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みなさま、サワディーカー。2025年5月13日~2025年5月25日(7時~22時)まで、タイ・バンコクの王宮前広場(タイ語:สนามหลวง、読み方:サナーム・ルアン)で、「KAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」のCOMPANIONが展示・公開されていますので、紹介します。
タイ人のSNSで大変話題になっているKAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」のCOMPANION(コンパニオン)はご存知でしょうか。
「KAWS」は、タイ語では、「コウ(คอวส์)」と呼ばれているようですが(Thai PBSの記事「รวม “งานศิลปะ” ที่ทำให้เกิด “การตั้งคำถาม” จาก “แกลเลอรี” สู่ “ท้องถนน” ถึง “สนามหลวง”」参照)、日本語では、「カウズ」と呼ばれているようで、国際的に知られるアメリカ人のアーティスト兼デザイナーのBrian Donnelly氏のことです。
「KAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」は、「KAWS」が香港をベースにしたクリエイティブなスタジオ「AllRightsReserved」と「Central Embassy」とコラボして、王宮前広場で開催する文化的なイベントです。タイ政府観光庁らもバンコクの多様な魅力を高める行事として協力しています。
これまで、「KAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」は、韓国から始まり、これまで、台湾、香港、 日本、オーストラリア、スイス、シンガポール、インドネシア、アメリカ、イギリス、中国等、世界12ヶ国の有名な地に登場しています。筆者は知らなかったのですが、どうやら、COMPANION(コンパニオン)は、世界中を旅しているようです。日本には、2019年7月18日~24日、静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」に、全長40mに及ぶ、KAWSの代表的なキャラクターであるCOMPANION(コンパニオン)の巨大アートワークが登場し、富士山と一緒に撮られた写真がネットでも見られます。
今回、タイ・バンコクの王宮前広場に登場しているCOMPANION(コンパニオン)は、地球の上に座っており、18mの高さに及びます。知恵、思いやり、世代を超えた価値を象徴しているようです。
王宮前広場には、連日朝から夜までたくさんの人が訪問しており、SNSで投稿される写真を見ていると、日によって見られる風景の違いが興味深く感じます。シンプルにCOMPANION(コンパニオン)と一緒に記念写真を撮る人、COMPANION(コンパニオン)の前でヨガや自転車等趣味の姿で登場して写真を撮る人、COMPANION(コンパニオン)の絵を描く人、COMPANION(コンパニオン)の写真を撮りに行っている人等、様々です。
「××」マークのキャラクターを描いたストリートアートで一躍有名となった「KAWS」のCOMPANION(コンパニオン)自体がアート作品ですが、COMPANION(コンパニオン)と共に見られるその風景がまた新たなアート作品を生み出しているように感じられます。筆者自身は、写真家さんの写真を見る機会が多いのですが、皆さん、様々なところから撮られているのがうかがえて、タイ人写真家さんの努力や写真熱の高さを強く感じるイベントだと感じずにはいられません。
筆者は、夜に、COMPANIONの手の中で輝く月の風景に興味があって、最初は夕方から行ってみたのですが、実際に行ってみると、朝も見に行ってみたくなり、2日も足を運んでしまい、時間があれば、もう一度ぐらい行ってみたいなと思ってしまうほど、はまってしまいました。
「KAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」のCOMPANION(コンパニオン)のいるイベント会場である王宮前広場へは、サナムチャイ駅から徒歩または格安配車アプリ(記事「タイ旅行の強い味方!格安配車アプリ「Bolt(ボルト)」の登録・利用方法」を参照ください)等で行くのが無難でしょう。
筆者は、在住者なので、アプリのインストールや銀行口座の登録が可能なので、初日はセンセーブ運河のパンファー船着場から「MuvMi(ムーブミー)」というトゥクトゥクで行ってみることにしたのですが、夕方は思いのほか捕まらなかったので、バイク乗車に慣れていない人にはおすすめしませんが、バイクタクシー(43バーツ)で向かいました。翌日朝に行ってみることにしたのですが、途中別の用事があったので、サナムチャイ駅から歩いて行きました。その後、硬貨博物館まで歩いて行き、そこからパンファー船着場までムーブミーで帰りました。
ムーブミーは、通常のトゥクトゥクでは100バーツ以上の値段を提示されるところ、座席が清潔で雨天時にはビニールの水除までついていて、1人30バーツ以下で乗車できるのでありがたい乗り物です。多少待ち時間が発生することもあり、乗車可能エリアや下車エリアも限られていますが、金額的には大変ありがたく、王宮前広場周辺の移動では、便利な乗り物になりました。
なお、KAWS: HOLIDAY THAILANDでは、時間限定(以下参照ください)で、KAWS商品を取り扱う期間限定の店舗(SIWILAI Store 及びサナムルアン側のThammasat University )も用意されています。興味のある人は是非合わせて見てみてください。
●KAWS: HOLIDAY THAILAND Pop-Up Cafe at Sanam Luang
日時: 2025年5月13日~25日月曜~木曜: 7:00-21:00、金曜~日曜: 7:00-22:00
●KAWS: HOLIDAY THAILAND Pop-Up Shop at Sanam Luang
日時: 2025年5月13日~25日10.00-19:00
場所:王宮前広場(タイ語:สนามหลวง、読み方:サナーム・ルアン)
アクセス:MRT(地下鉄)Sanam Chai駅から徒歩約21分
開催日時:5月13日は14:00~22:00、5月14日~25日7:00-22:00
入場料:無料(※入口では、簡単な荷物チェックがあります)
Kaws Holidayに関するタイ政府観光庁のサイト(英語):TAT Announces “KAWS:HOLIDAY” Thailand at Sanam Luang – TAT Newsroom ✨KAWS HOLIDAY THAILAND✨
以上、お知らせが大変遅くなりましたが、以上、2025年5月25日(日)まで、タイ・バンコクの王宮前広場(タイ語:สนามหลวง、読み方:サナーム・ルアン)で見られる「KAWS: HOLIDAY THAILAND(カウズ:ホリデー)」のCOMPANION(コンパニオン)の紹介でした。今週末は、天気が心配ですが、タイ滞在中で可能な方は、タイで休暇中のCOMPANIONが生み出すアートの世界を観に行ってみてはいかがでしょうか。筆者は、行くまで、どことなく、怖い印象を抱いていたキャラクターだったのですが、実際に、COMPANION(コンパニオン)のいる風景を見ると、すごく愛着を抱く存在になり、また、そこで楽しんでいる国民の姿がとても微笑ましく感じられて、感動しました。