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ミラネーゼは、朝食においしいブリオッシュ(クロワッサン)とコーヒーを飲んで1日をスタートさせます。
老舗カフェで落ち着いた雰囲気のなかテーブル席で、トレンディスポットでにぎわう空間の中カウンターで、スタイルはさまざまです。
今回は、ミラノへ行ったら訪れてほしいおすすめカフェをご紹介します。
1817年にオープン以来、ミラネーゼに親しまれているコヴァ。
ミラノのファッション地区の中心であるモンテナポレオーネ通りに位置し、ルイ・ヴィトンを含むLVMHグループでもあります。
店内は、クリスタルのシャンデリア、白いテーブルクロス、美しい陶器を備えた洗練された雰囲気です。
朝食におすすめは、そとがパリッとした焼きたての味わいが楽しめるブリオッシュです。コーヒーをオーダーすると、コヴァのチョコレートも一緒に添えられてきます。
朝食には、ブリオッシュ以外にもオムレツやサンドウィッチなどあるので甘いものが苦手でも安心。オムレツには、上品なお花が添えられていました。
店内はバーカウンター席とテーブル席があり、バーカウンターエリアには、チョコレートなどお土産にもぴったりなドルチェが並んでいます。
華やかな朝食を食べ、そのあとはモンテナポレオーネ通りを散歩してウィンドウショッピングを楽しんでください。
マルケージは、1824年に創業した老舗高級パティスリーカフェです。2014年にプラダグループに買収されて以来、本店以外に2店舗をミラノにオープンしました。
モンテナポレオーネ店は、プラダが店内のインテリアやコンセプトを手がけてオープン。
プラダ本店のあるガレリア店は、店内の窓からガレリアを一望できる最高のロケーション。
ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世のガッレリア
詳細をみる最近では初の海外、ロンドンにオープンしました。
ミラノのサンタ・マリア・アッラ・ポルタ通りにある本店は、オリジナルの雰囲気を維持したノスタルジックな空間です。
店内は、グリーンを基調とした飾り棚にドルチェが展示され、小さなバーカウンター、ケーキやサンドウィッチがショーケースに並び、クラシックなアンティーク家具など歴史あるレトロな雰囲気が楽しめます。
ここでの魅力は、中がしっとりしたブリオッシュが味わえることです。
クラシックな中に何も入っていないブリオッシュもおいしいですが、おすすめはピスタチオ、チョコレート、カスタードなどのクリームが詰められたブリオッシュ。
他にも朝食コースでは、フレッシュオレンジジュース、コーヒー、ブリオッシュ、クッキーなどが含まれ、イタリアスタイルの朝食を一気に味わえるお得なプランがあります。
朝食以外にもケーキやドラジェ、チョコレートもあり、見た目もかわいくこちらもお土産におすすめです。
最後にご紹介するのが、ミラネーゼに人気の「パスティッチェリア・シュシャ(Pasticceria Sciuscià)」。ミラノ中心地から少し離れていますが、トラムを利用すると下車すぐの場所にあります。週末の午前中は、テーブル席とカウンターが多くの人でにぎわっています。
ここでのおすすめは、ラウンド型のブリオッシュです。
店内では、多くの人がこのラウンド型のブリオッシュを目当てに来店しています。
ラウンドの形が魅力だけでなく、ブリオッシュのフレーバーによってさまざまなトッピングがされていたり、中にはたっぷりのクリームが詰められています。
他にも、ナポリ発祥のラムがかかったババ(Baba)、スフォリアテッラ リッチャ(Sfogliatella riccia)も味わえるので南イタリアの味も試してみてください。
イタリアのプラダグループのカフェ、フランスのLVMHグループのカフェ、もしくは地元に親しまれているにぎやかなカフェ。お気に入りの場所を見つけてミラノへ行ったらぜひ足を運んでみてください。