
【ラスベガス】ベラージオホテルのボタニカルガーデン!旧正月を祝うドラゴンも登場
2024.1.19
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砂漠の町ラスベガスも春爛漫! 日本では桜の季節、ベラージオホテルのボタニカルガーデンも春の装いへと変身しました。今春の展示では、色鮮やかな草花々の中に小鳥やミツバチのオブジェが勢揃い。緑に覆われた「マザー・アース」の像や、藤の花の間から流れ落ちる滝も必見です。今回は、カジノの喧騒から一歩離れた、別世界のようなボタニカルガーデンをご紹介していきます。
ベラージオホテルの数あるアトラクションの中でも、見逃せないのが「コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ」(以下、ボタニカルガーデン)。色とりどりの植物を巧みに組み合わせて作られた美しい空間で、四季折々の展示を楽しめる魅惑のガーデンです。
2025年3月17日(月)からは、小鳥やミツバチをテーマにした華やかな春の展示が始まりました。ベラージオならではの、水を効果的に使って贅沢に演出された空間には、春の訪れを祝う喜びや生命力があふれています。
ガーデンに足を踏み入れてまず目にはいるのが、池のほとりでパステルカラーの卵から顔を覗かせるひな鳥と、それを見守る親鳥たち。
アサガオに囲まれて休んでいるのは、色鮮やかな蝶の幼虫です。芋虫からさなぎ、そして蝶へと変態し、空へ飛び立つ時を待っているのでしょうか。この芋虫は2800本の多肉植物で作られているそうです。
入り口から続く石畳の小道の先にあるのは、白樺の樹皮をあしらった高さ5mほどの巨大な蜂の巣。この蜂の巣のオブジェは通り抜けができるんですよ。
蜂の巣の中は六角形の模様が輝く開放的な空間です。中から外の景色を撮ったり、外から中にいる人を撮ったりと多彩な撮影が楽しめる、ガーデン内でも特に人気の撮影スポットになっています。
蜂の巣の周りのミツバチにも注目です。体の黄色い部分は生花で覆われているのがわかりますか。
蜂の巣を抜けると、展示の最大の見どころといえる「マザー・アース」像が目の前に現れます。5mほどの高さのこの印象的な像は、春の訪れと自然の再生を祝福する母なる地球を象徴しているのだそう。「マザー・アース」を中心に色鮮やかな草花が広がる豊かな風景の中を、小鳥や蝶たちが飛び交い、春の喜びを伝えています。
色とりどりの花で作られたフラワーリースを被った「マザー・アース」はその穏やかな表情といい、まるで春そのものが形になったよう。思わず微笑みがこぼれる、そんな不思議な魅力を放っています。
藤の花の間から滝が流れ落ちる風景もひときわ目を引きます。紫のパンジーが彩りを添え、滝の後ろのLEDスクリーンには春の映像が映し出されています。
紫色の花々が咲き誇るパノラマの中を楽しそうに飛び回るのは、パープルのハチドリたちです。
毎日1万5000〜1万8000人もの来場者が訪れるというこのボタニカルガーデンは、目に見えない努力と情熱によって支えられています。展示の舞台裏では、園芸スタッフをはじめ、デザイナーやエンジニア、電気技師たち100名を超えるスタッフが準備のために、6日間、24時間体制で作業を行ったそうです。
今回の展示で使われている鉢植えは全体で1万8000本ほど。期間中も1万本以上の花々が手作業で水やりされ、しおれたものは2週間ごとに入れ替えられます(早朝の時間帯に行くと、園芸スタッフの丁寧な水やり作業が見られるかもしれませんよ)。
サステナブルな方法も取り入れており、取り除かれた花々はすべて次の植物を育てるためのマルチとして再利用されるそうです。色彩豊かな花々と芸術的なオブジェが魅力のベラージオならではのゴージャスなボタニカルガーデン。春の展示は2025年5月17日(土)まで楽しめます。
春、夏、秋、冬、そして旧正月と年に5回変わるベラージオのボタニカルガーデン展示は、ラスベガスでの必見アトラクションのひとつ。入場料無料で24時間開放されているので、カジノの合間にも気軽に立ち寄れます。友だち同士はもちろん、家族連れでも楽しめる癒しのスポット。次回のラスベガス旅行では、ぜひ訪れてみてくださいね。
■ ベラージオ・リゾート&カジノ
住所:3600 S LasVegas Blvd, LasVegas, NV 89109 USA
URL:https://bellagio.mgmresorts.com/en.html
・コンサバトリー&ボタニカルガーデンズ
ロケーション:ホテル正面玄関から入ると、チェックインカウンターの先にあります
料金:入場無料、ホテルに宿泊していなくても入場できます
時間:毎日、24時間オープン(模様替えの期間はクローズされます)