
【東京・千歳船橋】MAIKAGURA|淡麗スープと自家製麺の名店
2025.4.23
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こんにちは、東京特派員のhossieです。
今回ご紹介する「UN GRAIN(アン グラン)」は、“ミニャルディーズ”(ひとつまみサイズの上品なスイーツ)専門の洋菓子店です。見た目の美しさ、味の奥深さ、素材の繊細さにおいて群を抜くそのスイーツは、ひとつまみの中にまるで世界を凝縮したような驚きを秘めています。まさに少量高品質を極めた、大人の贅沢を味わえる名店です。
東京・南青山。表参道から少し歩いた閑静なエリアに、ひっそりと存在する洋菓子店「UN GRAIN(アン グラン)」があります。
ガラス張りの洗練された外観に引き寄せられるように足を止めると、そこにあるのは、まるで宝石を並べたかのようなミニサイズの洋菓子たち。
「UN GRAIN」が専門に扱うのは“ミニャルディーズ”と呼ばれる、フランス発祥のひとつまみサイズのデザート。
フランス語で「一粒の種」を意味するこの言葉どおり、上品で精緻なスイーツがガラスケースにずらりと並んでいます。
まさに“食べる芸術”。どの一品にも、パティシエの想像力と技術が凝縮されています。
1つのケーキが4cm四方と非常に小さいにもかかわらず、味の構成は多層的。
ムース、クレーム、スポンジ、ガナッシュ、ナッツやフルーツのジュレなど、幾層にも折り重なったテクスチャーと風味のバランスは、口の中で驚くほど鮮やかに広がります。
そして何より印象的なのは、見た目の美しさ。表面のグラサージュの光沢、緻密なデコレーション、色彩の調和──。
すべてが“ミニ”であることに意義を持たせており、量ではなく質で勝負する姿勢が随所に感じられます。
2025年4月1日付で岡澤高志氏が3代目シェフパティシエに就任し、ミニャルディーズの新たな定番商品を手掛けることになりましたが、今回はその中から選りすぐりの3商品をご紹介致します。
UN GRAINのスイーツは、1つずつ個別の透明ケースに収められて販売されており、清潔感と高級感が際立っています。
自宅用としてももちろん、贈り物としても非常に映える仕上がりです。
ギフトボックスも洗練されており、友人や上司への手土産、誕生日プレゼント、あるいはちょっとしたお祝いごとに最適です。
価格帯は1つ600円前後ですが、価格以上の価値を感じられます。
“安い、量が多い”とは真逆の立ち位置にあるUN GRAINですが、だから大人にこそ薦めたい、そんなお店だと思います。
ランチを少し控えめにして、その分をこの一粒に託す──そんな楽しみ方があっても良いのではないでしょうか。
「忙しい日々の中で、ふと立ち止まって自分をねぎらう」。そんな目的で訪れて欲しい店であり、“東京を代表する洋菓子体験”の一つとなること間違いなしです。
■ UN GRAIN(アン グラン)
住所:東京都港区南青山6丁目8-17 プルミエビル1F
営業時間:11:00〜18:00(売り切れ次第終了)
定休日:水曜
アクセス:表参道駅 B1出口より徒歩約15分
参考サイト:UN GRAIN/「表参道で出会う極上ミニャルディーズ」