの中心でした。お寿司屋さんで言ったら花板さんみたいな場所です。シェイカーをフル彼女ほっぺのお肉がプルプルと震え、両腕総意でシェイカーをふっていまして。自ずと小顔エクササイズになっているようで、モデル並みの小顔。また腕の贅肉もない。見られることが前提なので指先の動きも美しい。他のバーテンダーさんもしかり、何一つ無駄な動きがなく次々と素敵なカクテルが出来ていきました。それをオーナーがラウンジに運ぶので、皆さん息は抜けませんね。
7時までが、ハイボールアワー(Hi-Ball Hour)でドリンクメニューの最初のページに7種類。お馴染みのサントリー・トキのハイボール。やはやり人気のようでした。(11ドル)
さて、カクテルはグラスギリギリについでくれて、こぼさないように静かに持ち上げ、それでも溢れて、もったいない状況に陥ってしまいがちですが、このバーで感激したのが、マティーニグラスの8分目くらい、こぼさずに飲める☆感激のあまり手が震えた。その分極小サイズのデカンタにお代わりできるようになってる心遣い。
味は言うに及ばず、グラスに鼻を近づけるとオレンジの香り、スムースで香り高く。まろやかな味わいは恐ろしいほど飲みやすい。これは”カクテルの沼”にハマりそうです。
【Pacifc Cocktail Heaven】
住所:550 Sutter St San Francisco, CA 94108
電話: 415–
オープン時間:火〜土17:00〜Mid night
休日:日月
URL:https://www.pacificcocktailsf.com
<<北米旅行で素敵なバーをお探しの方>>
ベスト50のバー参照してください。North America's 50 Best Bars
コロナ以前からの傾向でしたが健康意識の高まりで、アルコールを控えるようなったり、そもそも飲まない方も多くなりました。なのでバーでは、ノンアルコールのカクテル”モクテル”をメニューに用意している事が多くなりました。お酒が飲めなくても十分バー体験が楽しめます。入店時にID確認されるので必須今回紹介した2店は、個人的には常連になりたいほど気に入っています。ユニオンスクエアから歩いて行けるので、サンフランシスコのバー体験にぜひ訪れてみてください。*お店で見かけたら声かけてくださいね ^ ^ v 乾杯〜