【モントリオール】ふらり立ち寄ったら感動！偶然出会った、隠れたピザの名店

このピザレストランとの出会いは、偶然の出来事でした。
友人と、この近くにある日本ならではの繊細で上品な味を堪能できる、こだわりのパティスリー「Pâtisserie Amaïro」で午後のひとときを・・・、でもその前にどこかでランチをしようと、ふらりと立ち寄ったのが、このお店だったのです。

これまでもたびたびご紹介してきたエリアですが、「Lionel-Groulx（リオネル・グルー）駅」を中心に、東側には Petite-Bourgogne（プティット＝ブルゴーニュ）地区、西側には Saint-Henri（サン＝タンリ）地区 が広がり、St-Jacques（サン・ジャック）通り や Notre-Dame（ノートルダム）通り には、個性豊かなレストランやカフェが軒を連ねています。

店内に足を踏み入れると、ちょうどランチタイムとあって、多くの人で賑わっていました。

まずは前菜をオーダー。
エンダイブの葉に、ダッツのピューレとクリーミーなブルーチーズ、オレンジスプレムと香ばしい松の実をあしらい、シードルとはちみつのドレッシングで仕上げた、上品な一皿です。

この日にメインとして選んだのは、香り高いトリュフペーストと旨味たっぷりのプロシュートを贅沢にのせたピザ。
一口かじった瞬間、まず感動したのは生地の美味しさでした。
外はパリッと香ばしく、中はふんわりと柔らかく、ほどよいもっちり感があり、まさに職人技を感じさせる焼き上がり。
そこに、優しい味わいのモッツァレラチーズと、芳醇なトリュフの香りが絶妙に絡み合い、口の中で贅沢なハーモニーを奏でます。

メニューには、定番のマルゲリータや、ピリッと刺激的な辛味がクセになるサラミのピザ、濃厚なチーズの旨味を堪能できるクワトロフォルマッジなど、クラシックな一皿も揃っています。
さらに目を引くのが、メキシコ料理のタコスで人気の具材「アル・パストール」を使ったユニークなピザ。
豚肉を特製スパイスでマリネし、香ばしく焼き上げた具材が、生地とチーズに絶妙にマッチし、他では味わえないピザです。

これらのアイデアあふれるメニューを生み出しているのは、イタリアとメキシコ、二つの食文化の血を受け継いだシェフ兼オーナーのフランシスコさん。
伝統的な技法を尊重しつつも、自らのルーツを活かしたオリジナルの組み合わせで、訪れる人を飽きさせないラインナップを提供しています。

カナダ旅行でボリュームのある食事が続き、口当たりの軽い料理を求めている方に、ぜひおすすめしたい一軒です。

住所：3279 Rue Saint-Jacques, Montréal, QC
営業時間 ：火曜日～木曜日：11:30～15:00、17:00～21:00
金曜日：11:30～15:00、17:00～21:30
土曜日：17:00～22:00
定休日：日曜日、月曜日
ウェブサイト：https://www.latoilemtl.com/en
フェイスブック：https://www.facebook.com/latoilemtl
インスタグラム：https://www.instagram.com/restolatoile/

本日は、空港発シャトルバスが最初に停車するグリーンライン「Lionel-Groulx（リオネル・グルー）駅」から徒歩わずか2分、アットウォーター市場にもほど近い立地にある、イタリアとメキシコの文化を受け継ぐシェフが織りなす繊細な前菜と、外はパリっと香ばしく、中はふんわりもっちりした絶妙な味わいのピザが楽しめる名店をご紹介いたしました。
モントリオールにお越しの際はぜひ一度、足を運んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt（また近いうちにお会いしましょう）