キーワードで検索
みなさま、ナマステ。今回は、インドの首都デリーで最も有名な観光地、インドの世界遺産「ラール・キラー(別称:レッド・フォート)」を紹介します。
インドのオールドデリーの中心にあるインドの世界遺産「ラール・キラー(別称:レッド・フォート)」は、タージマハルをつくったムガル帝国第5皇帝シャー・ジャハーンが1639年から約9年の歳月をかけて建設した赤砂岩のお城です。2007年には、1546年に建設された、隣接するサリームガル城 (Salimgarh Fort) と併せて「赤い城の建造物群」として、ユネスコの世界遺産にも登録されており、観光地としても大変有名ですが、毎年8月15日のインドの独立記念日に首相演説が行われる、国のシンボルと言われるインドの名所です。Google mapに投稿されている情報をチェックすると、「外も中も大行列」「(長さ2.4㎞の城壁の)外観だけで十分」という書き込みも多く見られる所ですが、実際に訪問してみた様子を以下にレポートします。
筆者が、ラール・キラーを訪問したのは、2026年4月25日の13時過ぎ、40度越えの日でした。そのためか、外のチケット売り場も、中も大行列と聞いていたラール・キラーでしたが、行列はどこにも見当たらず!チケットも待ち時間ほぼなしで購入できました。外も中もすいすい入れたのです!
また、インド在住の外国人のほぼ全てが取得するであろうFRRO(外国人登録)の提示で、インド人料金で入場できる、外国人在住者にも良心的な、数少ない観光地だということも今回初めて分かりました。
チケットを購入した後、チケット売り場から、入口となるラホール門前まで少し距離があり、リキシャで移動することも可能です。普段、リキシャに乗車する際は、Uberを利用しているので、流しのリキシャに乗ることは日常的にありませんが、出口からチケット売り場までの帰りだけ、声をかけてきたリキシャを利用したのですが、変な所に連れていかれることもなく、価格も比較的良心的でした(3人で乗りましたが、片道50ルピーか100ルピーだったと思います)。
ラホール門のある入口前で記念写真を撮る人が多いと思いますが、ここに到着すると、すぐに、ガイドさんの勧誘や一緒に日本人と写真撮りたいというインド人に囲まれました。せっかく空いているのに、ラホール門前では、最近のインドの観光地でよくあることですが、自分たちの記念写真どころではないなぁ、という感じでした。
敷地外の赤い城壁が大変印象的なラールキラーですが、敷地内右手奥には、6代皇帝が大理石で造ったとされる「真珠のモスク」と呼ばれるモティ・マスジッド(Moti Masjid)やその手前にある細部まで美しいと言われるディワーニ・カース(Diwan-i-Khas)等も見所です。ディワーニ・カースの柱には、「もし、地上に楽園があるならここなり」とアラビア語で刻まれているのだそう。
ラホール門をくぐると、ペルシャのマーケットをモデルとした「チャッタ・チョウク」というショッピングアーケードが広がっています。宮廷の女性達のためのショッピング街であったそうで、女性向けの商品が多い印象を受けましたが、インドらしいお土産も購入可能です。筆者は、このエリアで、インド門のマグネット(1枚約50ルピー~)と飾れるプレートを記念に購入しました。
インドの世界遺産「ラール・キラー」内は、これまで紹介したインドの首都デリーにある他の世界遺産「クトゥブ・ミナール」(記事「【インド・デリー南部】世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」及びその遺跡群、その周辺観光」で紹介済み)と「フマユーン廟」(記事「【インド】タージ・マハルに似た美しいイスラーム建築を楽しめる!デリーにある世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」を紹介」で紹介済み)と異なり、敷地内奥のほうになりますが、エアコンはなかったものの、屋根と座席のあるカフェエリアが少なくとも2ヶ所ありました。近くに、博物館があります。お洒落なおいしいスムージーを期待すると、甘さが少し強くて、そんなに冷たくなくて、ガックリすることもあるかもしれませんが、暑さや疲れを少し癒せる場所があるのはいいなと感じました。
名称|ラール・キラー(Lal Quila)。レッド・フォート(Red Fort)や赤い城、デリー城と呼ばれることもあります。
住所|Lal Qila, Chandni Chowk, New Delhi, Delhi, 110006, India
アクセス|Lal Quila駅から徒歩約5分
入場料|外国人600ルピー/インド人50ルピー(クレジットカードまたはデビットカード決済で550ルピー/35ルピー)、博物館付のチケットの場合は外国人950ルピー/インド人80ルピー(クレジットカードまたはデビットカード決済で870ルピー/56ルピー)。15歳未満は入場無料
※2026年4月時点で、デリー内の世界遺産の中では、唯一、在住者が取得するFRRO(外国人登録)の提示で、インド人価格と同じ料金で入場可。ただし、外国人チケットは優遇されて先に入れることが多いですが、インド人と同じ料金のチケットの場合は、長蛇の列の際、優遇されない可能性が高いので、その点、ご注意ください)。
開館日時|6:00-20:00(月曜定休)博物館は9:00-17:00
以上、インドの首都デリーにあるラール・キラー(赤い城)について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。外から見る赤い城壁も見応えがありましたが、敷地内にもお買い物も楽しめるエリアや見所があり、百聞は一見に如かずだなと感じた世界遺産でした。敷地内も広く、夏は大変暑く、雨季は冠水、冬季は寒さが心配です。訪問の際は、気候に応じた服装と歩きやすい靴で行くことをお勧めします。それでは、皆様、フィールメレンゲ(またね)!