【パリ】子連れでのルーヴル美術館の楽しみ方、押さえておきたいポイント
2026.4.28
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パリから日帰りで地方も体験したい人におすすめなのがイル・ド・フランス地域圏内(パリ首都圏)にある町。その中でもフォンテーヌブローとバルビゾンは、お城と絵画に興味のある人にとって、おすすめのエリアです。今回は5月の初夏に、1歳半の子供と一緒にパリ市内でレンタカーを借りて、巡ってみました。
パリから約70キロほど南にあるフォンテーヌブロー。フォンテーヌブロー城を中心とした、パリのベッドタウンにもなっているエリアです。今回は1歳半の子連れということもあり、パリ市内中心部からレンタカーを借りて出かけました。
そもそもフォンテーヌブロー城は、元は王族が狩猟を楽しむための小さな館でした。その後、フランソワ1世からナポレオン3世まで、歴代のフランス君主が増改築。その結果、現在はルネッサンス様式を基調としながらも、時代ごとの建築様式が重なり合った美しい城となっています。庭園も素晴らしく、ヴェルサイユ宮殿の庭園を設計したことでも有名なル・ノートルによる花壇や、アンリ2世の王妃カトリーヌ・ド・メディシスのディアヌの庭園などがあります。
さて、子連れで実際にお城見学をしていきます。大人だけだと気になるところを次々と見て回れるのですが、子供と巡ると子供のペースに合わせる必要あり。訪れた日は日差しがとても強く、気温も30度を超える日でしたので、庭園はやめて建物内を中心に見学しました。
文物の展示、そして各部屋を順に巡っていく順路は、1歳半の子供を自由に歩かせるほど広くはないため(立入禁止の場所に入ってしまうといけないため)、手を繋いで歩きました。館内は、教師に引率された校外学習のグループが何組かいて、フロアによっては混雑していましたので、そのようなフロアでは抱き抱えました。
またフォンテーヌブロー城は広いため、館内全てを見学していくと、後半には子供が少し退屈になってきます。そのため見学にはメリハリ(一部を省いたり、親が抱き抱えてささっと動いたり)が必要です。ただ、内装はとても美しいため、全体的にはおすすめのお城ではあります。
私が訪れたような真夏日ではなく、ほどほどの天気であれば、子供にとって庭園も楽しいと思います。お城から徒歩すぐのところに公営の駐車場があります。その点は便利です。
■フォンテーヌブロー城(Chateau Fontainebleau)
住所:Place Charles de Gaulle 77300
URL:https://www.chateaudefontainebleau.fr/
フォンテーヌブローからバルビゾンまでは約10キロ。車であれば15分くらいの距離です。村はグラン・リュというメインストリートにバルビゾン派美術館とミレー美術館、そしてレストランやカフェが集まっています。
この日は午前にフォンテーヌブロー城。その後はバルビゾンに移動して村内でランチ。その後に村内観光という流れを組みました。
バルビゾンで有名なのは、ミレーやテオドール・ルソーらに代表されるバルビゾンで暮らし作品を描いたバルビゾン派の画家たちです。そのバルビゾン派は、のちに印象派が生まれる土台になったと言われています。バルビゾンも、大人だけであれば全て見て回れるのですが、今回は美術館2つ全ては見学せず、ミレー美術館のみに絞りました。
ミレー美術館は、ミレーのアトリエが元になっています。1849年、コレラの流行によりバルビゾンに避難し暮らし始めたミレーとその家族ですが、数週間の滞在のつもりが、結局生涯をバルビゾンで暮らすことになりました。美術館内は、広くない屋内に絵画や古めかしい生活用品などが至る所に飾られていますので、ここも子供と手を繋ぎながらの見学です。訪れた日は見学者は多くありませんでしたが、混雑した場合は子供を抱いての見学になるかもしれません。
ちなみに今回は、現地までの交通手段がレンタカーだったということもあり、家から子供の愛車である手押し三輪車を持っていきました(ベビーカーにはなかなか乗ってくれず普段もこの三輪車を愛用)。フォンテーヌブローでは利用するタイミングが無かったのですが、バルビゾン村内での移動は、ずっとこの三輪車でした。
■ミレー美術館(Musée Jean-François Millet)
住所:27 Grande rue 77630
URL:https://www.musee-millet.com/
今回フォンテーヌブロー城とバルビゾン村をレンタカーで訪れてみて、やはり幼い子供と行くには車が楽でした。
フォンテーヌブロー城は列車でも訪れたことがありますが、お城の最寄り駅であるフォンテーヌブロー・アヴォン駅からお城まで2.5キロ離れていますし、その距離を大人の足で歩くと約30分。またはバスに乗ることになります。バルビゾンについても、フォンテーヌブローからバスで約20分、またはタクシー利用になります。子供と一緒だと荷物が多くなりますし、そう考えると車はとても楽です。
しかも今回は、家の最寄りにあるレンタカーの営業所で借りました。私は普段、レンタカーを借りる際はパリ市内の渋滞と時間のロスを避けるため、パリ市内の端にある営業所まで地下鉄などで移動して借りることが多いです。しかし、今回は子供と一緒のため家から徒歩圏内の場所にしました。案の定、往復のパリ市内の運転時に渋滞に巻き込まれましたが、機動性という点ではやはり車は便利です。
もちろん、列車とバスを組み合わせてももちろん行けますので、予定や同行者の状況と照らし合わせながら最適なプランを組んでみてください。